大垣の見学会ですが、平日に関わらずぼちぼちときて頂いています。本日も2組の方をご案内しました。帰りがけにちょっと写真を撮ってみました。
こんな感じです。
日曜日の午後と月曜日の夕方に一組づつの 空きがあります。
ご希望の方はご連絡ください。連絡は058-372-2575(朝9時から夜9時までOK)です。
雑談です。。
最近、空家問題が話題に上がりますね。私の周りの不動産屋さんも空家対策をと色々動いています。けど、なかなかうまくいかない。
昨年、知り合いの不動産屋さんにつれられてある町を見学しました。蒲生四丁目。たった二人のコーディネーターが、空き家に息を吹き返している町です。具体的に言うと、空き家を店舗に改装してやる気のあるオーナーさんたちに貸し出しているのです。こんな感じで
今年中には80店舗に増えるそうです。
昨日、オーナーさんたちの定例会議があるということで、「坂角のゆかり」をもってお邪魔しました。 何で岐阜なのに坂角のゆかりなんて聞かないでくださいね。だって鮎餅じゃあ、数が・・・
まあ、それはいいとして・・・
今回は年に数回行っているイベントの打ち合わせ会議でしたが、同業者さんたち、それもテリトリーが重なっている方々がひとつのイベントを盛り上げるのに色々意見や労力を出し合う姿はなんか凄いんですね。
このスタイルで空家対策が岐阜で出来るか?というと、まず無理です。色々な条件が重なってこの町ではこのスタイルが成り立っています。
会議が終わって、代表の和田さんに思いを伺いました。そしてわかったことは根本に「こんな町をこんな人たちとつくりたい」という思いがあるのですね。その思いの中には空き家住宅がどうのこうのなんて無くて、あったから使った、という感じなのです。
岐阜ではこのスタイルは無理だとしても、なんか違う方法があるはずです。その方法を見つけ出すにはどんな町がつくりたいかという思いが無いと難しいのですね。
空家対策は建物そのものを見る前に、街を見渡すことからはじめたほうが良いようです。
と、こんな事を書きながら、タマゴグミは空家リノベーションを本格的にやっていくのか?というと今は考えていません。
まずは、空き家をうまく利用している街を見せてもらいながら、さらには今後地方でも空家活用を考えている和田さんの考えを聞くことで、新築に役立てようと思っています。
なぜ、その家は再生できたのか?再生させやすい構造は? 再生させやすい地域はどんなところか?を知るには具体的に再生している現場を見るのが一番です。
来月もがもよんにお邪魔する予定です。