帰宅してすぐに洗浄と消毒と整理にとりかかりました。翌4日に台風が接近して天気が大荒れになるということで、この日のうちに全部片づけておくことにしました。
ランナーは全部で24枚、ガラクタ当然の山から探し出したもの、廃棄予定のゴミ袋詰めの中から引っ張り出したもの、などがあり、AFV関連はほとんど探し出した気がします。
多くはバラバラですが、組み合わせると戦車が2輌ぐらいは組み立てられるのではないか、と思う程の量がありました。ガルパンの戦車を作る際に必要となる場合が多いパーツを含むものを優先的に探って集めましたので、当分の間、ガルパン仕様工作のための転用パーツには困らないと思います。
AFV残存在庫の棚で見つけた戦車キット4点のうち、上図の1点を購入しました。ビニールでパックされたまま水没して、中の箱はフニャフニャのまま、底はまだ湿っていました。
ですが、ビニール包装を解いて、西日に15分ほどあてると、パリパリに乾いてゆきました。箱の紙質のためか、泥の粉があまりまとわりついていない感じでした。
同商品の見本画像です。ロシアのアークモデルスのBT-7です。これはガルパンでは継続高校チームの所有車としてコミック「フェイズエリカ」に登場します。私は既にタミヤのキットで同車輌を製作していますが、アークモデルスの製品はこれまで作ったことが無かったので、ひとつ経験してみようか、と考えて購入しました。
中身はこんな感じでした。ランナーの袋はドロドロでしたが、開封してランナーを取り出して見ますと、意外にもそんなに汚れていませんでした。泥が付きにくいブラ材質のようです。
組み立てガイド図はなんとか無事でしたが、デカールは半分破れて剥がれていて駄目でした。
ぬるま湯に重曹とクエン酸を溶かしたものに入れて30分ほどつけ置きし、それからジャブジャブとやったら、上図のように綺麗になりました。
続いて、24枚のランナーを全て袋から出しました。大部分がドラゴンの製品で、一部がアスカモデルズの製品でした。
多くはあまり汚れが目立たなかったので、水に付けて洗い、エタノールで消毒するにとどめました。
洗浄後に乾かしながらパーツの種類ごとに分類して整理しました。上図は全てM4系列のパーツ群です。車体パーツも1輌ぶんが含まれており、M4A1のようにみえました。VVSSや転輪はガルパン劇中車では必須の初期型タイプがほとんどで、約5輌ぶんの量がありました。私の今後の計画ではおさらく2輌分程度を使うことが見込まれますので、余剰分はサークル仲間やモケジョさん達にあげることにしました。
こちらは、Ⅳ号戦車系列のパーツ類です。主に転輪類ですが、ラングの車体パーツらしきものも混じっています。
これは、T-34系列のパーツ群です。スケルトンの砲塔パーツはAFVクラブの製品で、あとはドラゴンの製品です。1941年型の砲塔のパーツも含まれています。
これはⅡ号戦車のパーツ群です。いずれガルパンのⅡ号戦車を最低でも2輌は作るでしょうから、幾つかのパーツが役に立つと思います。
これはⅢ号戦車系列のパーツ類です。主に転輪類ですが、車体のパーツ類も含まれます。ハンドルやフック等の細かいパーツが多く含まれるので、ガルパン仕様への工作に使うパーツには当分困りません。
洗浄と消毒に約2時間を費やし、整理と箱詰めを終えたのは午後5時過ぎでした。台風接近中のためか、風があって涼しかったのが幸いでした。
これでエラヤでの購入品は二回分に及び、しばらくプラモデルを買わなくて良いぐらいの量が蓄積されました。
8月20日の最初の買物支援にて購入した戦車キット4点のうちの2点を、順に作りました。上図は ピットロードのオキチスH38です。塗装前の組み立てを全て終えた状態です。
もう1点が、ドラゴンのT34/76です。御覧のように「フェイズエリカ」の継続高校隊長トウコの搭乗車として仕上げました。
ガルパン仕様の工作にあたっては、各所を改造し、タミヤやAFVクラブの同型車のキットのパーツを転用したりして劇中車に合わせました。左右フェンダーの前端に設けられる起倒式ヘッドライトは、パーツが無いため、ブラ材とエポキシパテで形を整えて自作しました。上図は、塗装前の組み立てを完了した状態です。履帯はタミヤ製品のベルト式パーツを転用する予定です。
このT34/76は、ガルパン戦車模型工作の一つですので、いずれ改めて製作レポートを綴る予定です。 (了)