マイクル コナリーのリンカーン弁護士シリーズは現時点で6作発表されています。
The Lincoln Lawyer (2005)
The Brass Verdict (2008)
The Reversal (2010)
The Fifth Witness (2011)
The Gods of Guilt (2013)
The Crossing (2015)
5作目まで読みました。5作目は読み終わったところです。
一番読みやすかったように思います。もちろん5作目で慣れてきたということも
あるかもしれませんが。
複数の事件が複雑に絡んでメインの事件が見えずらくなる感じがしていましたが、
5作目はすっきりしているように思います。
5作目にもなると主人公のミッキー・ハラーの人間関係等の背景事情等について
共通認識ができており、事件そのものにより多くのページを割けるということも
あると思います。
安心して読めるのは、メインの事件の被告人が本当に殺人を犯していないということです。
裁判で無罪になったということは、必ずしも無実ということではないからです。
これまでの事件はこのケースでした。
同様に無実にも関わらず、有罪になることもあります。
これは絶対にあってはならないことですが、現実の世界では大いにあり得ることです。
意図的に仕組まれたときには、無実の人を無罪にするという当たり前のことが
実際は不可能に近いのです。
今回もハラー弁護士は命を賭した弁護活動をします。
弁護士も含めて多くの人に読んでほしいです。
(翻訳はまだのようですが)
ローラがiPadを使っています。
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アマゾンでペーパーバックのつもりで購入しましたが、文庫本との中間のサイズで
文字が小さくて読みにくかったです。
マイクル・コナリーのウエッブ・サイトではそれぞれの作品について、著者本人が
その背景や読み方ガイドなどを説明しています。
ちょっと覗いてみてもおもしろいかも・・