空自のC-2をパリ航空ショーで初展示

 航空自衛隊は、国産輸送機であるC-2を6月17日に開幕するパリ航空ショー(パリ郊外ル・ブルジェ空港において隔年開催)に参加させることを発表した。前回も参加したP-1哨戒機も参加するとのことだが、2機は飛行展示を行わず地上展示のみのようだ。

 一方、国産初のジェット旅客機、MRJを開発中の三菱航空機も昨年のファンボロー航空ショーに続いてMRJの飛行試験機(3号機JA23MJ)を持ち込ことを発表。昨年同様飛行展示も行うものと思われる。

 2年前のパリ航空ショーではP-1が地上展示されたが今回はC-2、P-1、MRJと国産航空機が3機同時に展示され、遅まきながら航空機生産国として名乗りを上げる形となる。

 エアラインで使用されるMRJはもとより、政府はC-2とP-1を海外へ売り込む姿勢を明らかにしているが、今回の展示によりC-2とP-1に興味を持つ国が増えることを期待したいものである。いっそのこと、世界一等の救難飛行艇であるUS-2も展示して我が国の航空機産業を大々的にアピールすれば良いのにと思うのは郷秋<Gauche>だけか?


画像はWikipediaより。

 と云う訳で今日の一枚は、川崎重工業が製造する輸送機、C-2。最大積載量はC-130の1.5倍の30tを超えエアバスのA400Mと同等。巡行速度は890km/hと軍用輸送機としては世界最速。かつ最短離陸滑走距離は500mと云う優れもの。
 MRJを三菱スペースジェット(MSJ?)に改名する、その三菱がボンバルディアのリージョナル旅客機部門に食指を伸ばしているなど、触れてみたい話題がたくさんある昨今ですが、今日はC-2がメインと云うことなのでこの辺で失礼。

 blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori には、ただいまは6月13日に撮った写真を6点掲載いたしております。梅雨の晴れ間となった森の様子をどうぞご覧ください。
  
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