大垣の家の地鎮祭が本日終了しました。次回は岐阜市で4月の中過ぎです。
今回も、色々なご相談やヒアリングの予約を頂いています。今後ボチボチとやっていきます。
しかし、今年のインフルエンザの猛威は凄いですね。「見学できなくなりました。」とかご主人だけいらっしゃったり、お子様連れのご主人が奥様のために写真を撮っていかれたりとか・・
今日はいらっしゃったお客様に、タマゴグミがなぜ施工も行う設計事務所になったのかという話をしました。
2つ理由があるのですが、ちょっとその話を紹介します。
ひとつは、コスト管理です。
設計事務所の立場だと、こうしたらコストが落ちるはずだということも、現場でお金の責任を取れる立場じゃないのであきらめてしまうことが多いのです。それと、職人さんたちも慣れていない方法だといくら簡単でも時間がかかったり失敗したりするリスクが伴うので、安い金額では「ウンやってみよう」とは言えないのです。
作る立場であれば、「こうすればコストは抑えられるはず。もし抑えられなかったら自腹で出す。」と言える様になりました。
これは、コストだけではなく、デザインや仕様についても同じです。
もうひとつは、「同じものをつくり続ける」です。
日本で優れた住宅建築家さん(岐阜でも数名いらっしゃるのですが)はいつも同じテイストのもの、同じような空間の家を造っていらっしゃいます。それは、繰り返すことでどんどんクオリティが上がっていくことを知っているからです。
設計事務所の立場だったときから、私はそれを知っていました。しかし、お客様から見たら手抜きに見えないかそれが不安で不安でたまりませんでした。だから、無理をして外観を凝ってみたり、収まりを凝ってみたりしていました。いつも違うものを造っていたら、品質の向上と安定からはなれてしまうことを知っていながら。
タマゴグミになってからは、「私は造る立場の人間」と吹っ切れて、同じようなものを造りだしました。
なんとなくカッコいい話のように見えますが、正直なところ建築士という立場では自分の意思を通す方法が解らず、気が小さかっただけなのかもしれません。現に、設計事務所のみで多くの方々から支持される方はいらっしゃいます。
と、こんなお話をしました。
さてさて話は変わって
日曜日の風の強い早朝に、岐阜市で地鎮祭を行いました。風が強すぎて、テントも建てられずお客様には寒い思いをさせてしまいました。 こうなったら、暖かい家を造って挽回するしかないと思っています。 今月末から地盤改良工事より始めます。
タマゴグミとしては大き目の家の縄張りをお客様と一緒に確認をしました。
お車を持ってきていただき、道路からの乗り入れの感じとかを確認してもらいました。敷地でちょっと気になることがあるので、今週末に安城の師匠のところへ行ってアドバイスをもらってきます。更なる良いご提案ができたらと思っています。
そして見学会の合間に近くの大垣のもうひとつの現場へ。
こんな感じでボード貼りが進んでいます。
このお宅は、断熱材にセルロースファイバーを使用しています。
さて、来週からは岐阜の現場に仕上げに通います。
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