ネットを徘徊している時に偶然見つけた神戸女学院の「ヴォーリズ建築一般公開」。
ちょうど日程が近かったので、さっそく申し込んで行ってきました。
神戸女学院といえば関西ではお嬢様学校として知られ、家からも徒歩で行ける範囲にあるというのに、
ほとんど近寄った事がなく。(^^;
来年の2025年で150周年という古い歴史を持ち、一般公開では重要文化財にも指定されているヴォーリズ建築が見学できるとのこと。
その昔、同じ関西女子大御三家に通っていたワタシとしては、他の女子大には入った事がないので楽しみ!
事前にネットで申し込みをして、当日受付時間の10時~10時30分の間に大学へ。
10時頃に到着すると、同じ一般公開に参加される方たちがぞろぞろと来ていました。
正門を入り、看板に従って緑に囲まれたゆるやかな坂を上っていきます。
重要文化財に指定されているヴォーリズ建築は敷地内に12棟あり、見学会では7棟が見られるようになっていて、
まず最初に見えてきたのが「音楽館」。
さっき通って来た正門も建築群に含まれるんだけど、ちょうど改装中だったので見られずに残念。
ヴォーリズはたくさんの建物の設計をされたそうですが、関西でピンとくるといえば大丸心斎橋店本店でしょうか。
ぎょえ~っ、階段!(^^;
今日は雨の予報だったけど曇りでちょうど良かった。晴れでも暑くて大変そうだし。
受付場所の「メアリー・アンナ・ホルブルック記念館」に向かっていると、途中で岡田神社の祠が。
ミッション系の大学に神社があるなんて、なんだか不思議な感じですね。
渡り廊下をすすんで「ホルブルック記念館」へ。
ドラマとかで見るイギリスの寄宿舎付きのカレッジみたいな雰囲気で、テンション上がる!
教室のような場所に案内され、入口で受付をして見学者証を受け取ります。
ちなみに見学会は無料ですが、文化財維持のための協力費として1人500円の支払いがあります。
教室の中は自由席になっていて、見学会が始まる頃にはほぼ満席に。
150人くらいいたかしら? 意外と人気なのね。
机上に置いてある資料を見ながら、一級建築士の資格を持つという総務部長からイロイロと話を伺います。
そして11時過ぎになって、学内の見学へ。
<スケジュール>
10:00~10:30 受付(ホルブルック記念館)
10:30~11:15 事前説明・専門家による講話
11:15~12:00 社交館・図書館の見学
12:00~12:30 総務館(講堂・チャペル)の見学
12:30~13:00 外観からの見学
見学者が入れるのは大学部分のみで、中高等部への立ち入りは禁止。
配られた資料にマップが付いていたので、分かりやすかったデス。
いくつかのグループに分けられ、最初に訪れたのは「図書館」。
うわ~、階段ホールがステキ♪
階段を登って、閲覧室へ。
吹き抜けにある大窓は全面北向きで、本を保護しつつ夕方でも十分に光を取り入れて明るさを保つ
工夫がされているんだそう。
図書館ってなんだか薄暗いイメージがあるけれど、天井のデザインも可愛くて、勉強はモチロンのこと、
ソファー席なんかもあって、ゆったりと読書を楽しめる雰囲気がいいですね。
家具などの調度品も歴史があってカッコイイ。
窓から外を見ると、中庭が一望できます。
1階に降りると、ツアーマイスター(学生ボランティア)による説明がありました。
図書館の建物の柱の模様が「本」になっていたり(左下)、神戸女学院の校章である三つ葉のクローバーが彫刻されている等、
言われてみないと気が付かないので楽しいねっ。
②へ続く。
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