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ブルーベリー

 我が家の玄関先にブルーベリーの木が二本あります。一番多い時には5本ほど植えてあったのですがなかなか根付かず現在残っているのは2本。その内の一本は生きてはいるけれど実を付けず、実がなるのは一本だけです。そのうちにまた何本か植えてみたいと思います。5本くらいが実を付けてくれればジャムにもなりそうですね。

 ご覧の通り、同じ木でも熟す時期がまちまちですので、熟したものから摘んでいくことになります。何十本も木があれば毎日それなりの収穫になるのでしょうが、たった一本では、前を通るたびに二、三粒採って口に入れるのがせいぜいです。


【以下、郷秋<Gauche>が最近書いたNikon一眼レフに関する記事】
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第一回・Nikomat(2018/06/21)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第二回・FMシリーズ編(2018/06/23)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第三回・FEシリーズ編(2018/06/27)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第四回・FA)(2018/07/01)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第五回・小さなニコンたち編)(2018/07/08)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第六回・FM3A編)(2018/07/13)

 「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは7月11日に撮影した写真を7点掲載いたしております。猛暑が続く森の様子をご覧いただければ幸いです。

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オクラ

 我が家の小さな菜園でオクラの収穫がはじまりました。
 今となっては、日本でも大昔から食べられていたかのようなオクラですが、一般家庭で食べられるようになったのは実はここ2、30年のことなのだそうです。思い出してみれば確かに学生時代より前に食べた記憶がない。名前がオクラって日本語っぽいのですが、実は英語でokra。アオイ目アオイ科トロロアオイ属オクラ。アフリカ北東部、エチオピアあたりが原産だと云われています。


 野菜の花の中では最も美しいものの一つですね。同じ仲間のハイビスカスや芙蓉の花とよく似ています。草丈が30センチ程ですので花も小さいのですが、大きくなると見栄えも良く切り花にしたいほどです。




 食べるものは10センチくらいの時に摘んだものです。放っておくと20センチ以上にもなりますが、そうなると筋が硬くてとても食べられたものではありません。キュウリ同様、私たちはごく若い実を食べている訳です。

【以下、郷秋<Gauche>が最近書いたNikon一眼レフに関する記事】
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第一回・Nikomat(2018/06/21)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第二回・FMシリーズ編(2018/06/23)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第三回・FEシリーズ編(2018/06/27)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第四回・FA)(2018/07/01)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第五回・小さなニコンたち編)(2018/07/08)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第六回・FM3A編)(2018/07/13)

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茗荷

 少しでも涼しいうちにと思い朝から庭仕事。蚊が多いので長ズボンに蚊取り線香。雑草取った後で畑の冠水と茗荷の収穫。初収穫は三日前に10個ほどでしたが、今日はこの量。暑さが続くようですのであっという間に大量収穫で終わってしまいそうです。既に花が咲いているものもありました。


 花のUp。奇妙な花を咲かせます。でもなかなか綺麗な花です。花が咲くと風味が落ちると云われておりますが、売り物にはならなくても自家消費する分には全く問題ありません。


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【以下、郷秋<Gauche>が最近書いたNikon一眼レフに関する記事】
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第一回・Nikomat(2018/06/21)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第二回・FMシリーズ編(2018/06/23)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第三回・FEシリーズ編(2018/06/27)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第四回・FA)(2018/07/01)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第五回・小さなニコンたち編)(2018/07/08)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第六回・FM3A編)(2018/07/13)

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Nikon一眼レフ中級機の系譜(第六回・FM3A編)

 1959年のNikon F登場によって始まる一眼レフの時代は1980年に登場したF3によって一つの頂点に達するが、それはMF(マニュアル・フォーカス)一眼レフの終焉の始まりでもあった。1988年にはF3の後継機としてたるフラグシップモデルにAF(オート・フォーカス)機構を導入したF4が登場するが、技術的にはいささか未熟でもありMFレンズで使用されることも多いなど、プロの使用に耐え得るAF一眼レフは1996年のF5の登場まで待つことになる。

 F4、F5登場後もプロと一部の愛好家に根強く支持されたF3だったが、さすがに時代はAFへと大きく動いており、2000年に至りついにF3が引退する。ここでMF一眼レフの歴史がついに閉じられたかに思えたのだが・・・。

