気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

豊郷の酬徳記念館への寄贈品  甦れ、HTT-GRAY-STYLE

2018年09月15日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 かつて、豊郷小学校酬徳記念館のけいおんコーナー一階の棚下に展示されていた、「映画「けいおん!」 DXFフィギュア ~HTT-GRAY-STYLE~」の5体です。実際には6体のシリーズですが、二種類の中野梓が揃っておらず、この5体で長く陳列されていました。
 上掲の画像は、一年ほど前に撮影したものです。

 

 ところが、今年8月11日の訪問時に、5体全てが台座を残して無くなっていることに気付きました。どうやら盗まれたようです。これに限らず、他にも盗難にあって消えている展示品が幾つかあります。
 が、このGRAY-STYLEの5体が無くなってしまったのが、個人的には残念でした。何とかしなければ、という思いに駆られました。

 

 このフィギュアは、関西地域の中古ショップでわりと見かけますが、6体シリーズ全部が揃っているのを一度も見た事がありません。が、箱無しになれば200円から300円の安値に落ち着くほどに、中古品在庫が豊富であるようです。

 そこで、先週の休みに岡山のブックオフにて平沢唯、琴吹紬の箱無しをそれぞれ200円で買ってまいりました。今度の豊郷行きにて酬徳記念館に寄贈させていただくことにします。既に先方にはこの前立ち寄った際に挨拶して寄贈の旨を伝えて了承いただいております。
 このシリーズは、ガルパン以来の仲間で、いまはけいおんクラスタに転じたナガシマ氏からも田井中律と中野梓(横向き)が寄贈される手筈になりましたので、とりあえず9月中には4体が元の展示位置に甦るわけです。残るは秋山澪と中野梓(前向き)の2体ですが、これもなんとか追加して、シリーズ6体を揃えてゆきたいです。

 なお、展示位置が元のままで良いかどうかは、検討を要します。また無くなるというのは絶対に避けたいので、周りと相談して良い方法を模索してゆきたいと思います。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

継続高校 T34/76(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その3

2018年09月14日 | ガルパン模型制作記

 ステップ5、6、7にて車体を組み立ててゆきます。ガルパン仕様への修正および工作も多いです。まずステップ5においては、車体パーツの左右フェンダーの後端を水平に直します。

 ステップ6においては、前面パーツのP1の不要な突起のカット、ライトの取り付け穴を埋める、パーツG20および21をH5および6に交換して上端の三つの突起をカット、パーツP2は不要、フェンダー前端パーツP9および10の形状変更、等多数が挙げられます。

 ステップ7においては、ライトのB1をF7に交換して左側面に移設、機銃パーツのB2をC7に交換の上B2の先端をカットして付ける、操縦手ハッチの下に跳弾板を追加、フックのパーツF23および24をF8に交換し、不要パーツのF3をを追加してその両側にL字金具を追加、等があります。

 

 車体パーツです。このパーツにおいても色々な修正がありますが、まずはステップ5の工作ポイントを紹介します。

 

 左右フェンダーの後端は、上図のように折れて下に下がります。これがフィンランド軍仕様の劇中車では水平になっています。史実ではカットしている車輌も見られますが、ガルパンの劇中車はカットしていないことがコミックの描写からも分かります。

 

 折れ部の裏にナイフで薄く切れ目を入れ、曲げて水平にしました。

 

 上からみるとこんな感じです。放置すると元の形に戻ってゆくので、何度か曲げ加工を繰り返して水平に戻しました。

 

 ステップ6に進みました。パーツG20および21をH5および6に交換しました。

 

 エンジン吸気口グリルのパーツは選択となっており、ここではP18を選びました。パーツG20および21をH5および6に交換して取り付けました。

 

 続いて、H5および6の上端の三つの突起をカットしました。これはプラウダ高校チームの車輌と同じ修正ポイントです。

 

 前面に組み付けるパーツ類です。フェンダー前端パーツP9および10は形状を変更し、かつリブのモールドを削り取る必要がありますが、これらの作業は後のステップで行います。

 

 前面パーツのP1にて不要な突起、ライトの取り付け穴があります。操縦手ハッチの右側にあります。

 

 突起はカットし、ライトの取り付け穴はブラ材で埋めました。

 

 ここで、車体パーツにおける色々な修正を行います。

 

 車体側面に棒状の突モールドが数本並び、フェンダー上にはリブや金具類のモールドが並びます。これらが劇中車には見られませんので、全て削り取ります。

 

 作業後の状態です。

 

 反対側も同様に処理しました。トウコ隊長の搭乗車の車外装備品は丸太だけなので、それ以外の装備や装備取り付け金具が全て不要です。

 

 前面部におけるポイントは、プラウダ高校チームの同型車に見られる前面のリブが無い事です。上図の赤枠内にはリブがありません。これは今回のキットにもパーツがありませんので、史実通りの形状であることが分かります。
 あとは、だいたいプラウダ高校チームの同型車と同じですので、ライトのB1をF7に交換して左側面に移設、機銃パーツのB2をC7に交換の上B2の先端をカットして付ける、操縦手ハッチの下に跳弾板を追加、フックのパーツF232および24をF8に交換し、不要パーツのF3をを追加してその両側にL字金具を追加、等の工作を施しました。

 

 作業が全て完了した状態です。操縦手ハッチの覗き窓の蓋も、劇中車に合わせて片方を上げてあります。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガールズ&パンツァー フェイズエリカ のこぼれ話  前編

2018年09月13日 | ガールズ&パンツァー

 去る8月25日に刊行された、「ガールズ&パンツァー フェイズエリカ のこぼれ話・前編」です。コミック「フェイズエリカ」シリーズの補足編といった形で、同人誌として出されたもののようです。しかも前後に分けているので、後編はまだ製作中かもしれません。

