弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

中国のにせ天然ラテックス枕はスチレン混合のにせもの?

2012年05月15日 | 海外旅行

とうとう分かりかけてきました。

私同様に異臭で気分が悪くなられたということでした。

測定器でお調べになったようです。

情報によると、天然ゴムとSBR(合成ゴム)との混合で、SBRが相当量
を占めていたということです。
混合割合についての情報は有りませんでした。

そこで、「SBR」について調べましたが、Wiki によると、

「スチレン・ブタジエンゴム (styrene-butadiene rubber)のことで、代表的な
合成ゴムであり、スチレンと1,3ブタジエンとの共重合体」ということです。
要は、現在自動車用タイヤ材として最もよく使用されているものだということです。

さらに「スチレン」について調べてみました。

「エチルベンゼンを鉄触媒等で脱水素してスチレンが製造される」ということです。
別名スチレンモノマーともいうようです。

そこでさらに調べるとEPS建材関連用語集に辿りつきました。
それによると

「無色または黄色で特徴的な臭気があり、常温では油状の液体。
ポリスチレン樹脂、合成ゴム、合成樹脂塗料、FRPなどの原料。
高濃度の場合は目や鼻への刺激、眠気、脱力感、めまいを引き起こす
ことがある。」
とありました。

また、スチレンは、悪臭防止法による「特定悪臭物質(番号17)」に
指定されていることもわかりました。臭いの特徴はプラスチックとありました。

ということは、私が臭いを悪臭と感じ、気分が悪くなり、異常に気付いたことは
もっともだったということになります。
情報を下さったかたは臭気とめまいを感じたということですが、やはり、もっとも
だったわけです。
私は健康への影響をおそれましたが、やはり、スチレンは
「高濃度の場合は目や鼻への刺激、眠気、脱力感、めまいを
引き起こす
ことがある。」
というのですから、本能を信じてよかったと思います。
寝具としては、危険極まりないということです。

ということは、単に「にせもの」というだけでなく、健康に対する被害の可能性も
あることになります。

情報のとおりだとすると、あまりにも悪質です。

私自身の法律家としての証拠の評価方法やその判断が正しかったことが証明
されたのは嬉しいのですが、ここまでとは驚きです。

私は現物はありませんので、測定のしようもありませんが、
お持ちの方は、確認された方がいいかもしれませんね。
情報をお寄せくださったかたは、この3月上旬に購入されたということです。
私は昨年の7月です。


中国にせラテックス枕、マットレスについての情報提供のお願い

2012年04月20日 | 海外旅行

中国で購入したラテックス枕、天然ゴムとの宣伝、また保証書もそうなっていますが、
実際はそうではないようです。

被害にあわれた皆様には、それでは、実際に何が使われているのか、
有害物質ではないかなど、疑心暗鬼で大変な不安を持たれているようです。

分析・測定について どのようなところにお願いすればいいのか、
              どのような測定をするのか、
              何がわかるのか
              費用はなどについて

もし、情報をお持ちでしたら、ご提供いただければ幸いです。
もし、コメントとしていただける場合は
そのまま公開させていただきたいと思います。

相変わらず、中国、ラテックス、枕などをキーワードに、当ブログをご訪問くださって
いる方が多いようです。

 


中国ニセラテックス枕について(第6回目)

2012年03月31日 | 海外旅行

さて中国のラテックス枕がにせもの(天然ゴムでない)として
それでは実際には何を使っているかです。

もし、それが健康に影響があるものだとすると、大変です。
現に私は気分が悪くなったのですから・・

私は残念ながら、返金を受けた段階で廃棄処分しましたので、現物が
手元になく、検査できません。
もしできる方はしていただいたらどうでしょうか?

