岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

道具はちょっとした手間でよみがえる

2021-08-20 | 日記

なんちゅう題のブログかと思いますよね。

けど、感動したので今日はこの内容で。 まずは近況報告を。

写真なしですが、一ノ宮の狭小住宅、サッシまで入りました。来週待望の木製玄関引き戸が入ってきます。楽しみです。かなり重いそうで総出で受け入れます。

瑞穂の現場は土台敷きをやりたいのですが、この雨でどんどん予定が狂っていきます。梅雨って今?と思う天気何とかしてほしいです。

岐阜の狭小住宅は

こんな感じで進んでいます。仕上がりまでもう少しです。そして、そのお隣でご実家の改装工事が始まりました。

大工さんと私で内装の解体をしました。と言えばなんか私が結構働いてるようですが私はもっぱらゴミ拾いです。昔の家は面白いです、めくってみると「おお~っ」という予想外のことがしてあります。

今回も耐震補強の方法を大幅変更せざる得ないかと思っています。なんせ、この時代に鉄骨ハイブリットの家なんて・・・

こんな感じでゴミ捨ても行きます。リノベーションの時はなんせ、予算取りが甘いので「この仕事誰がやるん?」というものが多々発生します。その時は見積もったものの責任としてやっています。(情けない・・・)

さて本題です。

晴れ間を縫って秋着工の現場の樹木を切ってきました。

電気チェンソーで切ってきたわけですが、この量をなんと1時間ちょっとで処理をしました。

実は、3日ほど前にチェンソーの刃の目立てをしたのです。

ここでチェンソー豆知識。

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写真の上の部分がチェンソーの刃なんですが、その刃はすごく柔らかいです。木の下の方を切っているときに土とかを切ってしまうとそれでもう刃は切れなくなってしまいます。

だから、土の一杯ついた根っことかは切っちゃいけないそうなんです。これを早く聞きたかった・・・

前回使っていた時は、横に伸びた根っこを切るために、チェンソーを土に突っ込んで切っていました。だから切れ味がすぐに鈍って、細い木を切るのも必死でした。

「やっぱりホームセンター、それも一番安いチェンソーはだめか」

と思っていました。

で、調べてみたら「土は切っちゃダメ」「切れなくなったら目立てをしなさい」と書いてありました。

そこで、目立てに挑戦しました。 刃を一本一本棒やすりで研ぎます。刃は柔らかいので簡単に研げます。

そして、今日切ったら 

そりゃもう、バッサバッサ切れるのなんのって。

その様子を見ていたお母さまから「あらま~プロは違うのね。手際がいいわ」と褒められてしまいました。(プロじゃないですけど)

道具のメンテナンスは必要だなと感じた今日でした。

 

 

 


外部にも木をいっぱい使っています。

2021-08-10 | 日記

岐阜の狭小住宅、仕上げ段階に入ってきました。

道路に面した巾5メートルチョットで街並みにあった外観を作り出しています。

タマゴグミの外観は街並みにあったものにするのが鉄則となっています。奇抜などその場の空気を乱すものはご法度としています。

今回は、時間が経つほど味が出て町の風景になじんでくる外観、木を豊富に使いました。まずは、2階の濡れ縁はこんな感じ

内部には優しい感じの屋久杉を使っています。もうちょっと完成に近づいたら逆側もお見せします。逆側には家族がチョット腰かけられる穴を作っています。

そして表は

チョット凹凸を持たせるために、下呂の杉板を貼っています。

1年ほど前に倉知製材さんに訪問して、見つけてきた材料です。このウッドショックと言われてる中、倉知社長にお願いして材料を手配してもらいました。

まともな3mや4mの板を使うと価格がすごく高いので2メートルの材料をとって途中で継いでいます。継いでいる部分も小口から雨があまり侵入しないように小さな水切りをつけてあります。

この木が太陽の光や風雨にさらされ、年々味のある色に変っていくのが楽しみです。

 

最近はこのように木の仕上げをお勧めすることが多くなってきました。塗り壁のそとん壁はちょっと高くて手が出なくても、木の仕上げなら結構安価で採用できます。

現在進行中の一宮の狭小住宅でも木の外壁を使用する予定です。

 

お盆中は、営業しています。いつでも事務所に遊びに来てっください。

たまにいないこともありますが・・・

 