 以前にも述べましたが、この「フェイズエリカ」シリーズは、戦車道試合のシーンが豊富に描かれて登場チームおよび対戦校チームの戦車が多数登場するため、これらをプラモデルで再現しようと楽しんでいる交流サークルのモケジョさん達の間でも人気があります。
 とは言っても、対戦校チームの継続高校の登場車輌のほうが人気があり、主人公たちの黒森峰女学園チームの車輌はいまひとつ話題になっていませんでした。

 

 私自身は、これの発売日を失念しておりました。ところが模型サークルの先輩アンドー氏がいつの間にか入手していて、送ってくれました。これを読んで黒森峰女学園チームの車輌をもっと作れ、というメッセージなのでしょう・・・。

 

 裏表紙が実に渋いです。これでいいんじゃないか、こういうのでいいんだよ、こっちを表紙にしても黒森峰ファンは納得するんじゃないか、と思います。

 

 黒森峰女学園チームの車輌は、既にコミックシリーズにも出ていた38(t)戦車の他、アニメ本編にも出ていたⅢ号戦車J型があります。後者にレイラが搭乗しているシーンは初めてですので、新鮮です。

 ですが、この38(t)戦車は、大洗女子学園カメさんチームの初期搭乗車B型と同じ形式、形状であるようです。チームが違うのですから、異なる型にしてくれたほうが、模型による再現もやりがいがあるのに、と思ってしまいます。
 例えば、プラッツ発の公式キットのE型をそのまま描写して出してくれれば、公式キットの再活用にもなったのではないか、ということです。

 ところで、この38(t)戦車の描写をみますと、車体よりも転輪のカラーが明るめであるように見えます。でも転輪のゴム部分が黒く塗られていませんから、描画の際に白のままにしただけかもしれませんね・・・。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

継続高校 T34/76(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その2

2018年09月12日 | ガルパン模型制作記

 ステップ1では車輪類を組み立てます。ガルパン仕様にするには、キットの転輪パーツだけでなく、別の転輪のパーツも他キットから転用する必要があります。
 ステップ2では下部車体を組み立て、ステップ3では足回りを組み付けます。今回の製作では、足回りの組み付けは塗装後に行います。

 

 コミックのシーンにおけるトウコ隊長搭乗車は、御覧のようにプラウダ高校チームの同型車と同じ転輪の組み合わせであるようです。転輪5つのうち、前後の1つがディスク型、中央の3つが穴あき型です。キットの転輪は5つともディスク型ですので、穴あき型転輪のパーツをタミヤのMMシリーズの59番の同型車のキットより調達しました。
 過去にプラウダ高校チームの劇中車を製作した際にもパーツを変えたりしており、その時の余りパーツが使えました。

 

 劇中車に合わせるためのパーツ群です。右の濃いパーツがタミヤキットからの転用品です。当然ポリキャップ留めですので、今回のドラゴンキットと合うかな、と不安になりましたが、軸径はそのままでポリキャップもはめ込み出来ることを確かめてホッとしました。
 厳密には、ドラゴンキットの車軸が若干長いので、1ミリほどカットして短くする必要があります。これは本来の転輪パーツQ1、Q2、Q3をはめる軸も同じですので、どうやら車軸パーツA1、A2、A3が元々長すぎるようです。

 

 組み立てて、劇中車の転輪の並びに合わせてみました。プラウダ高校チームのT34/76も同じ配列ですから、ガルパンのT34/76は転輪の配列に関しては統一されているのかな、と思ったりしました。
 実際の第二次大戦中のT34/76の写真を何枚か見た事がありますが、こうした転輪の配列になっているケースを見た事がありませんので、これもガルパン独自の要素なのかな、と思いました。

 

 続いて起動輪と誘導輪を組み立てます。

 

 組み上がりました。劇中車の起動輪と誘導輪は、明確に分かる描写場面がありませんので、キットの指示パーツのまま組みました。

 

 ステップ2に進みました。

 

 まだ泥がこびりついていました。ウエットシートで何度も拭き取りましたが、乾くとまた白っぽく浮いてくるのでした。

 

 車軸パーツなどを取り付けます。これらの車軸が、ちょっと長いので1ミリほどカットして短くする必要があります。また誘導輪軸のA6は付ける向きによって履帯の張りを調節出来ます。ここは劇中車にあわせて下向きに取り付けます。

 

 ステップ3に進みました。背面部のフックF24の向きを逆にしてガルパン仕様に合わせました。F23は切り詰めて小さくしてセットしました。

 

 ステップ3が完了しました。泥を拭き取り、消毒スプレーを吹きかけながら進めましたが、泥がまだ頑固にこびりついている所もあり、ニードルで掻き落としたりしましたが、そのうちに掻き傷も目立ってきたので、あまりほじくるのは止めにしました。塗装すれば見えなくなるので、このままでも良いか、と考えました。
 むしろ、塗装しても泥が浮き上がってきたらどうしよう、なんて思ってしまいました。さすがにそんなことは起こらないでしょう。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンダース大付属高校チーム隊長のケイは五十鈴華と並ぶ?