実は、もうひとつあります。
私は甘栗のむき栗が大好物です。
バスの中でお土産の申し込みがあったので、買ってみました。
また、私は、一度に一袋全部を食べてしまう癖があります。
帰国後、一袋を一度に全部食べて、ものすごい下痢になりました。
医者嫌いなので医者にはいきませんでしたが、たぶん1か月ほどは正露丸
を手放せませんでした。
ということで、あとは全部捨ててしまいました(正確には一袋だけはチャンスがあれば
調べようと思ってとってありますが・・)。
また体にいいというお茶も買いましたが、怖くてそのままになっています。
たぶん、捨てることになるはずです。
加工の段階で何らかの薬品が使われたのではないかと疑っています。

現地の添乗員さんが、自分にもどれが本物でどれがニセモノかわからないと
つぶやいていたのが忘れられません。

 

今日も一日雑用で過ぎてしまいました。
頭の切り替え、気分の切り替えがどうも苦手なようです。
 


中国のにせ天然ラテックス枕(第4回目)

2012年03月21日 | 海外旅行

大変な騒ぎになっているようです。

昨日(19日)いただいたコメントで、質問をいただきました。
開封時の状況を詳しく知りたいというものです。

私の言い分は唯一つなのです。
圧縮パックされているものをアンパックしたその瞬間の異臭です。
開封した途端、うわー、これって石油製品だー、という一瞬の判断です。
ガソリンや灯油が充満したところに押し込まれた感じでした。
めまいや不快感がありました。
ということで、すぐさま、袋の中に閉じ込めてしまいましたので、
何も観察していません。

したがって、カード会社に電話で相談した時も
「石油製品特有の強烈な臭い」だったが、本当に天然ゴムだろうかという
疑問を投げかけただけです。
担当者は海外の買い物なので、確認に時間がかかるが了解してほしい
ということでしたが、その日のうちに回答がありました。
「天然ゴムではない、と言っている。
天然ゴムだ言われた証拠はありますか」と担当者。
私が、保証書があり、天然ゴムということ10年保証が明記されていると
返答すると、それでは、用紙を送るので、手続きするようにというものでした。

私の異議申立の理由は「帰国後アンパックしたところ、石油製品特有の強烈な
臭いがし、気分が悪くなるような悪臭で」偽物と分かったというものです。
(なお、偽物と判明したと書いたのは、この時点では、カード会社の担当者の
連絡で分かっていたからです。)

ということで、商品そのものについては、それ以上のチェックはしていません。

コメントを下さった方によると
「ゴム特有のにおいはかなりします。また、気泡の後がものすごいことから
不審に思い、一部を切り取り燃焼実験をしたところ、黒煙がでる、
粘り気が残るなど一応天然ゴム燃焼の特徴はでました。」ということで
私の持ち帰ったものと同じかというご質問でしたが、
上記のとおり、臭いに圧倒されたので、それ以上は観察していないのです。

多くの皆さんが、騙されたのではないかと心配されていらっしゃるのが
わかるにつれ、天然ゴムかどうか客観的に検証するしかないとの思いが
あります。

旅行中の買い物は、旅の思い出とワンセットになっていますから、
旅の思い出そのものも汚され、二重、三重に嫌で辛く、大変なショックです。

天然ゴムかどうか検証する方法、公的機関など、知っている方は情報を
お寄せ下さい。


中国のにせ天然ラテックスマットレス・枕(再々)

2012年03月02日 | 海外旅行

この記事は、3月5日訂正したものです。

3月1日、「北京帰り」さんからコメントをいただきそれについて
意見を書きましたが、訂正とご丁寧なご意見をいただきました。
コメントは公開させていただきました。

保証書は入っていたということでした。

天然ゴムかそうでないか、調べる方法はあると思うのです。
本当は、それが一番いいと思いますが?

平成23年9月6日のブログのコメント欄をご覧ください。

なお、11月22日のブログもお読みください
実は11月22日のブログは、平成24年2月17日に書き換えました。
というのは、その日のコメントみていただくとわかりますが、
北京のお店からコメントが届いたからです。
ということで、すっきりと、正規の手続きをとって返金をしてもらった事実
を追加しました。

そのあと、たぶん10回くらい同じ内容のコメントが届きました。
同じなので公開はしていません。

実は、私が返金を求めた理由は保証書には天然ゴムとあるのに
実物は天然ゴムではない、虚偽表示だ、というものだったのです。

ご報告をさせていただきますね。

なお、中国旅行中の偽もの体験?を帰国直後に書いています。
今回のラテックスのことを最初に書いたブログでもあります(平成23年7月28日)。
見てください。