弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

地震の揺れ方を観測する

2021年03月21日 | 自然災害

2月13日に続いて、3月20日宮城県沖を震源とする地震があった。

地震の揺れ方を観察するわけではないが、観察してどうなるというわけでもないが、
本能的に地震の大小を測ることになる。
震源によって揺れ方が違うのだろうか?
ふと疑問を感じた。

昨日の揺れは、ボートが大波に揺れた感じだった。
右から左にゆっくりと大きく揺れた。
つぎの波がくるかなと身構えようとしたところで、ゆっくりと左から右に揺り戻しが、いや
その自然な動きから揺り戻しというよりは、大波が収まったのだと思う。ただ、それだけだった。
だって波の最もシンプルな表現ってこんな感じかな。
 
ボートの下の静かな水面を一つの大波が通り過ぎっていったという感じだった。

ふと思った。
今はAIの時代である。あらゆる情報が自動でデジタル化して記録される時代である。
地震は地下のプレート動きによっておこる。
プレートは極めて広範囲に及ぶ。複雑であるに違いない。
震源地付近だけでなく、相当程度離れた場所の揺れ方(震度だけでなく)を含め定点観測する
ことで、地下のプレートの動きをより正確に知ることができるのではないかなどと
空想した。

私たちは小さなことは見逃してしまう。
小さなことが重要だということは経験で知っている。
自動でなんでも記録する機器は、本当に何でも記録してしまう。
記録した物をみると、小さなもの、些細なものでも回数が多くなれば目につく、気づく。
あるいは、その前後を含めてパターンのようなものが見えれば、そこに意味を見つけることができる。

地震は発生を予防も防止もすることはできない。
起こってしまうとこれまたなすすべはない。
ただ、通り過ぎるのを待つだけである。
地震予知が実効性がある程度に可能などうかはわからないが、
それでも知識はあった方がいいに決まっている。

地震の、思いもしない揺れ方に感動して、久しぶりの日記を記した。

 

 


写真で見るタイの洪水の状況

2011年10月30日 | 自然災害

バンコクでは王宮や国内線専用の飛行場も冠水したということです。

腰までつかるほどの深いところもあるようです。

また、米軍に援助を求めたというニュースもあります。

これはBBCのHPからとってきましたが、縮尺ものっているので
いかに広範囲に被害が及んでいるか、イメージがわくと思います。

その他の写真はCNNが一番わかりやすいです。

ここをクリックしてください。

モンスーンの雨が原因であり、モンスーン自体は毎年のことなのですが
雨量や満ち潮の影響などのその他の要因がからむとで
被害がここまで大きくなることがあるというわけです。
ハリケーン・アイリーンの猛威もみました。

なすすべもなく、ただ押し寄せる自ら逃げるだけ。

自然の脅威の前には人間の力がいかに脆いか
改めて考えさせられました。


タイ洪水

2011年10月29日 | 自然災害

タイの洪水被害、ますますひどくなっています。
29日が最大に危機ということです。

見ていると、福島原発事故を思い出します。
対応、対策が後手後手にまわり、被害を大きくしているようです。

長期にわたる政治不在があり、その後、首相になったのは、
経験のないインラック首相です。
なんだか経験のない民主党政権の日本と似ています。

堤防の高さが2・5メートル、予測水位のピークは2・65メートル、
水が溢れる可能性が大きいことはいうまでもありませんが、
長期にわたる洪水被害の影響で堤防の地盤が緩み、
決壊する可能性もありわけです。
最悪の場合も考えておくべきと思います。

トルコで地震があったように、いつ大災害が起こるかわかりません。
ユーロの危機、超円高とコントロールが極めて困難な事態の発生も
いつ起こるかわかりません。

したがって、首相はもとより、政治家は、有名だから、素人感覚で、
というような安易な態度で選ぶべきではありません。

結局、多くは人災なんだと思います。
そして、それは被害を受けた国だけの問題ではありません。
日系企業の受けた被害は極めて甚大です。

政治は関係ないなど無責任ではなく、
自らの問題として国のあり方について、真剣に考えるべきでは
ないでしょうか。


帰宅困難者対策

2011年09月24日 | 自然災害

東京都が帰宅困難者対策として、交通機関が回復するまで
職場に従業員をとどめることができるよう、非常食等の備蓄を
促す条例案を作る方針を決めたということですが、
問題はもっと違ったところにあります。

交通機関の状況がまったくわからないところに混乱があります。
今のシステムでは、駅までいってみなければ、わかりません。
駅にいかなくても運行状況や再開の見込みなどがリアルタイム
でわかれば、職場で待つとか、どこかで時間調整をするかなど
判断できます。

地震の場合は、突発的ですから、準備は難しいですが、
今回の15号台風の場合などは、時間的な余裕があるので
準備ができますし、また台風が通過するまでの間ですから、
リアルタイムで情報を提供することは可能なはずです。

スマートフォンなどの情報端末でみるとか、コンビニなどでみれるとか
何か方法があるはずです。
まずは、交通機関の方から改善策を考えるべきだと思います。
駅の担当者が何もしていないとは言いませんが、
台風だからしょうがないよね、と端からやる気がないように感じました。


台風による帰宅困難?

2011年09月22日 | 自然災害

台風15号が東京を通過ししたようです。

丁度、帰宅の時間でした。
私も急いで帰るべきラッシュしました。
幸い?地下鉄の飛び乗り、良かったと安堵したのですが、
次の駅でストップです。
地上で25メートル以上の風が吹いたので、安全確認の
ためということでした。
地上の風と何の関係?などと考えていると、また25メートル
以上の風、今度は10分ほど、そのうち15分ほどと長くなる
ばかりです。
車内は身動きがとれないほど混んでいます。

息苦しくなって、外に。
銀座線が動いているというので、歩いてそちらへ・・
ところが、駅に着いた途端に銀座線がストップ。

もうどうでもいいやというわけで、近くで時間を潰すことにしました。

同じような人と、もちろん全く知らない人ですが、もちろん女性です。
相席をして、飲みながら、おしゃべりをして時間つぶしです。

結局3時間かかりました。普段であれば20分かせいぜい30分の
ところです。

2時間以上も車内で立ったまま運転再開を待っていたという人が
ほとんどでした。
ほんとうに我慢強いですね。

ただ、慎重はいいとしても、どこまで?という感じはしました。