2018年09月11日 | ガールズ&パンツァー

 御存知、サンダース大付属高校チーム隊長のケイです。試合観戦中の描き下ろしシーンのようですが、左手に抱えるポップコーンのカップが超ビッグサイズです。

 

 劇場版エンディングの、ギャラクシーでの帰途シーンでも同じ超ビッグサイズのポップコーンを当たり前のように食べています。さらにアリサのハンバーガーにもかぶりついていましたね・・・。

 あまり言われていないようですが、もしかしてケイは、大洗の五十鈴華と並ぶ大食いなのかもしれませんね・・・。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

継続高校 T34/76(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その1

2018年09月10日 | ガルパン模型制作記

 ガルパンコミックの「フェイズエリカ」には、現時点でアニメ本編に出ていない継続高校チーム隊長が奇抜なスタイルで登場し、独特の言動と独創的な作戦指揮ぶりを示してなかなかに魅力ある存在となっています。名前はトウコであるそうですが、大洗へよく行っている方なら、元ネタが分かるでしょう。
 上図は、「フェイズエリカ」第3巻のカラーページの4項目で、下のコマにはトウコの搭乗車も描かれます。

 

 トウコ隊長の搭乗車は、T34/76であることが、第2巻67ページ以降の描写からも分かります。62ページからのチーム保有車輌勢揃いシーンでは、赤枠内に見えます。各車輌のなかでみると、車体色が明るめであるようです。

 

 トウコ隊長のT34/76のディティールは、第3巻巻末の「登場車輌」の項に示されます。各部の特徴からT34/76の1943年型が原型であることがうかがえます。これをフィンランド軍仕様に改変したのが、上図の劇中車です。

 

 史実での同型車輌です。各所に細かな差異はあるものの、全体としては良く似ていますので、トウコの搭乗車はこういった実在車輌がモデルになっていると思われます。プラウダ高校チームのT34/76と異なる点は、砲塔にキューポラが設けられることです。
 また、フィンランド軍仕様の特徴としては、左右フェンダーの前後端をカットする点、フェンダー前部に起倒式カバー付きのライトを設ける点、などが挙げられます。

 

 さらにトウコ隊長の搭乗車は、カラーページにも出ていますので、車体の塗装色がよく分かります。あまり他に例を見ないパープル系のカラーも用いての、斜めのストライプ模様にまとめているようです。
 また、車体の左右側面に丸太をくくりつけているのが分かります。フィンランド軍の車輌は丸太を装備して、雪道や泥道にはまりこんだ際の脱出用応急材として使用していたそうです。タミヤのキットにも丸太のパーツがついているので、それを参考にして劇中車の姿が成立したもののようです。
 この丸太装備のため、他の装備品を全て降ろしてある、というのがトウコ隊長のT34/76の外見上の特徴と言えます。模型的にはシンプルになっているわけで、そのぶん作り易そうです。

 

 そうなると、模型での再現工作においても丸太の装備状況は重要なポイントになります。上掲の、コミックス第3巻収録の第10話の扉絵にて、その様子が細かく描写されていますので、参考になります。

 

 使用するキットは、去る8月20日の岡山真備のエラヤへの買物支援にて得た、水没品九割引きセール購入品4点のうちの一つでした。御覧のように水害で店舗が完全に水没し、全ての商品が泥水に数日間浸かってしまったなかの1点です。
 箱はボロボロのヨレヨレでしたが、紐で縛ってあるために中身はそのまま保たれていて、購入後の点検においても不足のパーツはありませんでした。

 このキットはドラゴンの製品ですが、古い時期の発売品であるため、これまで大阪や京都などの模型店などでは見かけたことがなく、エラヤでの買物中に見つけて、これは継続のトウコの車輌のタイプだな、と気付き、作ってみるのも面白そうだと思い、買っておいたものです。

 

 購入後すぐに泥を洗い流して消毒し、日干しして殺菌乾燥させましたが、組み立てガイド図は御覧の通りでした。表紙の泥はなかなか落ちず、無理にとろうとすると紙が破れそうなので、この程度にとどまりました。開いてみたら中のページは割合に無事でした。
 しかし、そのまま使うには色々と不安もあったので、ホビーサーチさんの同一商品の案内記事から組み立てガイド図をダウンロードしてプリントアウトして使用しました。

 

 ランナーパーツは全て、重曹とクエン酸を溶かしたぬるま湯に三時間浸け置きしてから洗剤をふりかけてブラシ洗いしました。半日日干しして乾燥させたのち、もう一度水洗いして、エタノールスプレーをまんべんなく吹き付けて消毒しました。

 ここまで念入りに洗いや消毒を重ねたのには理由があります。周知のように、水害発生時の泥水というのは、自然からの流水だけでなく、生活排水や汚水もみんな混ざるため、細菌類が蔓延して伝染病の原因にもなりかねません。さらにカビ臭のような匂いがついているので、それも落とさないといけません。重曹とクエン酸を用いたのはそのためでした。

 ですが、泥は完全に落ちておらず、乾燥とともにじわりと浮いてくるのでした。これらは除菌用ウエットシートで大体を拭い取りました。

 

 かくして、水没当時の泥の残滓をさらにウエットシートで拭き取りつつ、消毒しながらの組み立て作業に取り掛かりました。岡山真備の水害で亡くなった方々の事を思い、まず黙祷しました。ついで、今も苦労されている方々の事を思って、その方向に向かって一礼しました。
 それから、ランナーパーツを使用分と不要分とに寄り分け始めたのでした。  (続く)

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一番くじプレミアムセレクション ガールズ&パンツァー あつまれ!みんなの戦車道!!

2018年09月09日 | ガールズ&パンツァー

 

 一番くじでまたまたガルパンが出るようです。「一番くじプレミアムセレクション ガールズ&パンツァー あつまれ!みんなの戦車道!!」と銘打って、2018年11月17日からスタートします。一回900円です。
 公式サイトでの案内記事はこちら

 今回はフィギュアがメインで、戦車は無いようです。ガルパンの一番くじ関連品も今では多数を数えて多くのファンが楽しんでいるようですが、手放す方も少なくないようで、各地の中古ショップに行くと過去の商品群が大量に最低限価格で売られているのを目にすることが多くなりました。一番くじに限らず、ガルパン関連グッズそのものが、中古品市場にも豊富に出回っているようで、余剰在庫が各所にストックされているため、海外への払い下げも時々ある、ということです。

 すると、今回のフィギュア群も、数年経てば100円ぐらいでワゴンセールになるのかな、と思ってしまいました。私自身は、ガルパン戦車プラモがメインなので、フィギュア群はとうに手放して売却、それ以来一番くじも買っていません。まともに集めてもキリが無いからです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンダース大学付属高校 GMC2.5トントラック 作ります!! その4

