「道の駅 奥入瀬ろまんパーク」から車で20分ほど走り、やって来たのは「十和田市現代美術館」。
ここはずっと来てみたくて、ようやく夢が叶いました!ヽ(*´∀`)ノ
「十和田市西二番町駐車場」に車を止めて、美術館まで歩きます。
美術館周辺には「まちなか常設展示」のアート作品がたくさんあり、この駐車場には本山ひろ子さんの「ヨコドリ」がいました。
駐車場から少し歩いて美術館に到着すると、建物の壁には奈良美智サンの「夜露死苦ガール2012」が。
チェ・ジョンファ「フラワー・ホース」
うわ~、華やかでステキ♪
近くの歩道には蹄鉄の足跡がありました。
チケットを買って、中に入りましょう。
ちなみにコチラの床も、ジム・ランビー「ゾボップ」というアート作品。
ロン・ミュエク「スタンディング・ウーマン」
「十和田市現代美術館」といえばコチラの女性像が有名ですね。
4メートルもあって、私も一番見たかった作品デス。
それにしてもスゴイ精巧さ! まるで本当に自分が小人になった気分だわ。
山本修路「松其ノ三十二」(左上)
オノ・ヨーコ「念願の木 / 三途の川 / 平和の鐘」(右上・左下)
森北伸「フライングマン・アンド・ハンター」
中庭(屋外)にも作品が。
建物に手足を突っ張っているフライングマンの表情が面白いね。
塩田千春「水の記憶」
数年前、東京の森美術館で見た塩田千春サンの作品もありました。
糸だけでこの不思議な空間を生み出しているのがスゴイ。
トマス・サラセーノ「オン・クラウズ (エア-ポート-シティ)」
バルーンには脚立がつながっていて、中に入ることができる体験型アート作品。
左から
アナ・ラウラ・アラエズ「光の橋」
栗林隆「ザンプランド」
山極満博「あっちとこっちとそっち」
「ザンプランド」は椅子に登って天井裏がのぞけるようになっています。
何が見えるかは…、見てのお楽しみ。(笑)
ソ・ドホ「コーズ・アンド・エフェクト」
9メートルという巨大な作品が天井からぶら下がっていて、あまりの大きさに全体像の写真が撮れない。(^^;
近づいてみると、なんと肩車をしている人型の彫刻が連なっていて驚いた。
ボッレ・セートレ「無題 / デッド・スノー・ワールド・システム」(上)
キラキラしたミラーボールの白い空間で横たわっている動物。
ここに来るまでの階段も、カラフルで可愛い。
順路にそって進んでいくと、屋上に出てきました。
ん?なにやら道を挟んだ向かいに、大きなオバケが見えてますよ。 あとで行ってみよう!
お次は開催中の企画展「劉建華(リュウ・ジェンホァ) 中空を注ぐ」へ。
土や石、ガラス、陶磁器などを使って立体作品やインスタレーションを制作しているアーティストとのこと。
ほの暗い空間に浮かぶ「儚い日常」。
陶器で出来ているとは思えない質感のクッションや骸骨。
名和晃平「PixCell-Deer#52」
動物の剥製の表面を透明の球体で覆った彫刻作品で、近づいてみるとナルホド中が鹿の剥製でした。
外に出て別棟の作品を見に行きましょう。
レアンドロ・エルリッヒ「建物―ブエノスアイレス」へ。
中に入ると不思議な壁と鏡があり、自分も作品の中に入ることができます。
この作品は森美術館の企画展でも、同じようなのがあったっけ。
レアンドロ・エルリッヒといえば、金沢21世紀美術館の「スイミングプール」が有名ですね。
こういう体験型のアートは、ワクワクして楽しい!
椿昇「アッタ」
これにて建物内の見学は終わり。
最後に前庭にあるハキリアリの彫刻を見て、道を挟んだ向かいに行ってみましょう。
草間彌生「愛はとこしえ十和田でうたう」
こちらは誰でも楽しめる「まちなか常設展示」。
草間彌生サンの公園で遊べるなんて、なんとも贅沢!
カボチャの中に入ると、キラキラしたカラフルなライトが付いていました。
インゲス・イデー「ゴースト / アンノウン・マス」
ジャウメ・プレンサ「エヴェン・シェティア」(右下)
さっき美術館の屋上から見えた作品で、このゴーストちゃんにも会いたかった! 大きいな~。
「エヴェン・シェティア」は昼間はただの石ですが、太陽が沈むと岩の中心から一筋の光が夜空に向かって
まっすぐに放たれるんだそう。
エルヴィン・ヴルム「ファット・ハウス/ファット・カー」。
ぶくぶくと太った家や車。
家は中にも入ることができ、どうなっているかは入ってみてのお楽しみ。
これにて美術館見学は終了。
いや~、期待以上に楽しかった!
アートにあまり興味のない家族も楽しんでたみたいだし、いろんな体験もできるのでオススメでっす。
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