唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
この夏の課題図書(その2)
私のこの夏の課題図書である「アメリカ強制収容所」については19日に書きました。そしてその関連で、立教大学で行われていた「アメリカにおける日系人強制収容所と日系二世 -『小平尚道資料』が語るもの」展を見てきたことについては21日に触れました。「アメリカ強制収容所」については、筆者である小平先生が直接見知った方であり、その資料を立教大学に寄贈された奥様が大学時代の合唱団の先輩でありまた直接お目にかかったこともある方であることなどから時間をかけて読み進めたいと思っている所ですが、これとは別に気楽に読めるエンターテイメント的な新書をこの夏のもう一冊の課題図書として同時に読んでいるところです。
「悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト –パガニーニ伝」(浦久俊彦著 新潮新書 2018年7月20日)
「腰巻き」を信ずれば、本邦初のパガニーニの伝記なのだそうです。著者の筆致が 私のの波長と良く同期し実にスラスラと、まるで漫画を読んでいるかの様に入ってきます(私は漫画は読みませんが)。
パガニーニと云えば、歴史上最も優れた伝説のヴァイオリン弾きであることは知っておりましたが、本書を読んで初めて同時代の作曲家達との時代的関係を認識する事が出来たことは大きな収穫でした。ヴァイオリンとは同じ仲間であるチェロを弾く者として、おおい楽しめるこの夏の課題図書(その2)でありました。
「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは7月23日に撮影した写真を6点掲載いたしております。猛暑が続く森の様子をご覧いただければ幸いです。
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