2018年09月08日 | ガルパン模型制作記

 ステップ9では、キャブの組み立ての続きを行います。ガルパン仕様への変更点は、二つあります。

 

 変更点の一つ目は、前回でも述べたヘッドライトの位置です。上図のワンシーンの黄円内に示すように、ヘッドライトの位置がキットの取り付け指示よりも外側にずれています。補助ライト類が省略されているため、ヘッドライトの位置も移して調整したのでしょう。

 

 劇中車にあわせて、ヘッドライトの位置を調整しました。

 

 前から見ますとこんな感じです。キットの組み立てガイドの指示位置は、約5ミリ内側でした。

 

 キャブの左右のドアは、はじめは開閉自在にしようと考えましたが、キャブ自体が箱組みで強度に不安が残るため、強度確保のためにドアも接着固定することにしました。

 

 ドアミラーは左側のみだったそうなので、パーツも左側のみ用意しましたが、柄が長過ぎます。

 

 御覧のように、劇中車のドアミラーは柄が短いです。

 

 そこで柄を半分ほどカットして短くして、取り付けました。これでキャブ部分の組み立てが完了しました。念のためシャーシーに仮組みしてみましたが、違和感なくおさまりました。

 

 ステップ9および10では、荷台の組み立てを行います。ステップ10で取り付ける銃座は、劇中車にはありませんので、関連のパーツ類は全て不要です。

 

 荷台も箱組みですので、仮組みしながら慎重に組み立ててゆきました。

 

 仕上がりました。

 

 前部に取り付けた道具掛具の107は、劇中車に無いことに気付きましたので、後で取り外しました。

 

 底面を上にしました。

 

 残りのパーツを順番に組み付けてゆきました。

 荷台が完成しました。キットの組み立てガイド図には、荷台の上につける幌の寸法とフレームの取り付け図が示されており、これらを布や銅線等で自作する旨の指示があります。つまり、幌部分のパーツは含まれていないわけです。
 そこで、以前にプラウダ高校チームのトラックZiS151をズベズダおよびトランぺッターの製品のパーツで製作した際に余剰となった幌のパーツをこちらに転用することにしました。  (続く) 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちよっと豊郷へ立ち寄ってきました

2018年09月07日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 きのう9月6日、模型サークル仲間の数人に会ってエラヤの水没品セール購入品などを渡す用事があり、兵庫明石、京都久御山、滋賀栗東の三ヶ所でそれぞれの仲間と落ち合って、キットのパッケージやランナーパーツを渡しました。
 本来なら宅配便を利用して送るのですが、他にも幾つかの不要キットの譲渡および売買の約束があり、また水没品キットの洗浄消毒に関して直接説明すべきこともあったので、会ってやり取りした方が良いと思い、総計16点のキットとランナーパーツおよびジャンクパーツ多数を車に積んで出かけました。

 早朝に出発したので、午前中に三ヶ所とも回ることが出来ました。三ヶ所目の栗東市で会った先輩U氏は、折角だからとファミリーレストランでの昼食を奢ってくれました。模型談義を楽しみつつ、有り難くいただき、模型キットも渡して別れたのは、11時半頃のことでした。

 予定ではそのまま帰途に着く積りでしたが、栗東インターチェンジ近くのホビーオフを見かけて立ち寄り、けいおん関連の中古フィギュアが数点あるのを見ているうちに、まだ時間もあるし、ちょっと豊郷まで行ってみるか、と思い立ちました。栗東から豊郷へは国道8号線を進めば一時間ちょっと、名神高速で行けば一時間もかかりません。
 かくして、12時過ぎには、豊郷小学校に着きました。天気は良くありませんでしたが、今回はフィギュアの撮影が目的ではないので問題はありませんでした。

 それよりも、前回8月11日の訪問時に気になっていたことがあり、そちらの現状が知りたくて、まっすぐ酬徳記念館に入りました。

 

 気になっていた事、というのは、上図のような館内けいおん展示品の荒廃ぶりです。各所にあるフィギュアが破損したり、一部を欠いたりしています。
 例えば、上図左の平沢憂の両手のフライパンと返しが欠損、右側の平沢唯のギターのヘッドが欠損、中野梓の脚元に田井中律ミニフィギュアの頭部が転がっている、といった状態でした。

 

 なかでも荒廃ぶりが目立つのが上図の展示でした。保護ビニールが掛けられていないため、全ての展示品がいざとなれば触れる状態で、フィギュアの幾つかに破損や欠けが目立つのは勿論、書架の下の段に並べられていたフィギュア数体は台座を残して無くなっていました。

 このような状況は、初めてここを訪れて展示の数々を見た頃には無かったので、最近の傾向なのかなと思いましたが、そうであれば誠に残念なことです。
 私自身、カルバンファンになる前は、けいおんのテレビ放送をリアルで視聴して楽しんでいたファンの一人で、ミニフィギュアも集めていましたから、こうした荒廃ぶりは、見るにしのびないものがあります。もともと模型が趣味で、スケールフィギュアを見るのも好きですから、それらの破損というのは放置できない性質です。出来れば修理してあげたい、修理出来なくても何とかしたい、という気持ちが常にあります。

 そういう気持ちは、ガルパンファン以来の仲間であるナガシマ氏にもあるようで、ここ数日はそれに関しての意見交換をネット上でやっていました。一度、修理清掃に行こうか、ということになり、具体的にどうやるかを相談しました。ナガシマ氏はツイッター仲間にも問い合わせたりして、参考意見を色々と得たようです。

