弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

ニューヨーク州はトランプとヒラリーの勝利です

2016年04月20日 | 日記

共和党はトランプ氏、民主党はヒラリーが勝利です。ここをどうぞ。

トランプは予想通りの圧勝。
若いクルーズに期待したいと思っていましたが、政策がよくわかりませんし、
ニューヨークでこの結果では、難しそうです。

民主党はサンダース氏、残念でした。よく頑張りましたが、かなりの差
でヒラリーの勝利です。
サンダース、どうするのでしょうか。クルーニーではありませんが、
最後まで戦い抜いてほしいですね。
(なお、ジョージ・クルーニーの発言はここをどうぞ。偽善ですよね。)

結局、トランプ対ヒラリーとなるのでしょうか。

プーチンの次のコメントが思い出されます。

  

どのような政治体制であれ、実質的には変わらないということでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・

ニューヨークはお祭り騒ぎのようです。

トランプの勝利を祝して?エンパイアステートビルが真っ赤にライトアップ

 

ヒラリーについても青にライトアップがあったようですが・・・

 

やっぱりトランプですね・・・

 


米民主党のサンダース、ローマ法王と面会 今後の選挙に弾み!

2016年04月18日 | 日記

ニューヨーク州の予備選の最中にバチカンを訪れることについては
いろいろ意見があったようです。
特に、法王に会えない可能性が強かったからです。
ですが、面会できたようです。ここをどうぞ。

当然ですが、用意周到な根回しがあったようです。
ここをどうぞ。
ニューヨークタイムズのこの記事が私の見た中では一番詳しく具体性があるようです。

政治的でないとはいいますが、勿論、政治的であることは言うまでもありません。
法王はレスボスからの帰途の飛行機の中で記者たちに応えています。
礼儀だと。ビデオをどうぞ。ここです。
政治的なんて言う人は頭がおかしいんじゃない(look for a psychiatrist)とのお答えですが。
選挙運動真っ最中の人に特に用もなく会うわけですから、これほど政治的なことは
ありません。だからこそ、出発前の5分間なのです。

面会後のサンダースのインタビューの様子です。ここをどうぞ。
このビデオでは今回のバチカン訪問についてのまとめもしています。
勿論、政治的な話は何もないのですが、要は法王がサンダースと面会するということ
それ自体が政治的だということです。
おそらく、昨年のサンダースであれば、いくらサンダースが法王を崇拝してるから
といって面会することはないと思います。
サンダースがヒラリーと互角に近い戦いをしているからと思います。

 

サンダースにとっては、いわゆるエスタブリッシュメントの認知が欲しいところです。
ヒラリーの知名度、社会的地位(ファーストレディー)、現職大統領の支援などから
アメリカ国内はもとより国外でも政治的エスタブリッシュメントの支援はほぼ不可能です。
フランシスコ法王は極めて政治的な人ですし、権力も権威もありますし、人気もあります。
影響力も絶大です。政治家ではありませんが、政治的な影響力もです。
キューバとアメリカとの国交回復の実現は法王の仲介があったからだと、オバマも明かして
います。
もし、法王が面会してくれれば、面会に値する人ということになり、法王の認知を受けた
ことになります。これでglobal recognition を受けたことになり、世間、選挙民の評価も
質的に変わります。

フランシスコ法王は大胆ですよね。
レスボス島からシリアの難民12人を連れて戻ったのですから。ここをどうぞ。

サンダースとの面会は公表することに意味があるので、
キューバのように秘密にしておくことは出来なのです。
法王のような怖いものなしで、力のある人だからこその行動です。
オバマもその他、政治的な介入などと非難したりする人はありません。

サンダース、ニューヨークに帰って選挙活動再開しました。

どうでしょう?

大統領選、面白くなってきました。

 


4月15日(金)のつぶやき

2016年04月16日 | 日記

Bernie Sanders and Pope Francis: unlikely allies in the fight for equality | US news | The Guardianミッションなんだ! theguardian.com/us-news/2016/a…


Putin: Obama is a 'decent,' 'very responsible' man via @POLITICO for iOS面白いですね! politi.co/1qVLiw7 pic.twitter.com/3dTnVOuBH1


It Wouldn't Be A Debate Without Men Criticizing Clinton's Voice huff.to/1YwAyOX


It Wouldn't Be A Debate Without Men Criticizing Clinton's Voice話しの内容と違和感だと思う。 huff.to/1YwAyOX



米・民主党の討論会を見た、ヒラリーは大統領の器?

