妻木の家の様子です

土間の天井は踏み天井（2階の床の裏が仕上がり）です。

この家は、南北に廊下が走っていますが、その廊下を計画的に通常の倍の広さにして、机をつけたり吹抜けを設けたりして、親さんとご夫婦家族の干渉帯兼接点としています。

廊下だけなら、通るだけの空間で無駄と感じますが、居場所を作ったり、景色を楽しめるようにしたり、光で変化をつけることにより、無駄が余裕に変わります。

人の生活と同じように、家も余裕のある無駄な場所が、その家を引き立てます。

店舗の状況です

店舗で若い大工さんが飾りようの梁の仕口刻みをしています。

床は杉の足場板を利用して、ちょっと荒々しい感じを、そして、天井には木の梁が走り棚はシナオイルフィニッシュという靴屋さん。

あと2週間くらいで完成です。