一ノ宮でやっと建前ができました

2021-07-15 | 日記

やっと天気が良くなり、1ケ月弱遅れの建前ができました。

大きな物件ではないですが、狭小地ですので通常のレッカー車が使えません。なんとホイストクレーンでの建前で2日間連続で晴れじゃないとできなかったのです。

建前の様子はこんな感じです。

警察の許可を得て、歩道に材料を置かせてもらっています。お隣のパン屋さんにもご迷惑をかけながらの施工です。

最初にこの土地を見て「本当にここで施工ができるのだろうか?」と正直悩みましたがやればなんとかなるようですね。

建前はこんな状況です。

長い部材も担いで移動させています。

材料は下呂の倉知製材さん、いつもながら素敵な杉やヒノキの材料で現場中に木の香りがします。

青空に浮かぶ登り梁。広角レンズを使ったのでちょっと伸びてしまいました。

 

これからが本番ですが、「えっ、街中にもこんな家が建てられるの?」と言っていただけるような素敵な家を造りたいと思います。


土地を選ぶということ 最近のことがらから考える

2021-07-07 | 日記

今日はちょっと真面目な話です。そして写真はありません。

 

最近土地がらみで大変な事故が続いています。一つは擁壁崩壊による家屋転落事故。もう一つは土石流です。特に土石流では命まで奪われてしまう大惨事になってしまいました。

私はその2つの事故を見ることで、タマゴグミが行っている土地選びのアドバイスをさらに強化し慎重にするべきと感じています。

 

では、あの事故ような事故の責任はだれがとるのでしょうか? 国? 県? 工事をしている人?

最近起こった事故ということではなく一般例として書きます。

 

まず、擁壁崩落事故の場合です。

もし近くで行っている工事が原因だとしたら工事者の責任が問われるでしょう。

しかし、隣地への影響を低減する方策がとられており振動等が通常工事で想定される範囲内であれば話は変わってきます。

その場合は所有者責任となってきます。要はその崩れた擁壁の持ち主の責任です。たとえ過失がなくてもです。

 

それでは、擁壁の安全性がなかったから崩れた場合は?

その場合は、造った人への責任となるでしょう。しかし、50年前に造られていてその時の法律ではその作り方でOKだったら、責任がないと判断される場合が多いですし、また持ち主による適切な管理されていなかった場合も責任を待逃れることになるでしょう。

それに、造った人の責任があると証明しなければいけないのは、持ち主です。大変な労力と費用が掛かると思います。

じゃあ、そんな土地や建物の仲介した不動産屋が悪いだろう。と思われるのですが、多分、重要事項説明書内に免責になるような内容は盛り込まれている場合が殆どです。

それならどうすればよかったんだ、ということになります。

結論から言うと、買わないことです。

このような怪しい擁壁の土地は、岐阜市や各務原市でちょくちょく見かけます。

そんな土地で何かあったら買った自分の責任になることを覚えておきましょう。

 

次に土石流です。

Googleで「岐阜市 土石流」と検索してみてください。

土石流は岐阜の山の中のものだけと思ったら大きな間違いです。

岐阜市も山がたくさんあります。数年前に岐阜市の北の方でお客様の土地を探していた時、「えっ?こんな街中がレッドゾーン?(土砂災害特別警戒区域)」とビックリしました。

レッドゾーンに家を建てようとすると、土石流や崖崩落に対して家を守る頑丈な擁壁を作る必要があります。ですからレッドーゾーンの土地取引はほとんどされません。

しかし、イエローゾーン(警戒区域)の場合は今のところ建築の制限はありません。市町村が避難経路等の整備をするにとどまっています。

年々雨量が増しています。イエローゾーンだから安心というわけには済まなくなってきました。

今回の事故も大きな被害は、特別警戒区域(レッドゾーン)を飛び越して建築制限のない警戒区域(イエローゾーン)で起きています。

山の近くの土地を買うときにはたとえ岐阜市内であろうと、土砂災害を予想する力が必要となってきています。

 

私は、お客様の土地選びの手伝いを積極的にしています。また、不動産免許も持っています。

しかし、正直なところお手伝いするのは非常に怖いです。それは、いろいろ知識があることでその土地のリスクが浮き彫りになるからです。

そして、今回のような事故を見ると「ああ、イエローゾーンでもこれなんだ。」とさらに恐ろしくなります。

今できることはさらに知識をつけて、正確な判断ができるようにすることかと思います。

 