 2001年、ニコンから全く新しいMF一眼レフが登場する。系譜的にFM2の流れをくむNikon FM3Aである(ボディに刻印されたネームやカタログ等では「A」の文字は「FM3」の文字より小さく表記されるなど、FM2の後継機であることが主張されている)。Aの文字が示すようにFE2と同様の絞り優先AEが搭載されているが低速側には電子式、高速側には機械式のハイブリッドシャッター機構を持つ全く新しいMF一眼レフであった。


 1999年にはD1が登場し、時代はデジタルへと大きくシフトし始める中、一眼レフの雄として、持てる技術の全てを投入したモデルを世に残したいとの想いからなのか、MF一眼レフFM3Aを世に送り出したニコンの心意気を私は大いに評価する。MF一眼レフの最高傑作の座はF3に譲るとしても、MF一眼レフの技術的完成形がFM3Aであることは間違いのない事実でありカメラに歴史にその名を刻む一台であるが、わずか6年でその製造・販売が終了する。フィルムのAF一眼レフ機も完成の域に達しデジタルへと全面移行する転換期であったのだ。

 いままたフィルムで、しかもMFで写真を撮ってみようと云う若い方が、特に女性に増えているのだと云う。そんな用途には最も新しくかつ最も優れたMF一眼レフであるFM3Aは最適なカメラである。販売期間が短かったために中古市場における流通量はFM2と比べると多くはないが、手荒く使われたものは少なく全体に程度の良いものが多いようである。DSLR初級機と同程度の価格で入手可能であるし、同じく中古のMFニッコールレンズはそれこそ在庫豊富なのでますますお勧めのNikon FM3Aである。
注:MFニッコールレンズは2018年7月13日現在、広角20mmから105mmマイクロレンズまで全8本がカタログモデルとして販売されている。

 と云う訳で今日の一枚は、我が家に棲み着いている二台のFM3A。シルバーに装着されているレンズは、FM3Aと同時に新たに設計されたパンケーキタイプの45mm F2.8P。勿論MFだが CPUが内蔵されマウント部に電子接点を持つ新世代のレンズ故に最新のDSLRでも露出計が連動する優れもので、中古でも結構な値札が付けられているいまだに人気のレンズ。ブラックにはCarl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF。電池を抜いてネックストラップ無で保管されているボディが多い中でこの二台は電池は無論、ストラップ、アイカップも装着し、常時臨戦態勢でスタンバイしている。(本シリーズ終了)

注:本稿は2017年5月13日掲載文に加筆・修正したものです。

【以下、郷秋<Gauche>が最近書いたNikon一眼レフに関する記事】
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第一回・Nikomat編(2018/06/21)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第二回・FMシリーズ編(2018/06/23)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第三回・FEシリーズ編(2018/06/27)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第四回・FA)(2018/07/01)
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セオリー

 セオリー。日本語だと、ちょっとニュアンスが異なるのかも知れませんが定石、あるいは慣行、慣例でしょうか。「こう云う場合にはこうする」と云う基本パターンですね。このようにさえしておけば無難である、外すことがない、大きな批判を受けることがない。つまり安全パイ。

 もちろん写真の場合にもそれはあります。適正露出、被写界深度、色温度などよりももっと基本的なピント合わせと構図に関わる部分です。花のクローズアップ写真を撮る時に、花のどこにピントを合わせるのが良いのか、どのアングルで撮れば良いのかと云うお話です。

 いや、どこだっていいんです。どんなアングルでも。自分が一番見て欲しいと思う場所、その花の一番美しいところにピントを合わ、思うようなアングルで撮れば良いのですが、それで万人が美しいと、良いと思う写真になるとは限らないのが難しいところです。

 花のクローズアップ写真を撮る時のセオリー、定石の一つは、蕊(しべ)にピントを合わせるべし。そして花が向いている方に空間を与えるべし、があります。この二つを守れば、90点は取れないにしても最低でも68点くらいは取れると思います。ギリギリ合格です。その定石に従って撮ったこんな写真はどうでしょうね。


 一体全体なんの花なのか、百合の専門家以外にはきっとわからないことでしょうね。「郡司さんの採点では」(五十代後半より上の方にはお判りいただけるでしょうか)58点。落第です。

【以下、郷秋<Gauche>が最近書いたNikon一眼レフに関する記事】
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第一回・Nikomat(2018/06/21)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第二回・FMシリーズ編(2018/06/23)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第三回・FEシリーズ編(2018/06/27)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第四回・FA)(2018/07/01)
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カサブランカ

