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ガルパンギャラリーに入りました。予想通り、以前よりも狭くなっていました。見た感じでは、三分の一ぐらいでしょうか。
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展示の有り方も方法も、簡素になっていました。適当に台をしつらえてとりあえず並べる、といった程度です。完全に素人のやり方に戻ってしまっているようです。スペースも予算も大幅に削られてしまったのでしょうか。
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一番奥にある物販コーナーが最も活気があったように思います。なかでも上図のステッカー類がよく売れていたようです。私はこういうものを貼る場所が無いので、ステッカーは一度も買ったことがありません。
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公式キットも、人気の高い品はほとんど売り切れていたようです。あまり人気の無い黒森峰女学園チーム車輌ばかりが積まれている光景は、黒森峰のファンとしては悲しいものに映りました。
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兼子屋薬局の形見の陳列棚も脇に押し込まれ、全国の戦車道チームの分布図パネルもその上に窮屈そうにおさまっていました。スペースの縮小が、全てにおいて悪い方向へ向かう原因となるのは、このガルパンギャラリーに限ったことではありません。
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イベント時に立てられて好評を博したバス停表示板も、コーナーの片隅の一展示品に過ぎなくなっていました。こういう種のものは、もっと目立つ場所に展示したほうが、表示板としての機能も発揮できるはずですが・・・。
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さらにまずいのが、この名刺および缶バッジの陳列ケースです。もともと両側から見るタイプのケースですが、片側を壁に付けたため、陳列機能の何割かが失われました。ただでさえかさばる什器なので、処分して陳列形式を壁面に寄せる縦形のケース類に変更するべきだったのですが、そうしなかったのは予算が無かったからでしょう。仕方なく、陳列品も見える範囲に寄せて並べ直してありますが、おかげで見づらい展示になりました。博物館施設では絶対に有り得ないやり方です。
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展示品の一部です。
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こちらは宿泊特典の品が多く並びます。
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民宿組合の宿泊特典のミニタオル6種です。こういうふうに面積をとる展示品は、縦にして壁に貼るか、額に入れて上に飾るのが博物館での基本陳列法です。その方が無駄なスペースをとらないからです。
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上には相当の空間が空いていますので、大型のポスター類やタペストリー類などをベニヤ板に固定して上から吊り下げる、という方法も可能です。そうすることで壁面や展示台のスペースに余裕が生まれる筈です。
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狭くなった上に、スペースの半分ぐらいを物販コーナーにあてていますから、展示ギャラリーというより学校の文化祭の展示室レベルになっています。おそらく、ここも仮設の域を出ないものでありましょう。
しばらく間を置いて、ガルパンブームが終息することにでもなれば、いつでもたためるぞ、という感じすらただよっています。常設のギャラリーである、と見做さないほうが賢明かもしれません。 (続く)