現在話題のガルパンゲームと言えば、プレイステーションVITAの「戦車道、極めます ! 」ですね。以前にも紹介記事を書きましたが、その後に発売日が変更になって、周知のごとく6月26日になっています。もうすぐですね。それで、この6月中旬に遊びに行った大洗でも、デモ版の動画や宣伝ポスターが至るところに貼られていました。街中にて出会ったガルパンファンの多くがこのゲームを心待ちにしているようでした。絶対に買う、もう予約した、早くゲームをやりたい、といった感じでした。
私自身は、年をくっているので動態視力も落ちていて、プレイステーションVITAのような小さな画面でのスピーディーなゲーム展開に果たしてついていけるかどうか、自信がありません。ゲームをするならば、パソコンの大きな画面で、じっくりと考えつつゆっくりと楽しむほうです。
だから、今までにやったことのあるゲームで一番好きだったのが、システムソフトの「大戦略」シリーズでした。今でも時折やって楽しんでおります。
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これは「現代大戦略」の2004年度版の画面です。シリーズの中では割合に古いソフトですが、最近の製品もあんまり変わらない気がするので、2009年度版を持っているにもかかわらず、こちらの2004年度版を楽しむことが多いです。こういうタイプのゲームが私には合っているのかもしれません。
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それで、こういう大戦略シリーズみたいな感じのガルパンゲームがあったらいいな、と思っていたのですが、この5月にそういうタイプのゲームがリリースされたことをアニメファンの友人に教えられまして、早速購入してプレイしてみました。
マップは大洗町の地図で、大戦略シリーズと同じヘックス表示です。地形効果もあり、ユニットはおなじみのキャラクター達と戦車です。ゲームのルールやシステムは非常に簡単で、人によっては「つまらない」と感じるかもしれませんが、ガルパンファンならば楽しめると思います。私はすっかりハマってしまいました。楽しめるゲームに、久々に出会った気がします。
上図では大洗女子学園チームが5輌で参戦し、カメさんチームの38t戦車がフラッグ車を務めました。劇中と違って戦車のスペックが割合に史実に沿っているので、例えばアヒルさんチームの八九式中戦車甲型はまったく足が遅い、撃っても相手にダメージをなかなか与えられない、被弾すると大きく耐久ポイントが落ちる、といった具合です。フラッグ戦ならばなんとか方法がありますが、殲滅戦となった場合はよく考えて作戦を練らないと、ただでさえ戦車の数で劣る大洗女子学園チームは苦しくなります。
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このゲームでも、戦車やキャラクター達の画面が頻繁に登場し、それぞれのキャラクターが色々としゃべってくれます。上図は冷泉麻子のシーンですが、口数が少ない点は劇中と同じです。敵の攻撃を受けた際に砲弾を回避してくれる確率も高いので、やっぱり冷泉麻子だなあ、と安心して任せられます。
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このゲームで私が「これは楽しい」と感じた特色の一つが、劇中では登場しなかったマジノ女学院や知波単学園などのチームも登場して対戦が出来るという点です。これは他のゲームでも取り入れられるでしょうが、このゲームでは最初の練習試合の相手がマジノ女学院になるので、いきなり未知のチームと試合に入るわけです。
しかも、園みどり子率いるカモさんチームが、マジノ女学院側に属して参戦してくるのが笑えます。その理由については、角谷杏生徒会長がさらっと言及していました。上図でも、マジノ女学院チームの先頭に出ているのが金春希美です。この時点ではカモさんチームの三人がそれぞれの戦車に乗っていたため、園みどり子や後藤モヨ子の戦車の所在が分からず、索敵に出ていたウサギさんチームのM3リーが、涸沼橋付近でいきなり相手戦車の攻撃を受けたりしました。
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上図では、なんとカメさんチームが金春希美の戦車をやっつけて初の撃破をなしとげ、マジノ女学院の戦車数を1輌減らしました。河嶋桃はよく当てたな、と笑って楽しんでいました。でもこの時点でやっと戦車の数が同数になったので、戦果に喜ぶ暇もなく、あっという間に乱戦状態になりました。
