本題の前に、今日の行動と最近の現場の様子を。
今朝は、谷汲山に行ってきました。そうなんです、私信仰が強いのです・・・じゃなくて、ちょっと建材を見に行ってきたのです。そのついでに、お参りに行ってきました。
参道から見えたこの風景、写真ではうまく写っていないのですが、この門の四角の穴 いいですよね。この門、防犯のためじゃないのですね。景色を上手に四角く切り取って、中に興味を持たせて引きずり込むためにあるんじゃないかなと思えます。
で、見てきたのは、
瓦を再利用した砕石です。
駐車場の下に使えないかなと思って見てきました。現在進行中の岐阜と羽島で提案します。
駐車場の下って、通常コンクリートでベタっと打ってしまうことが多いのですが、なんか味気なくてつまらないです。それに結構価格が高い。この砕石なら、水はけもよく草も生えにくいし、味があります。 ただ、どうしても将来的にデコボコになってしまいますが、それがガマンできる方にはお勧めです。
細畑の現場は、足場が外れました。
けど、写真は内部の写真です。
大工工事ももう少しになってきました。
このあと、珪藻土塗りの工事に入っていきます。
そして
床下点検もボチボチと行っています。
ここは、9年前に建てさせて頂いたお宅の床下です。年代によって少しづつ仕様が変わっています。
なお、さとこさんが床下点検のご案内はがきをつくっています。(数回に分けて送ります)お手元に届いたら是非お返事をください。
やっと本題です。
今日、制震装置のメーカーさんと地震に強い家について話しました。
まずは動画を 地震実験
2棟の建物を揺らしどちらが倒壊するかの実験です。
1棟は、耐震等級1(建築基準法での最低レベル)、そしてもう一棟は「長期優良住宅」 耐震等級2の地震に強いといわれている住宅。
そして、倒れたのは、、、長期優良住宅の家です。
どうして??ですよね。 これが現実です。
構造は強けりゃいいって物ではありません。大切なのはバランスです。
倒れなかった家は、全体が弱いから全体が変形することでエネルギーを吸収して倒れませんでした。倒壊した家は、2階・3階部分が剛に作られいて、エネルギーが吸収できず、弱い一階でエネルギーを大量に吸収したので倒れたのです。
木造住宅の設計は、まずは軸組み(構造)の設計からです。そしてその軸組みで出来た空間に間取りを当てはめていくのがいいと私は考えています。
そのほうが、間取りの自由度が間違いなく増します。
あれっ、制震屋さんの話が出てこない・・・・
まあ、彼らの話を入れるともっとややこしくなるので割愛します。
けど折角だから 話ねたになるお話を。
制震ダンパーって知っていますか?
こんなのですね。
じゃあ、これの役割は???
実は、このダンパーの役割は、振動エネルギーを熱エネルギーに変換するのです。
そうすることによって地震の運動エネルギーを最大30%ほど吸収するのです。
ということで、今日はここまでです。