 私自身は、今回の訪問にて、館内にある教育委員会と観光案内所に挨拶し、展示品のメンテナンスに関して色々話を伺いました。基本的には、当局は展示品群にはタッチしない、ファン有志のボランティア的活動に全て任せている、というスタンスであるそうです。
 それで、修理や清掃についても、一声かけてくれれば良い、ただ記録を取る必要がありますので、名前や住所等をお知らせいただきたい、ということでした。すぐに名刺を渡して、今後の修理清掃の予定などを述べ、またナガシマ氏が修理清掃に行くかもしれない旨も伝えておきました。

 同時に、展示品の破損の原因とかをそれとなく聞いてみました。一般的には子供のイタズラ、と受け止められているようですが、それは実際には可能性の一部に過ぎない、ということが分かりました。
 そういえば、かつて「部室」入口にあったケロが無くなってしまったのも、決して子供の仕業では有り得ませんね・・・。

 いずれにせよ、思いついての立ち寄りでしたが、色々と収穫はありました。ナガシマ氏との意見交換を通して思うこともあったため、全ての展示品の写真を記録の意味で撮っておきました。これまでに何度も訪れていますが、全ての展示品にカメラを向ける機会は無かったな、と振り返った次第です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再び、岡山真備のエラヤへ行きました  後編

2018年09月06日 | 観聞日記

 帰宅してすぐに洗浄と消毒と整理にとりかかりました。翌4日に台風が接近して天気が大荒れになるということで、この日のうちに全部片づけておくことにしました。

 

 ランナーは全部で24枚、ガラクタ当然の山から探し出したもの、廃棄予定のゴミ袋詰めの中から引っ張り出したもの、などがあり、AFV関連はほとんど探し出した気がします。
 多くはバラバラですが、組み合わせると戦車が2輌ぐらいは組み立てられるのではないか、と思う程の量がありました。ガルパンの戦車を作る際に必要となる場合が多いパーツを含むものを優先的に探って集めましたので、当分の間、ガルパン仕様工作のための転用パーツには困らないと思います。

 

 AFV残存在庫の棚で見つけた戦車キット4点のうち、上図の1点を購入しました。ビニールでパックされたまま水没して、中の箱はフニャフニャのまま、底はまだ湿っていました。

 

 ですが、ビニール包装を解いて、西日に15分ほどあてると、パリパリに乾いてゆきました。箱の紙質のためか、泥の粉があまりまとわりついていない感じでした。

 

 同商品の見本画像です。ロシアのアークモデルスのBT-7です。これはガルパンでは継続高校チームの所有車としてコミック「フェイズエリカ」に登場します。私は既にタミヤのキットで同車輌を製作していますが、アークモデルスの製品はこれまで作ったことが無かったので、ひとつ経験してみようか、と考えて購入しました。

 

 中身はこんな感じでした。ランナーの袋はドロドロでしたが、開封してランナーを取り出して見ますと、意外にもそんなに汚れていませんでした。泥が付きにくいブラ材質のようです。
 組み立てガイド図はなんとか無事でしたが、デカールは半分破れて剥がれていて駄目でした。

 

 ぬるま湯に重曹とクエン酸を溶かしたものに入れて30分ほどつけ置きし、それからジャブジャブとやったら、上図のように綺麗になりました。

 

 続いて、24枚のランナーを全て袋から出しました。大部分がドラゴンの製品で、一部がアスカモデルズの製品でした。

 

 多くはあまり汚れが目立たなかったので、水に付けて洗い、エタノールで消毒するにとどめました。

 

 洗浄後に乾かしながらパーツの種類ごとに分類して整理しました。上図は全てM4系列のパーツ群です。車体パーツも1輌ぶんが含まれており、M4A1のようにみえました。VVSSや転輪はガルパン劇中車では必須の初期型タイプがほとんどで、約5輌ぶんの量がありました。私の今後の計画ではおさらく2輌分程度を使うことが見込まれますので、余剰分はサークル仲間やモケジョさん達にあげることにしました。

 

 こちらは、Ⅳ号戦車系列のパーツ類です。主に転輪類ですが、ラングの車体パーツらしきものも混じっています。

 

 これは、T-34系列のパーツ群です。スケルトンの砲塔パーツはAFVクラブの製品で、あとはドラゴンの製品です。1941年型の砲塔のパーツも含まれています。

 

 これはⅡ号戦車のパーツ群です。いずれガルパンのⅡ号戦車を最低でも2輌は作るでしょうから、幾つかのパーツが役に立つと思います。

 

 これはⅢ号戦車系列のパーツ類です。主に転輪類ですが、車体のパーツ類も含まれます。ハンドルやフック等の細かいパーツが多く含まれるので、ガルパン仕様への工作に使うパーツには当分困りません。

 洗浄と消毒に約2時間を費やし、整理と箱詰めを終えたのは午後5時過ぎでした。台風接近中のためか、風があって涼しかったのが幸いでした。
 これでエラヤでの購入品は二回分に及び、しばらくプラモデルを買わなくて良いぐらいの量が蓄積されました。

 

 8月20日の最初の買物支援にて購入した戦車キット4点のうちの2点を、順に作りました。上図は ピットロードのオキチスH38です。塗装前の組み立てを全て終えた状態です。

 

 もう1点が、ドラゴンのT34/76です。御覧のように「フェイズエリカ」の継続高校隊長トウコの搭乗車として仕上げました。
 ガルパン仕様の工作にあたっては、各所を改造し、タミヤやAFVクラブの同型車のキットのパーツを転用したりして劇中車に合わせました。左右フェンダーの前端に設けられる起倒式ヘッドライトは、パーツが無いため、ブラ材とエポキシパテで形を整えて自作しました。上図は、塗装前の組み立てを完了した状態です。履帯はタミヤ製品のベルト式パーツを転用する予定です。
 このT34/76は、ガルパン戦車模型工作の一つですので、いずれ改めて製作レポートを綴る予定です。  (了)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンダース大学付属高校 GMC2.5トントラック 作ります!! その3