その直後に園みどり子のB1bisが登場してきたのですが、装甲がさすがに強いので、カメさんチームやアヒルさんチームの砲弾はほとんど弾き返されるという有様でした。ユニットの右上の数字は耐久力つまり装甲の厚さを意味しますが、B1bisはマジノ女学院チームの中で一番高かったです。でも、これがフラッグ車でなかったため、戦いながらフラッグ車を探すという二面作戦を強いられました。
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マジノ女学院チームの戦車は軽戦車が多くて移動力が高いので、素早く移動してこちらの陣形に常にプレッシャーをかけてきました。北西の丘陵地域での対峙にてようやく後藤モヨ子のフラッグ車が登場、こちらのフラッグ車であるカメさんチームに攻撃を試みてきました。そうはさせじと待ち伏せしていたカバさんチームのⅢ号突撃砲F型が森の中から会心の一撃をあててこれを撃破しました。カエサルのセリフも劇中シーンを思わせて楽しいです。
攻撃力では、やっぱりⅢ号突撃砲F型がダントツに優れています。一試合で二、三輌を仕留めることがあり、経験値もレベルも面白いように上がっていきます。でも、チーム全体の経験値を上げないと試合に勝てないので、Ⅲ号突撃砲F型ばかりに頼ってもいられず、八九式中戦車甲型や38t戦車にも撃ち合いをやらせないといけないわけです。
しかし、はっきゅんは遅すぎる・・・・、もっと良い戦車に乗り換えさせたい、と思ってしまいますが、このゲームでは条件が揃えば戦車の乗り換えが可能となります。なので、後でアヒルさんチームを他の戦車に搭乗させました。その結果は、ガルパンファンの皆様の予想される通りだと思います。ハイ。
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とにかく、試合は勝ちました。審判を務める蝶野亜美がしっかりと仕切ってくれます。初めてプレイする場合は、秋山優花里が戦車講座ばりのナビゲート役を務めてくれますので、難しく考える必要もなく、気楽にプレイすることが出来ます。
全体としては、大戦略シリーズの形式を子供向けにアレンジして、ガルパン劇中のシーンやセリフを豊富に盛り込んで、試合だけでなく学園生活の方も楽しめるという構成になっています。なにしろ、学園艦の内部を探索するとか、生徒会に呼ばれたりとか、対戦校のキャラクターとお茶会をするとか、そういう内容もありますので。
いやー、こういうゲームが私には似合っていますね。この夏いっぱいは楽しめそうな気がします。ハイ。
私自身は、年をくっているので動態視力も落ちていて、プレイステーションVITAのような小さな画面でのスピーディーなゲーム展開に果たしてついていけるかどうか、自信がありません。ゲームをするならば、パソコンの大きな画面で、じっくりと考えつつゆっくりと楽しむほうです。
だから、今までにやったことのあるゲームで一番好きだったのが、システムソフトの「大戦略」シリーズでした。今でも時折やって楽しんでおります。
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これは「現代大戦略」の2004年度版の画面です。シリーズの中では割合に古いソフトですが、最近の製品もあんまり変わらない気がするので、2009年度版を持っているにもかかわらず、こちらの2004年度版を楽しむことが多いです。こういうタイプのゲームが私には合っているのかもしれません。
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それで、こういう大戦略シリーズみたいな感じのガルパンゲームがあったらいいな、と思っていたのですが、この5月にそういうタイプのゲームがリリースされたことをアニメファンの友人に教えられまして、早速購入してプレイしてみました。
マップは大洗町の地図で、大戦略シリーズと同じヘックス表示です。地形効果もあり、ユニットはおなじみのキャラクター達と戦車です。ゲームのルールやシステムは非常に簡単で、人によっては「つまらない」と感じるかもしれませんが、ガルパンファンならば楽しめると思います。私はすっかりハマってしまいました。楽しめるゲームに、久々に出会った気がします。
上図では大洗女子学園チームが5輌で参戦し、カメさんチームの38t戦車がフラッグ車を務めました。劇中と違って戦車のスペックが割合に史実に沿っているので、例えばアヒルさんチームの八九式中戦車甲型はまったく足が遅い、撃っても相手にダメージをなかなか与えられない、被弾すると大きく耐久ポイントが落ちる、といった具合です。フラッグ戦ならばなんとか方法がありますが、殲滅戦となった場合はよく考えて作戦を練らないと、ただでさえ戦車の数で劣る大洗女子学園チームは苦しくなります。
