気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパン缶バッジを作ってみました

2014年06月28日 | ガールズ&パンツァー

 大洗行きの度に多くのガルパン公式缶バッジを得て、その幾つかをアニメや模型のサークルの仲間にあげるのが常になっていますが、アニメ関連の知人の一人に「君はほんまにガルパン缶バッジが好きなんやな。集めるのも楽しいだろうが、いっぺん自分で作ってみたらもっと楽しいで。どうや?」と勧められました。
 作るとなると難しいんでしょ、と問い返したら、「そんなことは無い、誰にでも簡単に作れるよ」と言われました。その知人は缶バッジマシンを持っていて、時々イベントなどで、アニメ同人の缶バッジを沢山作っては配布または販売しています。缶バッジマシンを貸してくれるというので、先週の土曜日に彼の家へお邪魔し、作り方や制作の段取りなどを色々教えていただきました。

 上画像は、試作したテンプレートです。大洗チームのガルパン戦車の全8輌の側面図をデザインしたものが欲しかったので、戦車仲間が持っていた各戦車の側面画像を借りて、それをベースにパソコンでガルパン仕様に描きなおしておき、その画像をテンプレート上に一つ一つ貼り付けたものです。缶バッジ制作には専用のソフトが必要だ、と思っていたのですが、知人は「エクセルで簡単に出来るよ」と言ってパソコンの画面を一つ一つ丁寧に説明しながら教えてくれました。
 私が試作したのは、大洗のガルパン缶バッジと同じ32ミリ径のサイズですが、そのテンプレートは32ミリの円の外側に径40ミリ程度の円を配置するという形です。これが「巻きしろ」となって、缶バッジをプレスする際に側面と裏面に巻かれます。こうしたテンプレートをサークルカッターという専用器具で丸く切りぬいてゆきます。


 缶バッジマシンでガチャガチャとプレスして、出来上がった缶バッジです。大洗女子学園校章と戦車とチーム名、というスタイルで大洗女子学園チームの戦車8輌を全てデザインしたものがずっと欲しかったのです。でも、大洗ではなかなかそういったものが出そうにもないので、自分で作ってみました。一個一個、丁寧に作って行きましたが、出来上がったものを見ると感動してしまいました。


 なかなか面白かったので、各チームのマークと対戦校のマークも試しにテンプレートに貼り付けて缶バッジにしてみました。各チームのマークと対戦校のマークの缶バッジは、ガルパンブームの初期にどこかのカフェなどから出されたと聞いていますが、大洗町でも見かけないほどに数が少なかったのか、いまでは全く入手不可能だということです。でも私はそういうシンプルなバッジが欲しかったので、この機会に全部作ってみました。


 缶バッジは、むき出しのままだと汚れるし、錆びてしまう場合があります。そこで、6月の大洗行きの際に購入してきた缶バッジ用の袋に入れることにしました。ただ袋に入れるだけだと袋にしわが寄るので、台紙も作りました。大洗缶バッジの台紙のパロディで、上画像のようなフレーズにしました。


 こうして、一見すれば大洗のガルパン缶バッジかと思ってしまうような仕上がりで、私の初めてのガルパン缶バッジの試作品が出来上がりました。次の日曜日に神戸で開かれた模型サークルの会合に持参し、全てあげました。

 その二日後に、缶バッジ制作に使用した缶バッジマシンを返却しようとしたところ、知人は「いや、実はねえ、32ミリのは俺はあんまり使わないんや、せやからずっと仕舞ったままやったんや。星野が買ってくれるんなら、一万円で譲るが、どうや?」と言われました。
 知人がアニメイベントなどで制作する缶バッジは40ミリで、これはアニメイトなどの缶バッジと同じ標準的なサイズです。そのサイズが作れるマシンを愛用しているので、32ミリ専用のマシンはほとんど必要ないのだが、捨てるわけにもいかず、ずっと仕舞ったままだった、という話でした。
 そういうことならば、ぜひ買わせていただく、と答えて話がまとまりました。製品そのものはアメリカ製で、マシンとサークルカッターあわせて5万円ぐらいするそうなので、とてもラッキーなことでした。

 こうして、いつでもガルパン缶バッジが作れるようになりました。今後は、ガルパンキャラクターを私なりのタッチで描いて、それを缶バッジにしてみようかと考えています。7月に大洗へ行くかもしれないので、そうなったら、今までお世話になった幾つかの店舗に御礼として寄贈するのもいいな、と思います。

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