 一昨年の秋に球根を購入して植えたカサブランカが今年も純白の見事な姿を見せてくれました。カサブランカは日本の山百合を元にオランダで作出されたと云われています。


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Nikon 1シリーズ消滅

http://www.nikon-image.com/products/index.html
製品カテゴリから「レンズ交換式アドバンストカメラ」つまり1シリーズが消えています。そして、
http://www.nikon-image.com/products/acil/discontinue_lineup/
旧製品のページに「レンズ交換式アドバンストカメラ」つまり1シリーズの(多分)すべてのモデルが掲載されています。

 と云うことは、1シリーズはすべて廃版と考えて良いと云うことです。いや、一時休止でしばらく間をおいて再スタートと云うことも可能性としては無くもないのですが、経営環境が厳しい現状を考えると、やはり廃版。1シリーズは終わりにして、既存のDSLRとまもなく登場するフルフレーム・ノンレフレックス(ミラーレス)機に経営資源を集中させようと云うことなのでしょう。

 第二、第三の柱に育てようとしていたAPS-Cセンサーを搭載したCOOLPIXと1インチセンサーを搭載した1シリーズが共に失敗となると、外堀が埋められ残るは本丸だけと云う様相ですが、伝統のSLR、DSLRをベースに新技術を大胆に投入した新しいフルフレーム・ノンレフレックス機で一気に巻き返しが図れるか、ここがニコンの正念場となりそうですね。


 と云う訳で、例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は我が家の庭の隅っこで咲き誇るオニユリ。

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Nikon一眼レフ中級機の系譜(第一回・Nikomat(2018/06/21)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第二回・FMシリーズ編(2018/06/23)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第三回・FEシリーズ編(2018/06/27)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第四回・FA)(2018/07/01)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第五回・小さなニコンたち編)(2018/07/08)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第六回・FM3A編)(2018/07/13)

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お勉強してみました

 少しだけ(4時間)ですが、お勉強してみました。修了試験に無事合格し、東京消防庁消防総監様から認定証をいただきました。救命処置が必要な方がおられましたらご連絡ください。お手伝いさせていただきます(^^)

 
【以下、郷秋<Gauche>が最近書いたNikon一眼レフに関する記事】
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第一回・Nikomat(2018/06/21)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第二回・FMシリーズ編(2018/06/23)
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Nikon一眼レフ中級機の系譜(第五回・小さなニコンたち編)(2018/07/08)
Nikon一眼レフ中級機の系譜(第六回・FM3A編)(2018/07/13)

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Nikon一眼レフ中級機の系譜(第五回・小さなニコンたち編)

 Nikon一眼レフ中級機はF一桁機に比し概ね小型軽量であるが、それでもニコマートシリーズやFM・FEシリーズ各機は全金属性でもあり、かつ「写真を撮るのは主に男」の時代であったことからそれなりの大きさと重さを有していた。

 「写真を撮るのは主に男」の時代も終わが近づいてきた1970年代後半に至り、女性にも扱い易い小型軽量かつ操作が簡単なカメラのニーズの高まり(と商機)を察知したニコンは小さなニコンの開発を始める。そうして完成しNikon F3と時を同じくし1980年3月に発売されたのが「リトル・ニコン」Nikon EMである(海外では1979年3月発売)。


左からFG+MD-14+シリーズE100mm F2.8、EM+MD-E+シリーズE50mm F1.8(輸出専用で国内では販売されなかった)、FG-20+シリーズE36-72mm F3.5。

 EMは軽量化のために初めてエンジニアリングプラスチックをボディに使用し、ニコン一眼レフカメラの中ではもっとも小型軽量なボディとなった。小型化と同時に操作の簡略化を重視し、撮影モードは絞り優先AEのみ(電池消耗時用として1/90秒の機械式シャッターはある)と割り切っている。軽量なEMに合せて鏡胴にエンジニアリングプラスチックを用いたレンズ、「シリーズE」(機能的にはAi-S相当)も同時に発表された。ボディのみ40,000円。

