ステップ13では、車体前面や上部の各部品を取り付けます。ここでのガルパン仕様への改造は一ヵ所のみ、前部のハッチのネジ穴の修正です。
各パーツを切り出して並べました。
ガイドの指示通りに接着していきました。トラベリングロックのD8、D15、D16は可動状態にして砲身を支持するシーンも再現出来そうですが、劇中車はそういった場面が一度も無かったので、ガイドの指示通り、畳んだ状態で取り付けました。ただし、根元のD4およびD5とは接着せずに組み付けて、D15本体を可動としました。そうすることで、次のステップ14でのガルパン仕様への工作が可能になります。
上部へのパーツB12およびD22の取り付けも完了しました。
ガルパン仕様への改造は、一ヵ所です。御覧のように、劇中車においては、前部のハッチのネジ穴が、全部で5つあります。
ところが、キットのパーツC16およびC17には、さらに2つのネジ穴がついていますので、これを埋めて修正します。
パテでの修正を行ないました。ついでに、ガイド指示にあるワンポイントの工作もやりました。C20の上にある二つの穴をパテで埋めました。
車体にセットして完了です。この左右のハッチは可動とするので接着はしませんでした。
ステップ14では、車体前面の装備品や前照灯などを取り付けます。これにガルパン仕様への工作が一ヵ所加わります。この工作は前照灯を取り付ける前に行ないます。
組み立てに先立ち、車体前面部の表面の処理を行ないました。キットのパーツでは鋳造品特有の凸凹がモールドされていますが、劇中車には無いので、ある程度は平滑に均しておいたほうが良いと考えました。
そこで、ステップ19でつけるD37もあわせて、溶きパテ塗りによる表面整形を大まかに施しておきました。凸凹があまり目立たない程度になれば良いので、完全にツルツルにする必要はありませんでした。
パーツを切り出し、銅線も準備しました。
ハンマーのC19、斧のC18などを取り付けたのち、ガルパン仕様への工作となる前照灯のコード追加を銅線にて行ないました。トラベリングロックの本体D15を可動出来るようにしたのは、この工作のためでした。
その後、トラベリングロックの本体D15を収納状態にセットし直しました。ここまでやっておかないと、前照灯が取り付けられないわけです。
最後に前照灯を取り付けました。これによってトラベリングロックは動かすことが不可能になりましたので、改めてセメントを流し込んで接着固定しました。 (続く)