ステップ10の続きです。砲身および砲尾部を組み立てた後、上図のキューポラを組み立てます。
御覧のように、トウコ隊長が搭乗車T34/76のキューポラにおさまっています。これが彼女の指揮ポジションであるようです。この砲塔キューポラが、劇中車の外見上の大きな特徴の一つです。
組み立てました。ハッチは接着せず、ピットマルチ使用にて開閉自由とする予定です。
だからといって、トウコ隊長も再現してこんな奇抜な動作をさせるわけではありません。と言うか、何なんですか、この人は・・・。ガルパン始まって以来の奇人変人でありましょう・・・。
ステップ11に進みました。ここでガルパン仕様への修正工作を三つ行います。一つ目は、砲塔前部に二つ並ぶペリスコープの再現です。キットのパーツでは、L21の前方右側に円筒形の突起が一体成型されていますが、劇中車ではこれがペリスコープになっていますので、ひとまずカットします。左側につけるL17はペリスコープですが、形状が異なります。これらを、タミヤのMMシリーズ149番の同型車輌のぺリスコープパーツD44と交換します。
二つ目は、四ヶ所につける吊り下げ用フックのL15のうちの後ろ二つの取り付け位置を前にずらします。三つ目は、砲塔背面のピストルポートのパーツがガイドから抜けているので、L16を使って取り付けます。
修正および組み立て前の、砲塔天板パーツL21です。
組み立て途中の状態です。L21の前方左右のペリスコープを、タミヤのMMシリーズ149番の同型車輌のぺリスコープパーツD44の転用にて再現しました。
四ヶ所につける吊り下げ用フックのL15のうちの後ろ二つの取り付け位置を前にずらします。
砲塔左右側面に、覗き窓のスリットがモールドされていますが、劇中車にはありません。
そこで、スリットを削り取りました。この修正は、プラウダ高校チームの同型車輌でも行いましたので、ガルパン劇中車の共通の再現ポイントの一つであるようです。だいたいこの位置に、校章マークが貼られていますので、スリットは省略されているのでしょう。
底部を貼りつけて、ステップ11の工程を終えました。特徴ある砲塔の形が出来上がってきました。 (続く)