2016年04月15日 | 日記

ニューヨークの予備選を間近に控えてのCNN討論会をみた。

ヒラリーの口から15回以上オバマの名前が出てきた。
これはオバマの政策を実行してきたという趣旨である。
自分の政策を聞かれているのにですよ。
うち、一度は、特にリビアに対する武力干渉についてであるが、
これは最近オバマが失敗を認めたものである。
それについてどう思うかという事だったと思う。
例によってわけのわからない言い訳だったが、イエス Or ノーをと
問い詰められ、オバマが決めたことだと責任逃れだった。
オバマが大統領として決定したことは分かっているのだから、それを前提として
大統領候補としての考えを聞かれたわけであるが、結局、彼女には
何もないのだろう。答えはなかった。

またビル・クリントンも出てきた。一度は自分ではなくビルの決定だという
弁解、もう一度はファーストレディーとしていうものだった。

サンダースは何をするか、すべてについて明確だった。
クリントンは何をするのか、すべてについてあやふやだった。
彼女の話は、要は現状に至るまでの説明があり、それを出来る限り進める
というだけであった。すべての論点について・・
何が問題か説明できないし、したがって何に向かってということも説明できない。

彼女は与えられた仕事はきちんとできるというが、今までトップの仕事は
したことがない。超トップの大統領は、誰かから仕事を与えられるのではない。
大統領選挙にでるのはやりたいこと、使命があるからである。
自分の使命を選挙民に訴え、選んでもらうのである。
ヒラリーにはその使命がないのである。

ファーストレディーは大統領である夫の補佐である。
上院議員は立法府の一員にしかすぎない。
国務長官は一執行機関の長にしかすぎない。だからリビアの政策について
オバマが決めたことを実行したに過ぎないというだけである。
彼女は与えられた仕事を一生懸命したというようだが。
一生懸命だったかどうかも実際はわからないのであるが・・
というのはイーメール問題も、公式のものを使うのは面倒だからという
理由だからである。彼女はファーストレディーとして、常に
ダブルスタンダードの恩恵を受けていたので、普通の人には当然でも、
彼女は面倒くさかったのである。
NATO、イスラエルも化石燃料のことも最低賃金のこともヘルスケアーのことも
すべて、言うのは簡単だけれど解決するのは難しいと言って逃げていた。
自分は仕事ができると売り込みながら、他方では解決するのは難しいと言って
具体的な解決策を示すことをしない、できないというのは、結局やる気がない
また能力もないことを認めているのではないか?

実際ヒラリーは"I'm not a natural politician."と認めている。
彼女は、この表現で、美辞麗句を並べることと勘違いしているようである。
しかし、人が共感するのは話し方が旨いと言うだけではない、サンダースはそれほど
うまいというわけではない。しかし、自分の信念を述べているので説得的なのである。
共感を呼ぶのである。
彼女には選挙民に語りたいことがないということである。
これって決定的ですよね。

要は大統領になりたいというだけである。たぶん、ビルが、あるいはチェルシーが、
あるいはフーマがやってくれると安易に考えているのではないだろうか。

能面のような顔のことが多かったが、最初は、戦術的に敢て無視しているという
ジェスチャーかと思っていたが、本当は、理解できていないからではないかとの
疑問を持った。
サンダースもそう思っているようだった(確実)。どうやら司会者も気づいている
ようだった(と思う)。
質問の仕方によって答え方も異なってくるものです。
彼女の場合は、テーマが同じだとどのような聞き方をされても答えの仕方は同じ。
サンダースも司会者も、論点が違うと何度も指摘していましたが・・・
共和党のルビオがオウム返しのように同じ答えを何度もして一気に人気を落とし
ましたが・・
彼女は特別扱いですから、ルビオのように大ぴらに侮辱されることはない。
(そういえば、ヒラリーは地下鉄に乗って選挙運動をしましたが。狙いは
下々の生活もわかっているというパフォーマンス。これって本当は違法のようですが、
ヒラリーなのでお咎めなしとのこと)

まとめも、サンダースは具体的だった。一つ一つ課題をあげ・・CAN・・
を繰り返していた。迫力があった。
(サンダースになってもトランプになっても同盟国には厳しくなりそうです。
サンダースも軍備費を社会保障に回すつもりであり、NATO同盟国に応分の
財政的貢献を求めるつもりのようです。)
ヒラリーは一緒にやってきた、これからも一緒にしようというものだった。
(9・11のことなどヒラリーの功績などといえないし、要は一緒に苦労してきた
という類の話のようであった)

ヒラリーは党が全面的にバックアップしている。この力って物凄いですよね。
さてどうなることやら・・・