気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

黒森峰選抜 シュバルツバルト戦闘団 Ⅱ号戦車F型(リボンの武者版) 作ります !!  その3

2018年12月27日 | ガルパン模型制作記

 ステップ4では車体上部に各種の部品を取り付けます。ラストのステップ5では、履帯パーツをはめて車体と砲塔を合わせます。
 私の製作では、車体の上下の貼り合わせはステップ4で行いました。

 

 ステップ4で取り付けるパーツ類です。これらを全て取り付ければ、ほぼ完成となります。だいたいこの段階あたりが、作っていて最も楽しめます。戦車の形状が次第にまとまってくるので、テンションも上がります。

 そういえば、モケジョさんのクラブでのガルパン戦車プラモデル講座での製作実習にて、こういう細かいパーツを色々と取り付ける作業でモケジョさんたちも盛り上がっていたのを覚えています。聞くと、細々した手作業そのものが女性の感覚としては大変に楽しいのだそうです。

 その際に、本格的なプラモになるともっと細かくなるんですか、と訊ねられまして、参考資料として持参してあったドラゴンのⅡ号戦車のキットを見せました。今回のタミヤキットとは雲泥の差がある精密かつ細かいパーツ割りに、モケジョさんたちは最初は驚いていましたが、次の瞬間、歓声を上げて「こんなに細かいの、手芸みたーい」とか「作るの面白そう」とか騒いでいたのでした。決して「ダルっ」とか「めんどくさそう」とか言わなかったのが、個人的にはとても印象に残りました。

 それで現在、交流サークル仲間として月1度の定期会合に参加している7人のモケジョさんは、いずれもガルパン戦車プラモデルも楽しんでおり、使っているキットもタミヤだけでなくドラゴンやホビーボスやブロンコなどの海外メーカー品に及んでいます。パーツ数が多くて細かいほど熱中する傾向があるようで、ビーズ細工などとあまり変わらないよ、とか話しています。
 しかも、女性らしく、小さくて可愛らしいものを好むため、戦車も重戦車や中戦車よりは軽戦車のほうにウェイトがかかっていて、例えばコミック「リボンの武者」に出てくる軽戦車や豆戦車の適応キットなどをよく探したり購入したりしているようです。
 今回のⅡ号戦車F型も軽戦車に分類され、「リボンの武者」にも登場していますから、ある意味、モケジョさんへの講座の実習材料としても最適だったのだなあ、と思い出しています。

 

 前置きが長くなり過ぎました。作業に戻って、まずは上下の車体パーツを貼り合わせました。車体各所に細かいパーツを取り付けてゆく作業においては、車体を先に貼り合わせて仕上げておいた方が、持ちやすくて作業がしやすくなる場合があります。

 今回のキットは、モーターライズ品であったために、上下の車体パーツを合わせても上図のようにフェンダー内側に大きな隙間が生じます。ブラ板で塞ぐのが良いですが、今回はストレート組みで一気に作って、完成後に見えない所はそのままにしておく、という方針でやりましたので、隙間もそのままにしておきました。

 

 塗装後に取り付けるパーツは別に保管することにして、後のパーツは全部取り付けました。10分ぐらいで終わりましたから、本当に楽でした。

 

 砲塔をセットしてみました。一気に戦車らしくなりました。

 

 続いて、モケジョさんへの講座でも説明した、簡単なディティールアップ工作に進みました。赤円内のモールドはいずれもハンドルにあたりますが、ただの突起になっています。

 

 ジャンクパーツから適当なのを見つけて、上図のように取り付けました。今回のキットは元がモーターライズ品であるため、細部の再現は二の次になっていて、現在のタミヤのレベルから見るとあちこちで省略や簡素化が図られています。厳密には車体各所にあるフックやクラッベなども形状が大まかなので、ドラゴンのパーツに交換したいところですが、今回は既に作ってあったもう一つのキットの状態に合わせるのが目的であって、細部の精密再現はやらない方針でした。

 なので、今回手を加えたところは、このハンドル二つだけです。しかし、これだけでも見栄えが全然違います。一部を細かく仕上げると、どういうわけか他の部分まで精巧に見えてきてしまうのです。このハンドル交換は、既に作ってあったもう一つのキットにも実施しました。

 

 とりあえず、塗装前の組み立ては完了です。

 

 奥が今回製作したキット、手前が既に作ってあったもう一つのキットです。仕上げ状態を完全に合わせましたので、双方の差はありません。
 塗装作業は、この二輌をまとめて実施する予定です。問題は、車体色のカラーを何にするか、です。  (続く)

 


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