気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの伯爵高校

2018年12月02日 | ガールズ&パンツァー

 コミックウォーカーにて公開連載がスタートした、むらかわみちおさんの「ガールズ&パンツァー 樅の木と鉄の羽の魔女」にて、主役の小檜山野咲が所属する伯爵高校チームが初めて登場し、いまなお話題になっています。
 ですが、最近にガルパンに出会った方、劇場版公開以降にガルパンファンになった方の多くは、「伯爵高校って、何?どんなチーム?」と思っていらっしゃるのではないでしょうか。

 交流サークル仲間のモケジョさん達7人もその例にもれません。テレビシリーズからずっと見直しても名前が出て来ない、アニメ本編の全部を見て探しても数ある対戦校チームの中に見当たらない、全国大会のトーナメント表の16チームの中に入ってない、等と色々に言われました。

 

 それもそのはず、2014年頃に、当時の大洗ガルパンギャラリーにて展示された上図の戦車道連盟高校加盟校一覧にいきなり登場し、ギャラリーの購入特典缶バッジにも出てきて、「新たなチームが加わったのか?」と騒がれた4校のうちの1校が伯爵高校でした。
 つまり、ガルパン黎明期の公式設定16チームの中には無かったのが、このとき4チームが公式追加されて20チームとなったのでした。上掲のパネルはその20チームを列挙しており、伯爵高校は福島県のチームであることが示されています。

 

 そして、2014年12月に発売された「月刊戦車道」第6号の「ライバルチーム研究」6回目の記事に、初めてその公式設定詳細が紹介されたのでした。
 それによれば、ルーマニア軍ティストのチームであるそうです。それは良いのですが、学科に魔女学科というのがあって占い師の登竜門になっていて、戦車道の作戦も占いで決めることが多い、という何だか訳の分からないチームであるようです。
 こんなのは所詮公式の二次設定だ、間違ってもアニメ本編に出てくることは無いだろう、もし出てきたら奇跡だな、と思ったことを覚えています。

 ですが、4年後にコミック版で登場するとは思いもよりませんでした。なるほど、そういう方向があったか、と感心させられました。それで改めて上掲の公式設定詳細を読んでみますと、その内容がそのまま「ガールズ&パンツァー 樅の木と鉄の羽の魔女」に反映されているらしいので、また感動してしまいました。
 しかも、本当に占いで作戦方針を決めているようなのです。これは意外に面白いんじゃないか、と気付き、次回がとても気になってしまっている次第です。

 なお公式設定詳細によれば、このチームの保有戦車は、史実のルーマニアが第二次大戦にて枢軸陣営に属してドイツ製武器を多く使用した経緯をふまえてか、ドイツ戦車がメインとなっています。主力戦車はⅢ号N型、Ⅳ号G型、Ⅲ号突撃砲G型などであり、ほかにチェコ製戦車のLT-35やLT-38を有し、ルーマニア軍開発のマレシャル駆逐戦車がレストア中、という設定になっています。
 全体的に、大洗女子学園チームと似たり寄ったりの陣容であるようですが、占いで作戦を決めるといいますから、どんな試合になるのかは全く予想がつかないことでしょう。

 

 前述した保有戦車のうち、マレシャル駆逐戦車以外はすべて1/35スケールの適応キットが存在します。大半はタミヤとドラゴンの製品で間に合いますので、デカールさえあれば、製作し再現することは容易です。

 そしてモデルカステンのガルパンデカールセットVol.3には、上図のように伯爵高校の校章マークも入っています。サイズが3、4種ありますので、このシートが2枚ほどあれば、前述の保有戦車群をプラモデルで作って楽しむ事が出来ます。

 それで、モケジョさんたちも「次は伯爵高校の戦車だなっ!」と盛り上がっているようですが、私もその輪に加わったりして・・・。そして作戦を占いで決める・・・、ウヒョヒョヒョ・・・・。  (アホかお前は)

 


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