気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く24 その8 「さんふらわあ さっぽろです!!」

2016年05月26日 | 大洗巡礼記

 大洗磯前神社には、味わいのある撮影ポイントが幾つかあります。上図のように随神門の通路口を額縁に見立てて鹿島灘に面した鳥居を見るという図などが良い感じだと思います。実際よりも奥行き感が強調されます。


 随神門を出てから同じアングルで撮りますと、今度は横方向にも空間が広がって、見たままの雄大な景色になります。


 社務所の横の門から、裏参道へと向かいました。かつては水浜電車の大洗駅との連絡路も兼ねていた道です。車で直接社務所にゆくか、車のお祓いを受ける方が利用する道でもあります。


 車道の横の丘を通る、かつての参詣道は現在は「つつじの小径」と名付けられて自然散策路のようになっています。一番高い場所まで上がると、松林越しに鹿島灘の海原を望むことが出来ます。


 裏参道の鳥居です。その左手の、いまは大洗ホテルの駐車場になっている広い空き地に、かつては水浜電車の軌道と大洗駅の駅舎がありました。建物の基台だけが残されています。


 東光台へ向かう車道の桜並木です。まだ満開状態でした。


 今回も宿は浅野丸さんに予約していました。翌日の大洗ゴルフ倶楽部見学会に参加するのが今回の大洗行きの主目的でしたので、距離的に最も近い浅野丸さんに泊まったわけです。

 浅野丸さんは、ミカのパネルを置いてから急速に継続高校チームファンのたまり場と化し、寄贈展示品もハイペースで増えています。そうした傾向のなかに、何があったのか、前回の訪洗時にフェリーで同道して色々話をしたフィンランドからの観光客の方が、後日の国際電話にて話した折に色々と残念がっていました。

 話によれば、フィンランドの方は観光業者であるので大洗にも下見調査に行き、私が教えた通りに浅野丸さんにも行ったのだそうです。建物の外装の色ですぐに分かったそうですが、玄関に数人のファンがたむろしていて入れず、スケッチブックに絵を描いているファンからは睨まれた、と言っていました。公共の宿なのに、特定の団体のサロンみたいになっているね、と苦笑しておられました。
 しかも、時間を改めてもう一度訪ねたら、今度はファンは居なかったが戸口も閉まっていて留守になっていた、ということでした。諸外国では、宿泊施設は24時間フルオープンであるのが当たり前なので、日本の民宿が一時でも留守になっているのは全く理解出来ない、と話しておられました。

 私が、日本の宿泊施設は基本的に24時間フルオープンではありませんので、と説明すると、「他にもあの宿に関しては不満がいっぱいあるんだ。でも友人の貴方に愚痴を言って迷惑をかけたくないから、胸にしまっておくことにするよ。ツイッターで探し当てても、基本情報すら出していないんだ。」と言っておられました。
 確かに、浅野丸さんはツイッターを活用して宣伝に務めているようですが、自作イラスト等を主とする宿泊者からの寄贈展示品ばかりを紹介していて、肝心の宿の概要や営業内容をまったく掲示していません。なので、私自身も前回の宿泊時に直接奥さんに聞いて、料金体系やガルパンプランの詳細などを初めて把握したぐらいです。フィンランドの方の御指摘は正しい、と納得しました。
 同時に、フィンランドの方が「胸にしまっておく」と言った内容が気になりました。いったい何があったんだろう、と首を傾げたことでした。
 上図は、ファンの方がプラモデルで再現して寄贈している、浅野丸さんの軽トラックです。


 浅野丸さんの前の道を信号交差点まで進み、道なりに適当に進んで曲松エリアまで行き、武部沙織の居るカワマタさんで小休憩しました。


 このお店の寄贈展示品群もすごい量になっていますが、時々整理しているとかで、以前のような雑然とした並べ方ではなくなっていました。
 女将さんが言うには、「こういうのもいつかは片付けてしまっておくことになるかもしれないねえ」ということでした。そういう意識が出始めていること自体、大洗ガルパンブームそのものが下降期にさしかかっていることを暗示しているようでした。


 職場の同僚や模型サークルの仲間たちに頼まれた土産物を一括購入するべく、リゾートアウトレットのまいわい市場に立ち寄りました。フェリーターミナルに「さんふらわあ」が接舷停泊しているのが見えました。


 前回に乗った船かな、と思ってまいわい市場の二階に上がり、カメラの望遠モードで見てみました。しかし、前回に苫小牧から乗った「ふらの」ではなくて、「さっぽろ」の方でした。準同形船なので、大きさや性能などはほぼ同じだそうです。 (続く)
コメント (10)
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