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ステップ10では、装甲ペリスコープ、ドライバーズハッチ、防空灯などを組み立てました。ライトは劇中ではありませんので、B31とB32は不要でした。またドライバーズハッチのパーツB30は、劇中では円形になっています。
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劇中のワンシーンにて、ドライバーズハッチのパーツB30に該当する部分が円形であることを確認しました。さらに上面中央の円形突起やモールドもありません。
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そこで、ドライバーズハッチのパーツB30を円形にすべくパテを盛りつけましたが、うまく形にならずに失敗しました。次善の策としてプラ板を追加して円形に近づけ、隙間などをパテで埋めるという方法に切り替えました。装甲ペリスコープB13、B29は組み立てガイドの指示通りにくっつけましたが、防空灯は劇中では蓋を閉じた状態であるので、B32のみを使用し、次のステップ11で蓋のパーツB2を接着しました。
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ステップ11では、75ミリ主砲の防楯や防空灯、前部牽引ホールドを取り付けましたが、シャックルのA23は劇中ではありませんので不要となりました。
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劇中のワンシーンにて、前部牽引ホールドの形状を確認しました。シャックルは付いておらず、ホールドにボルトもありませんが、ホールド内部のバーは付いているという形です。
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キットの前部牽引ホールドのパーツ、B15とB16です。両方とも外側にボルトがついていますので、これを削り取る必要があります。
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ボルト部分を削り取った状態です。内部にも突起のモールドがありますが、内部のバーはランナーをカットしたもので再現することにしましたので、はめ込むときに突起のモールドが邪魔になると判断し、これもヤスリで削り取りました。
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続いて、劇中のワンシーンをみてゆくと、キットの組み立て指示にはない留め具状の部品が黄色円内についているのが分かります。これに形が良く似たパーツがキットに含まれており、ステップ14にてOVM類の留め具として付けるA4がそれです。ガルパン仕様への制作においてはA4は使いませんので、これを前部装甲上の留め具として使いました。
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ドライバーズハッチと前部牽引ホールドの間にあるフック状のパーツがA4です。このパーツはキットに2個入っています。
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次に、75ミリ主砲の砲身の先が太くなっています。劇中のワンシーンで見ると、砲身全体の半分より少し前辺りから太くなっています。キットのパーツは先が太くなっていませんので、修正する必要があります。
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今回は、マスキングテープを巻きつけるというやり方で、75ミリ主砲の砲身の先を太くしてみました。簡単に出来ましたが、テープなので簡単に剥がれてしまいます。そこで、流し込み接着剤のMr.セメントを巻きつけたマスキングテープの全面に塗りました。するとカチカチになって砲身にしっかりと密着しました。
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次に、前部牽引ホールドの内部のバーを、ランナーをカットしたもので再現しました。この方法は、後部の牽引ホールドの改造に際しても同様に施しました。
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ステップ12では、車体右側側面にある昇降ハッチの部分を組み立てます。が、この部分はキットと劇中とでは形状が異なっているので、ここでも改造が必要となりました。
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キットのパーツは、扉のB9、ハンドルのB10、庇部分のB17です。なお扉のB9の内側にB7、B12の部品をつけますが、私の制作においては扉は閉じた状態にするため、B7とB12は不要となりました。
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公式設定資料の図を見ると、扉だけがついているという状態で、その上の庇やハンドルがありません。
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劇中のワンシーンでも、扉だけがついている状態であることが看取出来ます。さらにキットのパーツB9の下寄りにある丸い穴もありませんので、穴は埋める必要があります。
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以上の点をふまえて、扉のB9は丸い穴を埋めて接着しました。ハンドルのB10は、取り付け穴を塞ぐ目的でいったんくっつけてから根元を残して切り取りました。そうすることで切り残した根元をボルトとして表せます。B17は庇部分だけを切り取って車体にくっつけました。
上画像は、ステップ15の工程が完了した姿ですが、昇降ハッチの部分の仕上げ状況はこんな感じにまとまりました。 (続く)