 

 


地盤改良はあくまでも地盤改良なんです

2021-07-05 | 日記

瑞穂の家 今日から地盤改良工事に入りました。

エコジオ工法。砕石を杭状に詰め込んで地盤を固める方法です。通常の施工は家が乗る地盤面に均等(碁盤の目のように)に杭を設置していきます。

けど、構造計算をすると、どの地盤にどのくらいの力がかかるかが見えてきます。

そこで、この位置とこの位置に杭を打ってほしいと指示をします。すると本数と日程と費用が増えます。で、その費用は・・・大体弊社がもちます。

通常の碁盤の目状の改良は間違っているわけではありません。住宅の場合あくまでも地盤改良なのですから。

住宅の地盤改良の目的は、その地盤がべた基礎の場合20KN/㎡(1㎡に2トンの重さ)布基礎の場合30KN/㎡(1㎡に3トンの重さ)に耐える地盤を作ることです。

だから、誤解を恐れずに言うと地盤改良には上部構造は関係がないということなります。

 

杭工事をすると地震に強い家になる・・というのも言い過ぎです。それが証拠に地盤保証には地震で受ける被害については一切保証がありません。(一部液状化現象に対する保証がついています)

ちょっと矛盾を言うと、地盤改良をすると地震に対して強くなるのは確かです。

工法によって違うのですが、液状化しにくくなったり振動が小さくなったりはします。しかしこれは副産物です。

ですので、新築時には必ず地震保険には入ってほしいとお客様にはお願いしています。

 

なんか元も子もない話をしてしまいましたね。じゃあ地震に強い家はというと、基礎から上の設計で決まります。

20KN/㎡の支持力のある土の上で、こんな基礎、こんな木軸組の家を造れば地震に耐えられる家になる という考え方です。

ですので、地盤改良をしない物件とする物件で構造設計を変える 特に基礎を変えることはありません。

 

だけど、地盤改良をすると支持力が高くなるのは確かです。そこで、構造計算の結果この位置にたくさん力がかかると解っていると、ついつい口出しをしてしまいます。いつも文句を言わず私の指示を聞き入れてくれる地盤改良屋さんには感謝しています。

ちょっとややこしい内容でしたね。わからなかったらご質問ください。

 

一ノ宮の街中現場。材料を搬入しました  が、天候が・・・

現在養生をして空中で材料はお休み中です。なんとか、今月中ころまでにはと思って、天に祈っています。

 

 

 


だから日本の中古住宅は価値がなくなるんだ?!

2021-06-18 | 日記

こんにちはタマゴグミのいてです。

アメリカの中古市場の価値が落ちない私なりの仮説が一つできたので、興味のある方は読んでみてください。これを読むとなぜリーマンショックが起きたかも見えてくるかも・・・

その前に、現場の状況です。今日は一宮の現場の紹介を。

基礎工事が終わりました。 建前は・・・・雨が続き予定ががた崩れです。困ったものです。

毎度ながら、基礎の精度には惚れ惚れします。

上の写真は一番端っこから写真を撮りました。まっすぐ通っています。これ、簡単なようでなかなかできません。それもタマゴグミの場合は基礎と底板の一体打ちをしていますので、型枠が宙に浮いた形でコンクリートを打ちます。通常の2回打ちよりも価格は高くなるのですがこれを見ると、まあ当然だろうと思ってしまいます。

 

建前は、来月早々の予定(これで2週間ほど伸びてしまった・・)ホイストクレーンを使っての建前です。

 

さてさて、本題を。

日本の住宅ローンは土地や建物を担保にしてお金を貸します。万が一払えなくなったら、土地建物を競売に出して回収します。それでも回収できなかったら、借りた本人に返してくださいと請求が来ます。払えないとなると、破産せざる得ません。この時、ご夫婦でローンを組んでいたらお二人とも破産する可能性が大です。また、ローンを組んでいなくても奥さん(ご主人)や親さんが連帯保証人や保証人になっていたら、その人も影響を受けて下手をすると破産せざる得なくなります。

このような住宅ローンを リコースローンと言います。ちなみにリコースとは償還請求権といって、借りた人や保証人に足りないお金を払ってくださいよ、と請求できる権利のことです。

