弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

京大入試問題、試験中に質問サイトへ投稿 受験生か(日経)

2011年02月28日 | 日記

本当に驚きです。

試験の最中に携帯電話から質問を投稿するという発想、
そして、その回答があっという間の寄せられる
ということを知り、ここまで、ソーシャルネットワーク化が進んでいたことを確認しました。

試験場で携帯電話を使っていることが分からなかったのでしょうか、
など、いろいろ疑問が生じます。

大学が業務妨害罪で被害届を提出したということですが、
社会の進歩によって、予想もできなかったタイプの犯罪が起こる、
一事例です。

真相を究明してほしいですね。


菅総理の「びっくり」発言にびっくり

2011年02月27日 | 政治、経済、社会問題

土曜日のつぶやきは、わかりにくかったので、追加説明です。

菅総理がマニフェストのこども手当の額が2万6000円であることを知って
びっくりした、という発言には、

国民のみんながびっくりしたはずです。

それを受けて岡田幹事長が、もうそろそろ、マニフェストには「誰がみてもできないような
」ことは書くのをやめようと、民主党の地方の会合で話しかけたところ、
それじゃ、選挙が戦えない、と騒然となったということです。

つまり、彼らは、要は選挙に勝てればいいだけで、マニフェストはそのための道具である、
ポスターを美しく飾るように、マニフェストも美辞麗句を並べるもの、
つまりは、実現できない、実現するつもりもない、夢、である、
ということなのでしょう。

つまり、マニフェストは国民をだまし、自分が当選するための道具というわけです。

仕事をするためではないということは、報酬目当でしかないので、
税金泥棒です。
もともと税金泥棒が目的ですから、税金をどのように使うべきかなど関心ないのです。
そこで、マラマキ になるのは当然です。

こういう輩(言葉が悪くなってごめんなさい)が政治をするのですから、

世界の目からみれば、財政破綻している日本の国債は、価値がありません。
ということで、国債の格付けが下がったというわけです。

世界中の人が知っているのに、肝心の日本人はだまされているのです。

あるいはだまされていることはみんな知っているのです。
現実を見るのが怖いので、見ないようにしているだけなのでしょう。

最近のアラブの国民の怒りの爆発を見るにつけ、
日本の現状に、ただひたすら失望するだけです。

日本の若者よ、たちあがれ!
日本の高齢者よ、たちあがれ!

 


ツィター考

2011年02月26日 | 日記

昨日からツイターを使い始めました。

パソコンからとアイフォーンから投稿できるようにしました。
始めてみて、ツイターは、本当につぶやきなんだと実感です。

今のところ、意味のあるつぶやきができているとは思いませんが、
それでも、
「春だと思った」とつぶやくと、新聞では「春一番が吹いた」と報道されているし、
「コートを脱いで出かけた」とつぶやくと、新聞では「コートを手にして歩く女性」の
写真(私ではない、念のため)が紹介されている、
という具合でした。

一見、一人の意味のないつぶやきのように見えて、実際は、そうではない。
もともと社会というのは、個人で構成されているわけですから
個人のつぶやきが意味がないわけがない。
ただ、ツイターのすごいところは、瞬時にそれが多くの人に伝わるということです。
まとまった文章を書くのは、億劫ですが、
つぶやくのは本当に簡単ですから。

中東の民主化で、ツイターなどのソーシャルメディアが大きな役割を果たしていること
が、春一番のつぶやきの体験から実感できたところです。

ただ、ツイターをはじめてわかったことは、日本のマスコミは遅れていることです。
記事を読んでいてつぶやこうと思っても、ツイターやフェイスブックのボタンがないことが
多いです。
また、記事を印刷したりメールで送ろうとしてもそのボタンもありません。
(もちろん、そういう読み応えのある記事ってほとんどありませんが)
海外のメディアでは、これらのボタンは標準装備です。

日本の政治がダメなのは、みんなの声を聞く、という民主主義の根本の根本の
姿勢がないからではないだろうか、あらためて感じました。