唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
C社の一人勝ちとS社の急落、そして画素数競争一段落
一眼レフとレンズ交換式ミラーレス一眼カメラのお話ですが、こう云う場合には元ネタをご覧いただくのは手っ取り早いですね。
https://www.bcnretail.com/market/detail/20220515_279334.html
画素数競争の件は置くとして、まずはスクロールして下の方のグラフをご覧くださいな。CANONとSONY二強の争い、ぐっと離れた三位以下は混戦・苦戦かと思ったら、昨年(2021年)9月にC社を僅差で交わしてS社がトップになったかと思ったら10月以降は急降下。三位以下は低水準・団子状のままですのでS社が減った分は丸々C社へ。
実は三位以下も結構面白くて、今年4月にはOlympus(OMDS)がわずかにS社を上回り2位になっていますね。3月から4月への折れ線の傾斜が続くと仮定すればと云うお話ですが、5月はOlympusが単独二位をキープし、S社とNikonが三位争いガチンコ勝負となりますね。ひと月後に公開されるであろうデータが今から楽しみです。
さて、上の方のグラフですが、要するにデジタル一眼レフ普及元年の2004年(Nikon D70のレンズキットが20万円で発売になった)、600万程度であったイメージセンサーの画素数は1200à1600à1800à2400à3600と増加の一途をたどリ、昨今の上級機種(35mmフルフレーム)では4500万画素以上となってきておりましたが、ここにきてその上昇が止まったのではないかと云うBCNの分析です。
注1:APS-Cサイズのセンサー搭載機は2400万画素程度まで
注2:マイクロフォーサーズ規格の機種は1600-2000万画素程度
注3:超高画質だと騒がれている動画の8Kは7680×4320pixelで、約3300万画素(参考情報)。
ユーザーが、画質の良し悪しに画素数は関係なく、2400万画素もあれば必要かつ十分以上であること、同時に過剰な画素数(過大なデータ量)がHDD/SSDの空きを無駄に食い潰すだけであることにようやく気付いたと云うことでしょうか。
これは大変良い傾向だと思います。だってそうでしょう、作品の良し悪しを決めるのは使っているカメラやレンズ、ましてや画素数などではなくその内容、つまり撮影者の意図が作品に正しく反映されているかどうか、そしてその作品が見る者に作者の意図を語りかけてくるかどうかと云うことなのですから。
と云うわけで今日の一枚は、上の漫文とはなんの関係もなく今が盛りの松葉菊(まつばぎく。ハマミズナ科マツバギク科)。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月12日に撮影した写真を7点掲載しております。田植え間近となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/a0b4071594bee6230bcbed1cc9c2f3ad
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リンク先拝見いたしました。そういえばこのところ画素数アップの話題が見られなくなりましたね。ユーザーはとっくに気づきメーカーもようやく気が付いたというとところでしょうか?
私も一時ソニーの6000万超えのカメラ(α7RⅣ)を使っていましたがファイル容量ばかり多くて大して画質が良いとは感じられなかったので手放しました。
4Kモニターでも約830万画素数ですから1500万画素もあれば十分ではないでしょか?
おはようございます&コメントありがとうございます。
以前、D70(600万画素)で撮った写真をA3でプリントしたことがありますが、鑑賞するのに不都合を感じませんでした。そんな経験からすると、1200万画素、横位置で撮ったものを縦位置にトリミングする(邪道ではありますが)ようなことを考えても2400万画素あれば十分以上だと思います。
技術的にはさらなる高画素も可能だとは思いますが、これからは操作性や心地よいシャッター音(作ったものであっても)、ミラーレス機のバッテリー持ちの向上など気持ちち良く撮れる「性能Up」に期待したいですね。