岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

墨俣の家の様子です

2011-02-16 | 日記

墨俣の家は40坪弱で2世代住宅を実現しています。

写真は2階の様子です。

天井は出来る限り薄くすることで、一般の住宅よりも階高(1階あたりの高さ)が低いにもかかわらず、このようにロフトもとれて尚且つ広く感じる部屋に仕上がります。

この「天井懐は出来る限り薄く」と言ったのは数奇屋建築の村野藤吾先生の真似です。

天井から屋根の間の空間の機能は

1、熱を遮断すること

2、音を遮断すること

オプションとして

3、配線配管を通す。(タマゴグミはその機能を持たせていません)

です。

 

タマゴグミのような天井は、1番はOKですが、2番がちょっと弱いところがあります。

その代わりに、階高を低くしても(つまり、壁の面積を減らし、その分コストダウンする)より広い空間が得られます。

 

どちらをとるかは、貴方次第ですね。

 

そうそう、ちょっと寂しいことがあって、天井にねずみが走らないのですね。なんか風情が無くて・・・・