墨俣の家は40坪弱で2世代住宅を実現しています。
写真は2階の様子です。
天井は出来る限り薄くすることで、一般の住宅よりも階高(1階あたりの高さ)が低いにもかかわらず、このようにロフトもとれて尚且つ広く感じる部屋に仕上がります。
この「天井懐は出来る限り薄く」と言ったのは数奇屋建築の村野藤吾先生の真似です。
天井から屋根の間の空間の機能は
1、熱を遮断すること
2、音を遮断すること
オプションとして
3、配線配管を通す。(タマゴグミはその機能を持たせていません)
です。
タマゴグミのような天井は、1番はOKですが、2番がちょっと弱いところがあります。
その代わりに、階高を低くしても(つまり、壁の面積を減らし、その分コストダウンする)より広い空間が得られます。
どちらをとるかは、貴方次第ですね。
そうそう、ちょっと寂しいことがあって、天井にねずみが走らないのですね。なんか風情が無くて・・・・