 外装デザインが、F3と同時にジョルジェット・ジウジアーロに依頼されたことから、EMとの親和性の高い専用モータードライブMD-E、小刻み動作可能な巻き上げレバーの中央に配置されたシャッターボタンなどニコンF3との近似性が感じられるが、愛らしく親しみやすいEMのデザインの方が、むしろF3よりも秀逸だと思うのは私だけではあるまい。発売当初のF3同様ブラックボディのみでシルバーのモデルは存在しない。

 ニコンのマーケティング戦略は成功したようだが、簡素化し過ぎで一部ユーザーからは不満の声もあったようで、絞り優先AEに加えてプログラムオートとマニュアル露出を可能としたNikon FGが1982年に登場する。いかにも愛らしかったEMから単なる「小さな一眼レフ」的スタイルとなったのは残念であったが、F3で好評であったグリップ(脱着可能)が付き操作性は向上した。モータードライブは軽量小型なMD-Eの他に、より本格的なMD-14がFGに合せて登場している。同61,000円(ブラックは4,000円高)。

 FGは小さなボディにプログラムオート搭載した意欲作ではあったが、そのためにEMの40,000円から61,000円へと価格が50%以上アップしてしまう。そこでニコンはEMとFGの中間仕様、つまり絞り優先AEとマニュアル露出が可能なNikon FG-20(同48,000円(ブラックは3,000円高)を1984年に発売する。しかし、その2年後の1986年には本格的なオートフォーカス(AF)機であるNikon F-501が登場し、時代はAFへと大きく動きマニュアルフォーカス(MF)は終焉へと向かうことになる。

注:今日ご覧いただきましたEM、FG、FG-20は中級機と云うよりは入門機ですが、F一桁機以外のMF Nikonの中で忘れてはいけないモデルでることからあえてご紹介いたしました。

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世界遺産

 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産として登録されることになりました。江戸時代のキリスト教弾圧のなかで信仰を守り続けた希少な宗教文化が評価されてのことと報じられております。

 日本政府は2015年にキリスト教伝来から禁教期、信仰の復活までに関する14の資産で構成する「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」としてユネスコに推薦書を提出しておりましたが、ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)から「日本の特徴である禁教期に焦点を当てるべきだ」と指摘され、いったん推薦を取り下げ、2017年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として推薦書を提出して今回の登録決定に至ったものです。

 信仰の拠り所としての教会(堂)=物から、信仰の歴史・文化を対象とした推薦・登録に変わりましたが、江戸時代を中心とする弾圧の中でのキリスト教信仰の歴史と文化を理解することは、多神教文化の中で生活している多くの日本人にとっては実に難しいものではないかと思うのです。それでも、これまで「隠れキリシタン」と一括りにされていたものが、実は「隠れキリシタン」と「潜伏キリシタン」の二つに明確な違いがあることが知られることとなっただけでもその意義は大きいようには思います。


 というわけで今日の一枚は、故三沢博昭氏撮影の「大いなる遺産 長崎の教会」(智書房発行、星雲社発売2000年)の表紙カバー。

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カローラ・スポーツ?

 今度のカローラは、なぜか「カローラ・スポーツ」。どこがどの程度スポーツなのかは良くわからないけれど、なかなか良さげに見える。でもね、僕にとってのカローラは、クルマなんてサンダル替わりだから走りさえすればよいと思っているオヤジのためのクルマだから、そんなカローラの後ろに「スポーツ」を付けてみたってカローラであることに変わりはない

 歴代カローラの中で唯一、いまだに絶大な人気を誇るAE86だって、AE86、単に86あるいはレビンと呼ばれており、だれも「カローラ86」とは云わない。カローラの最大の問題はその名が「カローラ」であること。でも、そんな風に思うのはオヤジだけなんだろうね。今の若者は僕のような偏見は(きっと)持っていないから、サブネームが「スポーツ」のカッコいいクルマだと映るんだろうな。

 しかしだ、カローラはしぶといね。日産のサニーも、マツダのファミリアも三菱のランサーもミラージュも、とっくに消滅しているのにカローラだけは現役だ。おっと、もう一台、ホンダ・シビックが残っていたね。初代とは随分とコンセプトが変わったけれど「シビック」の名はカローラのように古びてはいない。不思議だね。


画像は http://www.webcg.net/articles/-/38877 より

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次々に開花


 一昨日に、オニユリの今年最初の一輪をご覧いただきましたが、昨日は5、6輪、そして今日は7、8輪ほど咲いておりました。ここ以外の二箇所でも咲き始めましたので、しばらくの間我が家はオレンジ色に包まれることになりそうです。

