ステップ9では、キャブの組み立ての続きを行います。ガルパン仕様への変更点は、二つあります。
変更点の一つ目は、前回でも述べたヘッドライトの位置です。上図のワンシーンの黄円内に示すように、ヘッドライトの位置がキットの取り付け指示よりも外側にずれています。補助ライト類が省略されているため、ヘッドライトの位置も移して調整したのでしょう。
劇中車にあわせて、ヘッドライトの位置を調整しました。
前から見ますとこんな感じです。キットの組み立てガイドの指示位置は、約5ミリ内側でした。
キャブの左右のドアは、はじめは開閉自在にしようと考えましたが、キャブ自体が箱組みで強度に不安が残るため、強度確保のためにドアも接着固定することにしました。
ドアミラーは左側のみだったそうなので、パーツも左側のみ用意しましたが、柄が長過ぎます。
御覧のように、劇中車のドアミラーは柄が短いです。
そこで柄を半分ほどカットして短くして、取り付けました。これでキャブ部分の組み立てが完了しました。念のためシャーシーに仮組みしてみましたが、違和感なくおさまりました。
ステップ9および10では、荷台の組み立てを行います。ステップ10で取り付ける銃座は、劇中車にはありませんので、関連のパーツ類は全て不要です。
荷台も箱組みですので、仮組みしながら慎重に組み立ててゆきました。
仕上がりました。
前部に取り付けた道具掛具の107は、劇中車に無いことに気付きましたので、後で取り外しました。
底面を上にしました。
残りのパーツを順番に組み付けてゆきました。
荷台が完成しました。キットの組み立てガイド図には、荷台の上につける幌の寸法とフレームの取り付け図が示されており、これらを布や銅線等で自作する旨の指示があります。つまり、幌部分のパーツは含まれていないわけです。
そこで、以前にプラウダ高校チームのトラックZiS151をズベズダおよびトランぺッターの製品のパーツで製作した際に余剰となった幌のパーツをこちらに転用することにしました。 (続く)