YS-11、再び空へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150527-00050123-yom-soci

 日本機械学会により「機械遺産」にも指定している戦後初の国産旅客機YS-11が再び空を飛んだ。エアラインからはとうの昔に引退し、海上自衛隊、海上保安庁、国交省の機体も引退し、今では航空自衛隊が僅かに運用しているだけとなったYS-11。国土交通省が払下げた機体が民間企業で整備され羽田から高松まで飛んだとのニュース。

 差し当たり高松空港で保管されるようですが、機械の類は動態保存されてこそ価値があるものです。多額の経費が必要ともなりますが、是非とも末長く動態保存され航空ショーなどでその雄姿を披露してもらいたいものです。こういう事にお金を使えると云う事が、ある意味で真の文化国家と云う事が出来るのだと思います。民間企業に頼るのではなく、国の予算を当てるくらいの英断が欲しいものです。

注:初出時、「海上保安庁」が払下げ、と書いたのは誤りで、正しくは「国土交通省」です。お詫びと共にと訂正いたします。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )