岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

土地と会話

2009-11-08 | 日記
今日は、お昼に土地調査を行いました。

土地調査では、法的なことや寸法を計ったりするのはほんの一部です。
一番大きな目的は、その土地がどんな家を建ててほしがっているか、会話することです。
土地と会話するといっても、「こんにちは」なんていうことはしていません。
土地のところどころに立ち止まっては
「春・夏・秋・冬・夜・雨・風・未来・・」と頭の中でつぶやくのです。
そうすると、その土地の特徴が徐々に見えてきます。

もし、見えてこなかったらどうするのか?
見えてくるまで滞在するか、後日また土地を訪れます。

土地を探していらっしゃる方は、一度試してみて下さい。


写真は、杉の木です。梁に使った材料のあまりです。次回のプレゼント用の机の脚に使ってみる予定です。

リノベーション現場の様子

2009-11-05 | 日記
写真はリノベーション現場の様子です。
玄関アプローチを大工さんが造っています。現場であわせて現場で手刻み。大変な作業です。

大規模改修では、予期されぬことが出てくることが多々あります。そのとき、どれだけ多方面から立体的に考えられるかで出来が変わると思います。
見栄え、構造、防水収まり、内部の納まり・・・


この現場では、私の考えを言うと、大工さんが多方面から検討してアドバイスをくれます。
いつもの優秀な大工さんですので本当に助かっています。

大工さんの仕事、一度見に来ませんか? 本当にカッコいいですよ。

やっぱりやるの?

2009-11-03 | 日記
今日はリノベーションの現場で大工さんと打ち合わせしたあと、事務所へ。年末からかかる物件の図面最終チェック。価格調整にちょっと手間どっています。

夜は、お嬢様をお迎えに名古屋まで。お嬢様には本当にアマアマの親です。
久々に1時間あまり車の中で会話。
「ねえ、お嬢さん(高2)何学部行くの?まさか・・・」
「建築を考えている」
(やっぱりか~~。いや~教育学部にしてほしかった・・)

「建築は大変だよ。お父さん見ていれば解るでしょ。」
お嬢さんは「何でも大変でしょ」
まあ、そうなんだけど。

親の気持ちは複雑です
両親が働く姿をみて、そう思ってくれるなら、楽しそうにやっていると思ってくれたんだな。だからまあいいか。とも思いつつ

やっぱり大変だから、安定した道を考えてほしいなとも思いつつ。

こどもはこどもの人生。私がとやかく言うことじゃないので、お任せすることにしますか。

お祭り

2009-11-01 | 日記
写真は安八ふれあい祭りの様子です。
自宅から歩いて5分程度の役所で行われています。
近くの企業や飲食店が店を並べ、その間をぶらぶらするって結構楽しいものです。

お昼からは、お客様がいらっしゃいますので、飲酒は避けましたが、色々買い食いをしてきました。

土地の選び方

2009-11-01 | 日記
今日は土地を一つ見てきました。
昭和の時代に宅地化され、分譲されたであろう土地です。
土地を見せていただいた後、お客様と面談をしました。



土地選びで私が一番気になるのは、大きさでも形でも日当たりでも眺望でもありません。 雰囲気です。

雰囲気を作っているもの、それは人間です。

土地を選ぶときは、第一印象を大切にしてほしいと思っています。
「いや~素人だから解らないよ」と、あなたは思うかもしれません。

けど、実際に土地選びを始めると、解るんです。

こんな経験はありませんか?
見知らぬ土地でスーパーやデパートに入ったとき「あれっ?」と思うこと。
そう思う原因は、陳列かもしれません、臭いかもしれません、光かもしれません、これらすべては人が作り上げたものです。

会社選びでもそうです。入った瞬間「ありゃ?」と思うことがありませんか?
たとえ、大きな声で挨拶をしてもらっても、お見送りをしていただいても。

人には不思議にその感覚があるんですね。それを最大限生かして土地選びをすればうまくいくと思います。

けど、気をつけないと、その感覚を阻害してしまう事があるのです。それは・・22日の勉強会で。(と、勉強会の誘い込みをする)


そうそう、今回の土地はよかったです。周りが家に挟まれた土地ですが、なんとなく透き通った感じがしました。
(感じるって、こんなもんです。「なんとなく・・・・」といった感じを大切にしてもらいたいのです。)