2018年09月05日 | ガルパン模型制作記

 ステップ6では前輪およびキャブの組み立てを行います。今回の製作ではキャブ部分をタンクローリーキットのものと交換して劇中車に近づけるため、キットのキャブ関連パーツは使いません。そこで、前輪関連のパーツのみを組み立てます。

 

 前輪、ラジエータ、ラジエータガイド、ヘッドライトのパーツです。このうちヘッドライトは70のみを使用します。71および72は劇中車には無いからです。またラジエータガイドの78も、後でヘッドライトガード部分をカットします。

 

 組み付けました。この時点ではヘッドライトのパーツをガイド指示通りにくっつけていて、後でアニメシーンを見てライトを70のみ残し、その取り付け位置もずらしました。

 

 キャブ部分のパーツは、同じイタレリの同型車のタンクローリータイプのものと交換します。

 

 上図のパッケージ内の右上隅に、交換するキャブのパーツ類が見えます。それを取り出しました。

 

 ガイド図も、タンクローリーのキットのものを参照しました。この図に従って組んでゆきました。

 

 運転席のパーツ類です。シンプルですが、こんなものでしょう。

 

 組み上がりました。ペダル類は省略されています。ドラゴンやホビーボスの製品なら、ペダル類も細かくパーツ化されていたでしょう。
 イタレリの製品は、完成すれば殆ど見えなくなる範囲のパーツを省略する傾向があり、そのへんはタミヤの製品に似ていると思います。

 

 大きなシートに大きなハンドルです。ゆったりとしていて、少なくとも戦車よりは運転し易かっただろうと思います。レバー類はシフトレバー、駆動輪切替レバー、サイドブレーキレバーであるそうです。

 

 キャブのパーツを取り出しました。後期型の丸いキャブで、劇中車と同じです。

 

 パーツは御覧の通り、箱組みで作ります。一つ一つ慎重に組み合わせて、ズレや歪みが出ないように貼り合わせてゆきました。

 

 組み上がりました。フロントガラスのフレーム95は、とりあえず接着を保留にしました。ガラスのクリアパーツを付けるので、塗装後に組み付けるのが良さそうに思えたからです。
 また、エジエータガイドの左右のライトガード部分は、劇中車にありませんのでカットしました。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再び、岡山真備のエラヤへ行きました  前編

2018年09月04日 | 観聞日記

 きのう9月3日、岡山真備のエラヤへ再び行ってきました。3日からいただいた休暇をゆるキャン△長野行きとガルパン大洗行きに使おうと計画したところ、4日から台風の直撃を受けて関東甲信越は暴風と大雨という予想となり、全ての予定が白紙に戻りました。

 ガッカリして、何もすることが無いまま、3日の朝に起きてとりあえずネット等を眺めていたら、エラヤの情報が入ってきたのでした。9月も営業している、というので、驚きました。8月いっぱいで終わる、というのは水没品九割引きセールのことだと悟った時、窓の外を見て晴天であるのに気付き、よしエラヤへ行こう、と思い立ってすぐに出発しました。

 

 エラヤに着いたのは午前10時頃でした。お店の様子は御覧の通りで、営業してるのかな、と思いましたが、店長の団迫さんが玄関口で水洗いをやっておられました。
 近づいて挨拶すると、「ああ、どうぞ中へ」と応じてきました。

 

 店内は、前回来た時よりも片付いていて、在庫量は半分以下になっていました。スチール棚も半分ほど撤去されていて、もともと広い店内が余計に広く感じられました。整理に勤しんでおられた奥さんにも挨拶したところ、ああ、この前の、と笑顔を向けてきました。
 客は、この時は私一人でしたが、まもなく三人ほどが入ってきて、みんな飛行機のキットの棚へ向かいました。AFVが目当てなのは、私だけだったようです。

 

 南側の長いスペースは完全に片付いて、空のスチール棚が置かれてありました。

 

 西側のAFVコーナーは商品もスチール棚も完全に無くなっていました。殆ど売れて無くなったのかな、と見回したところ、店内の商品全体が整理されて移動されていることに気付きました。

 

 つまり、残っている在庫は全て東側の棚列に移されて再整理されていたのでした。

 

 そして西側には、ジャンクパーツというか、箱の破損や客の乱雑な扱いによってバラバラになってしまったランナーパーツ類が山積み状態で集められていました。ゴチャゴチャと積み重なっているので、最初は何が何だか分かりませんでした。

 

 しかし、よく見るとドラゴンのⅢ号突撃砲の破れパッケージがありました。ランナーの一部がその下に埋もれていました。一つ一つ袋を見てゆくと、他にも相当な量のAFVランナーパーツが見つかりました。

 

 パッケージ単位で保たれている品は、みんな東側の棚に移してありました。上図の4つの棚が、全てAFVの残存在庫で埋められていました。前回来た時は見なかった戦車キットも三つほどあり、こんなのがあったのか、前回は見落としたかな、と思いました。とりあえず状態が良さそうな1点を取り出しました。

 

 反対側には車、飛行機のキットがまだまだ豊富にありました。もともとそちらに力を入れていたようです。

 

 塗料類も、今回はこれだけになっていました。8月20日の訪問時はもっとありましたから、いかに沢山の方が来られて、いかに多くが買われていったかが分かります。

 

 玄関口からの通路にはホースが引かれ、玄関口で店長団迫さんがスチール棚の泥を洗い流していました。奥では、後からやってきた客が買物をしていました。

 


 精算時に、団迫さんと少し話をしました。いつまで営業されますか、と訊ねたところ、「まあ、そうやな、9月いっぱいは色々片づけんとならんし、店もこうして開けとるし、その間は残品の販売も出来るだけやってくよ、いつまで出来るかちょっと分からんけどな」との返事が返ってきました。
 興味深いことに、閉店とか閉鎖という言葉を一切まじえませんでした。ひょっとすると今後も、と期待してしまいましたが、明らかな方向が示されているわけでもないので、それに関しては聞かないでおきました。