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ニコンのフルフレーム・ノンレフレックス機がまもなく登場

 Nikon Rumorを信じるならば、ニコンのフルフレーム・ノンレフレックス(ミラーレス)機は公式発表は、7月末(7月23日前後)とそのひと月後の二回に分けて発表されるようだ。二回に分けてと云うことは二機種登場すると云うこと。24〜25MPの中級機と45もしくは48MPの上級機だ。詳しくはこちらをご覧いただくとして触りをちょっとだけ。

・ソニーのα7に似たボディサイズだがより人間工学的に優れたグリップを
  備えている。
・5軸の手振れ補正機構をボディに内蔵。
・45MPモデルは24-70mmのレンズキットで4,000USドル。
・25MPモデルはレンズキット(レンズのスペックは不明)で3,000 USドル。

 それにしても、予想よりかなり早い登場です。D610とD750(最近の実売価格は底値。「レフ有り」が良いという方にとっては買い時です!)の後継機がなかなか出なかったのはこう云う事情があったのですね。私?私は買いませんよ。軽薄短小なところを重厚長大なD850でカバーしないとなりませんから(^^;


 と云う訳で今日の一枚は、Nikon Rumorに掲載されていたNikonのノンレフレックスっぽい画像。お気づきの通りO社の某機ベースのPhotoshopedですので、本物はまったく違う形で登場します。

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小笠原へは日本エアコミューターで飛ぶ?

 東京都の小池知事が小笠原諸島・父島の空港建設について、環境に配慮し滑走路を1000メートル以下とする計画を検討することを明らかにした。

 1000m以下ですか。ボンバルディアのQ400は重量制限しても1200m、最大重量で飛ぼうとすると1500m必要です。1000m以下の滑走路で1000kmの飛行が可能なのは、多分ATR 42-600Sのみ(ただし現在開発中)。そして日本でATRを運行しているのはJAL系列の日本エアコミューター(と地域航空)だけ。ANAウイングスとボンバルディアは、滑走路を1000m以下とした時点で排除されてしまうことになるね。

 父島にあった旧日本海軍の洲崎飛行場の滑走路は約500m。小さな半島の付け根辺りにありますが(私は1976年の秋にその北端あたりを歩いたことがある)、両端は海まで少し間がありますので800mであれば海の埋め立てはごく小規模にとどめることが出来るかも知れません。ただし、進入灯は海の中に作ることになるでしょうね。そんなに環境問題を重視するならUS-2の旅客機型を就航させた方がいいんじゃないかと思ったりもするけれど、海が荒れると着水できないからやはり飛行場作った方が良いのかな。

注:父島紀行は2011年7月と2018年1月に書いております。スクロールして右側にある検索窓から「小笠原」をキーワードに検索してご覧ください。


 例によって記事本文とは何の関係もないオニユリ。6月24日にまだ青い蕾をご覧いただいたオニユリが咲き始めました。

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一変しつつある?

 通勤の車中で聴いていたFMで、ナビゲーターが「一変しつつある」と、「世の中の仕組みが変わりつつある中で・・・」と云うような文脈の中で云っていたが、「一変しつつある」はないと郷秋<Gauche>は思う。

 「一変」はそれまでの内容や性質、仕組みや状態が大きく変わることと共に、その変化が急激である意味を含んでいるのだと思う。つまり、「その性質や状態が急激に変わる」ことだ。ごく短い間の変化、時には一瞬の間の変化だから、時間をかけて変化、変革する場合のような「しつつある」は相応しくない。

 一変する時、一変した時、そのような時代であることを云いたいのであれば「一変しようとする今」とか「一変した今」と云うべきだろうな。「しつつある」では変化が緩慢であるように思え、説得力に欠ける結果になる。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、バジルの幼葉。ネズミの額のような狭い庭故に、他に種を蒔く場所もないのでオクラに足元に種を蒔いてみた。今年初めて夏場に種を蒔いたルッコラは、成長は早いけれど片っ端から虫に食べられ、虫が食べ残したわずかな葉っぱを摘んで人が食べる有様。果たしてバジルは如何に。

 「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは6月26日に撮影した写真を6点掲載いたしております。梅雨明けかと思うほどの猛暑となった森の様子をご覧いただければ幸いです。

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