この権利があるため、金融機関のリスクが少なくなります。よって金利は低めとなっています。

 

アメリカの場合はノンリコースローンです。つまり、住宅ローンを払えなくなったら家と土地を差し渡して一件落着。借りた人には足りないからって一切請求は行きません。(ただしブラックリストにはのります)

アメリカの場合は「払えない人に貸したあんたが悪いんでしょ。」と金融機関がリスクを負うことになります。

借り手にとってはすごく安心なローンですよね。

しかし、金融機関が責任を取るため、金利はす高くなります。大体日本の金利+3~4%の間でしょうか。2000万円を30年で借りたとすると、1000万円前後余分に支払うことになります。

 

ここからは私の推測です。

リコースローンの日本は人に貸し付けるため、借りる人の属性やその周りの人たちの属性をしっかりと調べると予想できます。

土地や建物は、まあ、お好きにしてくださいな。という感じでしょうか。10年も経ったら良い家だろうが適当な家だろうが価値はがた落ち、30年経ったらどっちみちタダなので。

 

ノンリコースローンのアメリカは人も見るでしょうが、物件、土地や建物の価値をしっかりと調べると予想できます。

借り手が飛んでしまったら金融機関は物件からの改修しかできないので、価値のない家には貸し付けないと思われるからです。

となると、価値の高い中古住宅が出やすくなります。というか、金融機関としては中古住宅の価格を落とすわけには行かなくなります。

また金利が高いので注文住宅よりも建売住宅が主になるのも何となく解ります。

 

つまり、アメリカの金融機関は家の価値を作り出していかなければ成り立たないことより、中古流通も高値の金額で取引されていると予想できます。

その反面、日本は金融機関は家の価値なんでどうでもいいのです。(ここまでいったら失礼か) だから中古住宅の価格はコントロールできず、家なんて30年でタダ、もしくは解体費用が掛かるお荷物となるのでしょう。

 

これはあくまでも私の考えです。

貴方はどう思いますか?

 

 

 

 

 


狭小地だからできること

2021-06-12 | 日記

内容には全く関係ないですが、

マチネの終わりにという映画をみました。福山雅治さんがギタリストとして出演する映画です。その中でのギターが素敵でなんという曲かと探しました。そして見つけた音楽がこれです。ニューシネマパラダイス ギターの音色が素敵で、これをピアノで弾いてみたと思い家内に簡単な楽譜を探してもらっているところです。

ピアノをお持ちのタマゴグミオーナーの方へ、伺ったときは披露します(多分1年後ですが・・・)

これにはおちがありまして・・・実は福山さんが弾いていた曲はこれじゃなくて、幸福の硬貨 だったんです。なんで間違えたんだろ?私の音楽音痴がばれてしまう。

 

さて本題です。

岐阜の狭小地住宅にサッシが入りました。YKKの樹脂サッシの納期が予定よりもかかりやっと入りました。

FIXガラスの筋交いの奥は外のデッキなのですが、そこにはポットに入れた植栽が入ります。

狭小地でも緑を感じならキッチンに立ちたいという奥様の願いを何とかかなえようと木を一本植えます。また、昼も夜もカーテンを閉めなくてよいように、そしていつも明るいように外部の壁はしっかりと作り、一部屋根をくりぬきました。

 

そして奥の部屋にも光が届くように、ハイサイドライトを取り付けました。北の部屋なのに結構明るい部屋となっています。

 

狭小地の家でも明るさと広がりをあきらめず工夫をすると、きっといい空間になると思い、チャレンジしています。

今月20日過ぎには、一ノ宮で狭小住宅の建前、そして瑞穂市で地盤改良工事が始まります。

ボチボチですが、着実にいい家を一棟づつ つくっていけたらと思っています。

 

 

追伸

タマゴグミのスタンドFM すでに17話目です。夫婦喧嘩を科学的に解明するという回もあり面白いと思いますよ。よろしければお聴きください。

スタンドFM

 

 


今年のプレゼント品 決定

2021-06-01 | 日記

こんにちは、タマゴグミの井手です。最近いい天気ですね。

昨日建てさせて頂いたお客様のところへ寄ったところ、工事の時残した木々の新緑がすごくきれいに見えました。

残しておいてよかったと思います。

 

