弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

ふくろう家族の彫刻

2011年12月10日 | 絵画、芸術

たまたま九段下の方にお仕事です。

幹のところから何やら覗いています。
見ると彫刻です。
急いで写真を撮りました。

  

良い感じですよね。
石堤良一氏作の「ふくろう家族」と名札がありました。
上の方は葉が生い茂っていたので、どうなっているのか気になったことと
「家族」とあるのに、2羽というのはちょっとおかしいな、と感じました。

ブログの載せるにあたって制作者の石堤良一氏はどのような作品を
作っているのか気になり、インターネットで検索しました。

何と、5羽のふくろうだったらしいのです。
ここをクリックしてください。 なんということでしょう。
この写真は5月撮影ということですが、
残念ながら、この上は完全に葉っぱに覆われて見えませんでした。
あ~~、あ~~、ため息が出てしまいます・・・

次に通る時は必ず真相を突き止めなきゃ!!!
宿題が一つ増えてしまいました。

いつからあるのか、ここは数回通りがかったことがあるのですが、
気がついたのは今回が初めてでした。
そういえばいつも急いでいたな~。

人間というのは見ているようで見ていないということなんですね。


フェルメール「ワイングラスを持つ娘」(二人の紳士と女)

2011年08月31日 | 絵画、芸術

日経の絵画に関する「○○十選」は興味深いです。

8月30日の記事です。

 

この記事を読んで、やはり学者さんは洞察力がするどいなと感心しました。
ネットで調べると、隅の男については、経緯がはっきりしないようですね。
ただ、私も同一人物だが時間が違うだけだという考えには説得力があると
思いました。

ただ、そういう視点で見て、後ろの男は、中央の出来事の後だというのはどうでしょうか。
むしろ、女性の出現を待っているのではないかと、私には思えます。
多分、長時間待っているのだと思います。
だから、疲れているのです。それでも待っている姿だと思うのです。
もう限界かなというときに女性が現れてきたのです。
さっそく、女性にワインをすすめているところです。
この記事に触発された私の解釈です。

女性はといえば、ちょっと戸惑ってはいますが、私には喜びが感じられます。
絵には、いろいろと約束事があったようですが、赤のドレスというのは
やはり、喜びとか積極的な感情だと思うのですが(私の独りよがりな解釈です)。

一つの絵を見てもいろいろな見方があるのですね。
だからこそ奥がふかいのでしょうか。
それぞれが感じればいいのだと思います。

なお、題も「ワイングラスを持つ娘」と「二人の紳士と女」と二通りあるようですが、
私のような見方をすると「ワイングラスを持つ娘」になるかなと思います。

もう少し大きなサイズをインターネットからとってきました。
皆さんは、どのようにご覧になりますか。