 精算額は2750円でした。ランナーは全部で24枚買いましたので、原則100円で販売ということなので、おそらく2400円、戦車キット1点は350円、という計算だったのでしょう。戦車キットのパッケージの側に残っていた値札には3500円とありましたので、350円であるならばこれも九割引きになります。
 そのセールは8月いっぱいで終わったのでは、と言いかけましたが、団迫さんがしっかりと値札を確認して電卓に入れておられたので、おそらくサービスなのだろう、と受け止めて、無言で頭を下げました。

 

 一時間ほどで買物を終え、汗だくになって外に出ました。エラヤさんが営業時間を午前中のみに限っているのは、店内のエアコンが水没でダメになって撤去したため、日中は室内が高温になって仕事にならないから、だそうです。確かに店内に居ると、時間と共に室温がぐんぐん上がってくるのが感じられました。

  なので、外のほうが涼しかったです。というか、この日は気温がそんなに高くなかったと思います。風もけっこうありましたが、これは台風接近の印だったのでしょうか。

 

 何と言うか、今回も様々な感慨がありました。模型の聖地とうたわれた老舗が、こうして一つの幕引きに向かってゆくのを見るのは、誠に残念なことです。

 遠い遠い昔、軍艦艦艇のキットをガンガン作りまくっていた若い頃、どうしても入手出来ないガレージキットの品を求めて、このお店に三度ほど行きました。その頃は矢掛の古い町並みの中にもお店があったのですが、三度とも、求めていた品がありました。奈良や京都や大阪や神戸の専門店にも無い商品があるとは凄い、と感動したのを覚えています。
 ここ真備のお店には、横溝正史ゆかりの地巡りの際に二度ほど来ました。その時も通路の狭さと天井近くまで高く積み上げられた商品の量に圧倒される思いが強かったです。その往時の状況は、2016年に石坂浩二が訪れた時の動画にて御覧下さい。こちら

 それらの思い出が、なにか大切な宝石のように思えて、こみあげてくるものがありました。記念の自撮りをやっている最中でしたから、目頭に力を入れてこらえたのでしたが、おかげで厳粛な顔つきになってしまいました。  (続く)

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最終章のトーナメント表にみる島田愛里寿の可能性

2018年09月03日 | ガールズ&パンツァー

 以前の記事にて、島田愛里寿が地元群馬のヨーグルト学園に編入して無限軌道杯試合に参戦する、という可能性を指摘しました。
 この仮定をふまえて、改めて最終章第1話のトーナメント表を見てみました。

 

 周知のように、ヨーグルト学園は既に7番にエントリーしています。これは単なる表現ではなく、島田愛里寿の編入先としての伏線であるのかもしれませんね・・・。

 この仮定で対戦が進んで、西住みほと島田愛里寿がそれぞれのチームを率いて勝ち進んだ場合、上図に示した赤と青の枠表示のようになるでしょう。そして準決勝で両者は合いまみえることになるわけです。

 この場合、想定される様相は、以前に述べた私考とは全く異なる成り行きを見せることになるでしょう。その私考では、継続高校の活躍を予想して表の5番に継続高校を仮定していますが、今回の想定においては島田愛里寿率いるヨーグルト学園に撃破される、というイメージすら湧きあがります。このミカと愛里寿の対戦というのも、思いっきり描いて魅せて欲しい、と思ったりもします。

 ですが、ヨーグルト学園を重視するならば、主要対戦校はむしろ9番以降に入り、1番から8番までの試合の流れは大洗とヨーグルトの激突までの流れにくくられる、という構図になるかもしれません。
 そうすると、黒森峰女学園やプラウダ高校は、初戦で敗退するわけはないと思いますので、9番以降にエントリーして聖グロリアーナ女学院やアンツィオ高校と同じ枠組みに含まれて乱戦気味の激闘を展開するのかもしれません。それはそれで面白そうです。

 ですが、今述べた事は、全て妄想に近い単なる予想です・・・・。チャラララーン。 (アホかお前は)

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンダース大学付属高校 GMC2.5トントラック 作ります!! その2

2018年09月02日 | ガルパン模型制作記

 ステップ2の続きです。車輪を組み終えた後、燃料タンク、サスペンションなどをシャーシーに組み付けます。サスペンションは接着面積が小さいため、強度に不安がありましたが、とりあえずガイドの指示通りに進めました。

 

 組み上がりました。

 

 軸部は、細長いパーツをカゴ状に積み上げてゆくイメージです。パーツの一ヶ所がズレると全体が歪んだりしますので、パーツをひとつ付ける度に慎重にチェックしました。

 

 燃料タンクの大きさが印象的です。

 

 ステップ3から5まで、シャーシー回りの各部品の取り付けが続きます。今回のキットに限らず、トラック系の車輌の組み立て工程の大半がこうしたシャーシー部分の製作になりますので、この範囲が仕上がると、完成に近くなってゆきます。

 

 各種のパーツを切り出して並べました。色々あるのですが、イタレリのガイド図には組み付け順序が示されていませんので、先につけないといけないパーツがあっても分かりにくいです。一度、仮組みを行って、パーツそれぞれの位置と前後関係を確認しておいたほうが、あちこちでつまずかなくて済みます。

 

 組み付けが完了しました。シャフト類のパーツも、長さがピッタリ合っていて、難なくおさまりました。海外メーカーのキットにおいて、このように細かいパーツがピッタリと組み合わさるのは珍しいです。大抵は微妙に長さが足りなかったり、長過ぎたりしてカット調整が必要だったりします。

 

 ひっくり返して上下を正した状態です。以前に制作したズベズダやトランぺッターのソ連軍トラックとあまり変わらない輪郭です。第二次大戦中の軍用トラックがどこの国でも似たり寄ったりであったことが実感出来ます。