先日の日曜日はタマゴグミのお隣さんの8周年記念にちょっとだけ参加してこんなものを作りました。

ヒノキのスマホスピーカー。

スピーカーと言ったら間違いですね。スマホの音を集約して指向性を変える装置です。

よって、最近すごく音が良くなったスマホに対しては効果が感じられなく、単なる「ちょっといい香りがする変な形のスマホ置き」です。

こんな時期ですので、一組づつボチボチと自作してもらいました。

20台チョットの準備をしていたのですが、出荷台数9台。つまり余っています。

で、考えました。

昨年もイベントがなにも出来なかってこの時期にプレゼント企画をしましたが今年もこれでやろうと。

今回、このキットをプレゼントします。オーナーさんとタマゴグミに登録している方には、数日以内にメールが届きます。ぜひご応募ください。

なお、限定15個くらいとさせていただきます。出荷までにはちょっと時間がかかりますがご了承ください。

また、事務所においでいただき作っていただくこともできます。遠慮なくお申し出ください。

 

再度、申します。

スピーカーとして期待はしないでください。念のために。


梅雨の合間にコンクリート打ちです

2021-05-25 | 日記

今年は例年になく早い梅雨入り。参ります。

今日は、一宮で基礎コンクリート打設です。

今日はこんなに晴天。ホッとしました。

コンクリートは水セメント比といって水の分量は強度に関わります。小雨でしたらいいもののまともな雨が降っていたら、施工はできません。

打設状況です。熱中症になるため、作業の時のみマスクはしていません。許してやってください。

コンクリートの一体打ちという工法で、基礎と立上り部分を同時に打ちます。それによって強度および気密と水密性が増します。この工法をやってくれる基礎屋さんは少なく、私はずっとこの業者さんに依頼しています。

通常2回コンクリートを打つのが1回なのでお安い・・・ことはありません。技術が結構いることと、特殊な金物を多用するので通常の基礎工事よりお値段は高いです。

このお宅も、許容応力度計算という方法で基礎や構造の計算をしていますがその計算結果に限りなく近づけるためには施工が大切だと思っています。この工法もその一環です。

さて、全体野写真を見てみましょう。

えっ?どこでやってるの?と思いますよね。

パン屋さんと お隣の家との間のほんの5メートルチョットの隙間です。

この間にタマゴグミの家が建つとなると結構ワクワクするのですが、工事はドキドキです。

今日も、歩道を通行止めしての施工周りの方々に大変迷惑をおかけしております。

 

ちなみにお隣のパン屋「たし算ひき算」さん。食パンがおいしいですよ!大人気で、毎日行列ができています。

このお宅が完成してお披露目の時にはいらっしゃった方にもれなく一斤プレゼントしたいけどそんな予算うちにはないか・・・

こんな感じで、工事が進んでいます。

 

 

 

 

 

 

 


照明を着替えるという発想

2021-05-15 | 日記

まずは最近のタマゴグミは・・

一ノ宮 狭小地の現場、始まっています。 

とにかく近隣のかたにできる限りご迷惑をおかけしないようにと考えながら進めています。そろそろコンクリート打設。ちょっとゾッとします。

ガードマンをお願いして、歩道を通行止めにして・・・そして、ここからが重要!手を合わせて天に、「どうか無事に終わりますように。」とひたすら祈るという「神頼み工法」を採用します。

岐阜の狭小地の現場は安定期に入りました。

大工さんが床貼りをしています。今回もなかなか良い材料が入ってきています。今日は大工さんと巾4メートルを超すメインの開口部のおさまりについて話してきました。

私の意図を知ってもらい、大工さんと具体的にどのようにしていくのかを施工側と設計側からの考えをあわせていく行為です。

 

そして

こんなこともしてきました。

格子戸の桟を増やしてきました。というのも、この5センチ強の間から子猫さんが入ってくるのがわかりました。入ってきて出られなくなるものかわいそうですので、入ってこれないように加工をしてきました。

 

さてさて、本題です。

今日、スタンドFMの録音を女性建築士の奥野さんとやっていました。

今回は照明についての話になりました。照明ってどのように選ぶのがよいかという話です。

そこで、奥野さんからの提案がすごかった。「照明って着替えればいいんじゃない?」

人のように照明も季節によって衣替え。そんな方法を提案されました。

さすがです。

そんな話をしている タマゴグミスタンドFMはこちらです。 建築士たちの他愛もない話 照明について