唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
カメラ三題
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一題目:2010年の1040万台(国内)から下がり続けていたデジタルカメラの販売台数が13年振りに増加に転じたとの報道。2023年度は12年度比7%増の120万台であったとのことだがコロナ禍収束の影響である可能性もあり、2024年の数字を見ないと復活! と単純に喜ぶことはできない。まぁ、ニコンの販売実績は大幅に改善され、某(マニアックな)量販店における23年の販売台数ではZ8とZfがワンツーであったとの報道もあり、喜ばしいことではある。
元ネタは https://www.gfk.com/ja/insights/mi20240418
二題目:タムロンとシグマが揃ってキヤノン「RFマウント」に参入。キヤノンが二社と同時にライセンス契約を結んだと云うことなのだろう。このところ低調なキヤノンだが、サードパーティー(社外品)大手2社から廉価なレンズを供給してもらうことでボディ本体の売り上げを伸ばそうと云う作戦なのだろう。ただしこれは自社の交換レンズのシェアを両社に奪われる可能性もはらんでいるわけで、キヤノンが復活できるかどうかはこれからの推移を見極める必要があるだろう。
三題目:OMDS(元OLYMPUS)がE-P7(2021年6月発売)とE-M10 Mark IV(2020年9月発売)の受注の一時停止を発表。いずれも発売から年数が経過した旧モデルだが「計画を大幅に上回るご注文をいただいており、お届けまでお時間をいただく状況が続いております」とのこと。そんなに売れているのでしょうか。売れなくなった芸能人の人気復活の切り札なのか突然、不倫や自殺未遂が報道されたりすることがありますが、その手かな?と云うのは穿ち過ぎでしょうか。
と云うわけで今日の一枚は、例によって記事本文とは何の関係もない蛍葛(ホタルカズラ。ムラサキ科ムラサキ属)。全国各地でレッドリスト入り、撮影した東京都南多摩地区でも絶滅危惧II類(VU)に指定されているようですが、撮影地周辺ではごくフツーに見ることができました。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月20日に撮影した写真を5点掲載しております。蘭春から晩春へと移ろう森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/30206d14a5af4f00f9329cbe812ad94f
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#カメラの話題 #デジタルカメラの販売台増加 #ニコン好調 #キヤノン不調 #サードパーティー #オリンパス # OMDS #蛍葛 #ホタルカズラ #ムラサキ科ムラサキ属
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カメラの話題、毎回楽しみにしております。
キヤノンもついにサードパーティーと手を組むようになったんですね。かつてはレンズのROMを非公開にして上手く動作させないことまでしていたのにこの転換はキヤノンも追い詰められていると私は感じます。もうキヤノンのカメラもレンズも全く持っていません(FDレンズのカメラは所有)からキヤノンが業績悪化しても構いませんが(苦笑)。
計画を大幅に上回る商法はもはやお馴染みですね。デジカメウオッチを見ているといつものようにこのフレーズが出てきますよ。そんなに受注があるなら業績は向上していると思いますがそんな様子も無いようですし。
話は変わりますが祝い事(卒業式や入学式等)で大きなカメラを使う人は激減していました。出席生徒数は200~300人程度いるのですが親御さんは大抵スマホによる記念撮影でした。今の15歳程度のお子さんの年齢は40代半ばぐらいだと思いますのやはり私のような還暦世代とは違うのでしょう。
こんにちは&コメントありがとうございます。
Nikkor Zには、どう見てもタムロンのOEMだろうと云うレンズもあります。サードパーティーも力をつけましたので自社製品、OEM、社外品の性能と価格のバランスを上手く取り自社、OEM先、顧客のWin-Win-Winの関係を構築できたメーカーが伸びていく時代でしょうね。
>大抵スマホによる記念撮影
そう云う時代でしょう。撮ったその場で画像データを交換したりジジババに送ったりと云う用途にはスマホがぴったりですからね。