 

 ステップ4に進みました。キットでは前部にワイヤーウインチが付く場合と付かない場合とを選択出来るようになっています。劇中車はワイヤーウインチを装備していませんので、ウインチ関係のパーツは全て不要となり、上図のパーツ群のみで組み立てました。

 

 ステップ5に進んで、一気に組み上げました。

 

 前輪のサスペンション部分です。細かいパーツを色々組み合わせますが、大体は駆動系の部品です。ハンドル関係と、クランクシャフト関係の二つです。

 

 エンジンは、御覧のように前に組み込まれますが、クランクシャフトを後ろへ繋いで後輪駆動としています。そういったメカニズムが、素人の私にもよく分かりました。なかなか楽しく、勉強になります。

 

 とりあえず、シャーシー周りの組み立て工程はこれで完了しました。次はキャブや荷台の組み立てに移りますが、キャブのパーツのみは、別キットのタンクローリータイプのものと交換する予定です。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

けいおん!の聖地をゆく16 その10 ルーチェ・カルマにて

2018年09月01日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 豊郷駅前の「ルーチェ・カルマ」さんは、もとはジュエリー関連のお店ですが、店主が熱心なけいおんファンであるとかで、いまでは完全にけいおんショップみたいになっています。店舗の内外にポスターやタペストリーが貼られ、グッズやフィギュアがたくさん展示され、グッズの一部が販売されていますが、販売品のメインがジュエリー関連である点は変わっていません。

 

 ウインドーの左側にあるムギの等身大パネルです。生誕イベントでの抽選配布品でしょうか。

 

 桜高新歓イベントのポスターです。知らない人が見たら公式のものかと思うぐらいに、出来が良いです。

 

 これはよく見たら「わかばガールズ」ですね。やっぱり斉藤菫はオーストリア人で金髪なんだ、と納得しました。

 

 玄関口にもけいおんの布ポスターが暖簾のようにかけてあり、けいおん巡礼者以外はちょっと入り辛いのではないか、という濃厚な雰囲気が発散されていました。けいおんファンは当たり前のように入ってゆきますが・・・。

 

 相変わらず、店内はどこもけいおん一色です。何のお店だったんですか、という疑問も吹き飛ばされてしまうような、濃い空間です。世界よ、これがけいおんだ、問答は無用、というような圧縮空気めいたものがビリビリと伝わってまいります。

 ガルパン大洗では、商店街のキャラパネル設置店が似たような状況になっていますが、いずれも空間が開放的なので、ガルパン臭とでもいうべきものがあまり感じられないのも特徴です。
 ところがここでは、店舗の内部が閉鎖的で照明も暗めになっているせいで、妖しい雰囲気も加わって、より濃厚なけいおん臭充満状態、という感じになっています。ある意味凄いと思います。

 ゆるキャン身延には、こういうお店は一軒もありませんので、それが聖地としての魅力を最大限に発揮し巡礼者を多く呼び寄せる流れには至っていません。こういうグッズだらけの楽しいお店があるかないかで、聖地巡礼の魅力に大きな差が出るのは、どのアニメにおいても同じでしょう。

 

 店内に飾られる多数の缶バッジ群の全てが、ファンの手作りによるものです。京都アニメーション発の公式品が一つも無いのは何となくうなずけます。京アニショップのみで展開していたガチャ缶バッジは、例えば3年2組クラスメイトの全員など、発売当時から既にレア物になって入手困難でしたから、豊郷での寄贈品にはなかなか加わらなかったのでしょう。

 今考えても、けいおんの公式缶バッジは、全部を揃えているファンが果たして何人居るんだろう、と疑問に思うほど、昔から希少性が高かったな、と思います。ガルパン大洗の公式缶バッジがいくらでも入手可能であるのとは対称的です。
 かくいう私も、かつてのけいおん放送時のブーム期に、奈良市のアニメイトの京アニ特設コーナーで公式のクリアポスターや下敷きを買った覚えがありますが、公式缶バッジは京都宇治木幡の京アニ直営ショップでしか売っていませんでしたから、殆ど買う機会がありませんでした。

 そういえば、ローソン展開の一番くじできゅんキャラシリーズを集めるのに熱中していた頃も、関連のお菓子やタイアップ商品は色々見かけましたが、缶バッジというのは無かったように思います。要するに、けいおんの公式缶バッジというのは、数あるアニメグッズの中でも超のつく希少品である、と思います。
 なので、どんなに熱心なファンでも、持っている人が少ないのか、豊郷の酬徳記念館の展示品にも公式缶バッジは揃っていません。一度、全部の実物を見てみたいなあ、と思ったりもします。

 本来の販売品である宝石や鉱石類が並べられているコーナーも、ところどころにけいおんフィギュアが置かれていて、もはや以前のお店の雰囲気をうかがい知ることすら難しくなっています。下手すると、けいおんがメインのショップが、ついでにジュエリー類も売っている、というように受け取られかねないです。

 

 どちらを向いてもけいおんです。全てがもう、けいおんです。ガルパンの戦車師団をくい止めて撃退するだけの迫力と蓄積がここには確かにあります。ここまでやるか、というような一線は、とうに超えてしまっているのです。

 

 いやー、こういうお店が駅前に位置しているというのは、巡礼者にとっては素晴らしいことです。豊郷小学校だけが人気スポットではないのです。いわゆる「登校路」ルートの起点と終点の両方に、聖地スポットがあるという構図ですが、そのへんはガルパン大洗と共通しています。大洗駅のインフォメーションコーナーと同じような立ち位置にあるのが、この「ルーチェ・カルマ」さんですね。

 

 ともあれ、今回も豊郷を満喫しました。帰りの電車の中では、心地よい満足感と疲労感とでボケーっとしているのみでした。

 以上で、「けいおん!の聖地をゆく16」の豊郷レポートを終わります。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする