弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

アル・ゴアの離婚

2010年06月05日 | 日記
ゴア夫婦はおしどりで知られていましたから
離婚を前提とした別居の発表は驚きで迎えられたようです。
クリントン夫婦はいつ離婚があってもおかしくないのに・・・
というわけです。

離婚理由は「GROW APART」ということです。
ゴア氏が政界を引退してから、人生の共通の目標がなくなった
ということでしょう。

これは想像ですが、
妻の方に人生の目標がなくなったということではないでしょうか。
ゴア氏は環境問題や実業で大忙しで
一人で世界中を飛び回っています。
政治の政界ではいつも夫婦一緒だっただけに
寂しくなったのではないでしょうか。

いわゆる熟年離婚ですが、
人生が長くなるだけに、これからはこのような離婚が増えても
おかしくないと思います。
特に、ゴア夫妻の場合、金銭的に極めて恵まれていますから、
離婚を妨げるものは何もないわけです。

クリントンもゴアも同世代の人ですが、
生き方という点で
ゴアの方が時代の最先端をいっているように思います。

長い人生をどのように生きるか、いろいろと考えさせられます。

今後の政局

2010年06月03日 | 日記
昨日のトップニュースは鳩山首相の辞任と
小沢幹事長の辞任です。
小沢幹事長辞任は鳩山首相が最後の意地を見せたところでしょう。

今の日本の政治の不幸なところは
誰が総理になっても、ならし運転がないということでしょう。

私は今の日本で政治主導は危険と考えています。
ただ有名人というだけで、候補者になり
当選をする。
しかし、政治というのはそういうものではない。
国民の命、生活を預かる人です。
そういう資質や能力、気概があるかどうかについて
今の政治家で試されている人は皆無と言っていいほどです。

ちょっと極端かもしれませんが、
私は桜井良子さんの考えに賛成です。
彼女に国を託するのもいいかもなどと最近考えることが
あります。

いずれにしても、政治家でない人から選ぶという選択肢も
あっていいかもしれません。

いつまでも顔の挿げ替えをしていたのでは
戦後汲々と働き、富を蓄えてきた戦後世代の苦労が
すべて水の泡になってしまいます。

明治維新の時代のような人材はいないのでしょうか。