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このゲームでも、戦車やキャラクター達の画面が頻繁に登場し、それぞれのキャラクターが色々としゃべってくれます。上図は冷泉麻子のシーンですが、口数が少ない点は劇中と同じです。敵の攻撃を受けた際に砲弾を回避してくれる確率も高いので、やっぱり冷泉麻子だなあ、と安心して任せられます。
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このゲームで私が「これは楽しい」と感じた特色の一つが、劇中では登場しなかったマジノ女学院や知波単学園などのチームも登場して対戦が出来るという点です。これは他のゲームでも取り入れられるでしょうが、このゲームでは最初の練習試合の相手がマジノ女学院になるので、いきなり未知のチームと試合に入るわけです。
しかも、園みどり子率いるカモさんチームが、マジノ女学院側に属して参戦してくるのが笑えます。その理由については、角谷杏生徒会長がさらっと言及していました。上図でも、マジノ女学院チームの先頭に出ているのが金春希美です。この時点ではカモさんチームの三人がそれぞれの戦車に乗っていたため、園みどり子や後藤モヨ子の戦車の所在が分からず、索敵に出ていたウサギさんチームのM3リーが、涸沼橋付近でいきなり相手戦車の攻撃を受けたりしました。
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上図では、なんとカメさんチームが金春希美の戦車をやっつけて初の撃破をなしとげ、マジノ女学院の戦車数を1輌減らしました。河嶋桃はよく当てたな、と笑って楽しんでいました。でもこの時点でやっと戦車の数が同数になったので、戦果に喜ぶ暇もなく、あっという間に乱戦状態になりました。
その直後に園みどり子のB1bisが登場してきたのですが、装甲がさすがに強いので、カメさんチームやアヒルさんチームの砲弾はほとんど弾き返されるという有様でした。ユニットの右上の数字は耐久力つまり装甲の厚さを意味しますが、B1bisはマジノ女学院チームの中で一番高かったです。でも、これがフラッグ車でなかったため、戦いながらフラッグ車を探すという二面作戦を強いられました。
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マジノ女学院チームの戦車は軽戦車が多くて移動力が高いので、素早く移動してこちらの陣形に常にプレッシャーをかけてきました。北西の丘陵地域での対峙にてようやく後藤モヨ子のフラッグ車が登場、こちらのフラッグ車であるカメさんチームに攻撃を試みてきました。そうはさせじと待ち伏せしていたカバさんチームのⅢ号突撃砲F型が森の中から会心の一撃をあててこれを撃破しました。カエサルのセリフも劇中シーンを思わせて楽しいです。
攻撃力では、やっぱりⅢ号突撃砲F型がダントツに優れています。一試合で二、三輌を仕留めることがあり、経験値もレベルも面白いように上がっていきます。でも、チーム全体の経験値を上げないと試合に勝てないので、Ⅲ号突撃砲F型ばかりに頼ってもいられず、八九式中戦車甲型や38t戦車にも撃ち合いをやらせないといけないわけです。
しかし、はっきゅんは遅すぎる・・・・、もっと良い戦車に乗り換えさせたい、と思ってしまいますが、このゲームでは条件が揃えば戦車の乗り換えが可能となります。なので、後でアヒルさんチームを他の戦車に搭乗させました。その結果は、ガルパンファンの皆様の予想される通りだと思います。ハイ。
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とにかく、試合は勝ちました。審判を務める蝶野亜美がしっかりと仕切ってくれます。初めてプレイする場合は、秋山優花里が戦車講座ばりのナビゲート役を務めてくれますので、難しく考える必要もなく、気楽にプレイすることが出来ます。
全体としては、大戦略シリーズの形式を子供向けにアレンジして、ガルパン劇中のシーンやセリフを豊富に盛り込んで、試合だけでなく学園生活の方も楽しめるという構成になっています。なにしろ、学園艦の内部を探索するとか、生徒会に呼ばれたりとか、対戦校のキャラクターとお茶会をするとか、そういう内容もありますので。
いやー、こういうゲームが私には似合っていますね。この夏いっぱいは楽しめそうな気がします。ハイ。