気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く5 その9 「海鮮丼と戦車キットです!!」

2014年05月02日 | 大洗巡礼記

 「イラストラリー」を完了したので、あとは自由時間になりました。「まいわい市場に」再び入って土産物などを見ているうちに、冷蔵コーナー内に陳列されている海鮮丼が目に留まりました。ラベルや付属の缶バッジから「栗崎屋」の商品であると分かり、いっぺんに興味をそそられました。
 実は、私は海鮮丼が大好物です。模型サークルでも「星野の三大好物は、蕎麦と海鮮丼とパスタだ」と覚えられているほどで、拙ブログでも時々昼御飯の海鮮丼の写真を載せているぐらい、よく食べに行きます。ところが、大洗ではこれまで海鮮丼をいただいたことが無かったので、よし「栗崎屋」に行って海鮮丼を食べよう、という気になりました。すぐに自転車に飛び乗って、再び大貫地区へ舞い戻り、「栗崎屋」に行きました。


 このお店ではガルパンファン向けの特別メニューとして海鮮丼を提供しているようです。Ⅳ号戦車をかたどった寿司が人気を呼んでいましたが、それには目もくれずに、ひたすら海鮮丼の見本写真を食い入るように見つめる私でありました。


 店内に進んで座敷席に案内され、粋なお兄さんに「おすすめは何ですか」と尋ねると、「きょうは日替わりの方でサービスしてますんで」とメニューの一番上の「ランチ 海鮮丼」を指して「これがすぐに出来ますので」と答えてきました。「ではそれを」と注文すると、1分もたたないうちにサッと運ばれてきました。これでもう、このお店が気に入ってしまいました。


 これが栗崎屋の基幹メニューの中軸をなす「海鮮丼」です。いいぞ、いいぞ、美味しそうだ、と一気にテンションが上がりまして、すぐに箸をつけようとしたのですが、写真を撮っておかねば、と危うく気付きました。お兄さんに許可をもらって撮影させていただきました。


 新鮮なネタにあっさりめのまろやかなタレ、これが大洗の海鮮丼か、と感動しつつ食べました。どんな味かは表現し難いので、気になった皆さんはぜひ訪れて食べてみて下さい、としか言いようがありません。

 食後にお兄さんといろいろ雑談を楽しみ、海鮮丼が大好きだと言うと、「それなら水戸市にうちの支店が二つありますんで、そちらでもどうぞ」と言われました。水戸市に友人がおり、彼が貴店の支店を知っているので三日後に彼とそこへ行く予定なのだが、そこでも海鮮丼がありますか、と話すと「もちろんございます。うちの支店はこの二ヶ所なんですが(と言いつつ支店の名刺二枚をくれました)、両方ともそれぞれに海鮮丼をお出ししております」と笑顔で応えてくれました。
 実は両方とも行く予定です、と言うと、驚いた表情になり、「ちょっと待って下さいよ」と言って奥へ引っ込み、まもなく一個の缶バッジを持ってきて下さいました。支店のひとつ「すし一番」のオリジナル缶バッジでした。記念に、ということで下さいました。思いがけないサプライズでした。これでますますこのお店が気に入ってしまいました。
 よし、絶対に「栗崎屋」の支店二ヶ所の海鮮丼を食べてやるぞ、水戸藩28万4千石の保証つきだ、と固く決心しました。


 海鮮丼を美味しくいただいた満足感と充実感で良い気分になり、商店街を走り過ぎるのも勿体無い気がしてきたので、自転車を押してゆっくり歩きながら色んなお店の店先を見てゆくことにしました。洋品店の「ヨシモト」には稲富ひびきが居ました。


 パン屋の「ブリアン」にはナカジマの姿が見えました。このキャラクターはレーサーの中嶋悟氏が元ネタなのですが、私自身はナカジマと聞くと中島知久平の名前を連想してしまいます。旧日本軍の軍用機がけっこう好きなので、中島飛行機(現富士重工)の創設者である中島知久平の名前は、基本知識の一つです。


 「魚忠」の店先には近藤妙子が居ますが、いつも水しぶきがかかってパネルの状態が劣化しているため、足が消えかかっています。設置場所を移動した方が良いのではないでしょうか。


 蕎麦屋の「常陸屋」です。この日は休業日のようでしたが、新三郎のパネルは店先に設置してありました。


 旅館の「福本楼」です。五十鈴百合のパネルを置いているにもかかわらず、ガルパン応援宿泊プランの実施はなされていないようです。最近、宮下の「シーサイドホテル」や曲がり松の「さかなや隠居」がようやくガルパン応援宿泊プランの実施に踏み切ったようですので、その流れでこちらのお店でも取り入れてくれるといいですね。


 玩具店の「タグチ」です。私は必ずこのお店のショーウインドーを見ることにしています。見ないと、なんだか落ち着かないのです。


 おお、ここにもM3中戦車リーが展示してあるではないですか。しかも全国大会仕様・・・・と思ったのですが、良く見たら大洗校章もウサギさんマークもありませんでした。タミヤのキットを素組みして指定の色を塗装して仕上げたもののようです。改めて見ると、えらく印象が違うなあ、と思いましたが、それだけガルパン仕様への制作というものが、キット本来の指定や手順や完成形とは全く別のところへ向かっていくのだな、と改めて気付きました。


 こちらはⅣ号戦車D型ですが、実際のドイツ軍の姿に仕上げられています。そういえば、最近にネツトの動画サイトで「ホワイトタイガー ナチス極秘戦車 宿命の砲火」という最近のロシア映画を観たのですが、破壊されたⅣ号戦車が幾つも登場していて、動き回っている沢山のT34と共に臨場感を盛り上げていました。ポルシェティーガーもどきのドイツ戦車の不気味な活躍も印象に残りましたが、実際にロシアには可動状態のT34が幾つもあるらしいですね。ソ連戦車部隊の突撃シーンなどは迫力があって見応えがありました。


 こちらはアヒルさんチームの佐々木あけびの1/35スケールフィギュアです。劇中ではそれほど存在感も大きくなかったキャラクターが、なんで早々とフィギュア化されるのか、どうもよく分かりません。むしろ、キャプテン磯辺典子の方を立体化するのが先なんじゃないか、とさえ思ってしまいます。


 「タグチ」の向かいには、永町商店街の駐車場があります。去年の12月にはここで五十鈴華誕生日記念イベントがありました。あれからもう四ヶ月が過ぎていますが、ついこの間の出来事のように思い出してしまいます。 (続く)

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