弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

ケイト・ミドルトンのトップレス写真騒動について思うこと

2012年09月27日 | 海外事情

画像検索すると、もう少し多くの写真を見ることができました。
そのうえでの感想です。

イギリスでは印刷物としては発行されていません。自主規制の結果です。
ですが、700万人の大人(5人に1人の割合)がネットをとおして
ケイトの写真を見たということです。
多くの人が、やはり問題だと感じたということです。

日差し、太陽については、西欧は日本とは違っています。
日本人は太陽光は避けるものですが、
イギリス人を含め、ヨーロッパでは、日光は必要なものです。
日本人にとっては、ビキニは海水浴に使うものですが、
あちらでは日光浴をするためのもののようです。

昔、イギリスに住んでいた時、お隣の若い奥さんは、
夏になると、毎日、ビキニ姿で芝刈り機を転がしていました。
ふたりの子持ちではゆっくりと日光浴だけを楽しむ時間はない、それならば、
芝刈りをしながら日光浴をしようというわけでしょう。
裏庭ですから道路からは見えませんが、隣の我が家の二階からは
丸見えです。
日本人の感覚からすると恥ずかしい感じがするのですが、
あちらでは、普通のことのようでした。

さて、ケイトの写真でですが、個人的な感想です。
勿論、こういう写真はお断りですが、それはそれとして、
トップレスについては、裁判沙汰にするほどでもないかなと感じました。
もともとケイトのビキニ姿やトップをとった写真は(真正面からではありませんが)
見慣れていますから。
ケイトがビキニのパンツの中に手を突っ込んでお尻に触っている写真については
いかがなものかなという感じはしました。
しかし、ウイリアムがケイトの背中にクリームを塗っている写真となると
ケイトのpostureのせいもあって、
品位を損なうものという感じは否めません。
将来、キング・クイーンになる人だとなると、おそらく、イギリス国民は
あまり見たくないと思うのではと感じました。
ここまでくると、やはり、行き過ぎではないかと感じました。
いずれにしても屋外のプールでの出来事となると、やはり、
ケイトは不注意過ぎだったと言わざるを得ません。

実際にはもっとintimateな写真が撮られたことは事実のようですから
王室が法的措置を取ったのは当然だとわかりました。

こういう関係はプライバシーの権利の核になる部分です。
不注意だったことを考慮しても、red line をoverしたのかなというのが
個人的な感想の結論です。

ただ、この事件をきっかけに「ケイトとウイリアム」を見る目は少し変わった
かもしれないとは思うのですが・・・
あるいはあまり変わらないのかも?
その国に住んでいると、公にはされないものでも、何となく
公知の事実みたいなことはあるはずだからです。

英王室ウオッチャーの私には、特筆すべき事件ではありました。

 


尖閣諸島について

2012年09月26日 | 政治、経済、社会問題

台湾による抗議の様子です。
と同時に尖閣をめぐる世界の政治情勢の分析もあります。

英語であり、少々長いですが、事実関係の整理に役立ちそうです。
ALJAZEERA のニュースサイトから借用してきました。

国が買い取った経緯などについてはすっきりしないとことがありますが、
いずれにしても国有化したわけですから、
国益を損なうことのないよう政府には対応してほしいです。


感動したアウン・サン・スー・チー氏の言葉から

2012年09月23日 | 日記

私は最近、後ろ向きの暗い感情に捕らわれています。

今、アウン・サン・スー・チー氏はアメリカ訪問中ですが、
ニューヨークの対話集会での発言です。

Dissidents can’t be dissidents forever; we are dissidents because we don’t want to be dissidents,” she said in response to a question from a Queens College student about participating in Myanmar’s government after so many years as its most prominent opponent. “I don’t believe in professional dissidents,” she continued. “I think it’s just a phase, like adolescence.”

言われてみれば尤もですが、彼女は既にミャンマーの指導者として
民主化近代化を目指しているということなんですね。

yomiuri online によると

中国の対ミャンマー経済関係について、「(ミャンマー)国民は『利潤追求だけが目的』と感じている」と批判したうえで、「私はこれを変革したい」と述べ、両国の人的交流に取り組む考えを示した。

ということです。

ただ単に批判に留まらず、同時の改革の道を示しています。

合計約15年間の自宅軟禁に耐えることができたのは、強い意思と
オプチミスチックなものの考え方、信念によるものらしいと感じました。

振り返って、自分自身は?
強くなりたい・・・・・・
 

 


ケイト・ミドルトンのトップレス写真騒動、禁止命令出る

2012年09月19日 | 海外事情

禁止命令がでました。

フランスのプライバシー法は厳しいということです。
専門家の間では「open and shut case 」といわれていましたが、
そのとおりですね。

それはそれとして本家イギリスでは、ダブルスタンダードだという
意見もあるようです。
イギリスではゴシップ紙を含め自主規制をしています。

今年はエリザベス女王のダイヤモンド・ジュビリーの年でした。
いろいろな行事を通して、イギリスは君主制の国であることが
見えてきたように感じました。

今回のことを通して、そもそもウィリアム王子とはどういう人なのか
など、いろいろを空想を巡らしています。
チャールズが不評だからと言ってウィリアム王子に期待にする、
でもそのウィリアム王子はというと・・・
でも、そもそも、こういうことは個人の問題ではなく、
社会の仕組み、制度そのものですから、
誰でもいいのかもしれません。

改めて人間社会の現実について考えさせられました。

 


ケイト・ミドルトンのトップレス写真騒動

2012年09月17日 | 海外事情

イギリスは勿論、震源地のフランス、続いてイタリア、アイルランドと
騒ぎはますます大きくなっています。

プリンス・ハリーのラスベガスでの全裸の写真騒動に続いてですが、
今回は裁判にまで発展するようです。

今回公表の写真はトップレスですが、実際はもっとひどい写真があるようです。
多分そういうこともあって裁判に持ち込むことにしたのでしょう。

いろいろ報道がある中で、一番常識的で最もだと思われる記事を見つけました。

ここをどうぞ。いわゆるゴシップやさんではありません。

そもそも王子との付き合いのきっかけを考えれば、特に驚くことではないような
気もしますが、どこまで公表しても許されるかは別問題です。

いつまで騒動が続くのか、ちょっと気になります。