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日々の徒然日記、旅行記など

神戸散策 ~モネ&フレンズ・アライブ~

2025年02月11日 | 徒然

2024年に巡回していた展覧会「ゴッホ・アライブ」。
興味があったんだけど、結局タイミングが合わなくて行けず…。

ということで、リベンジ!
2025年の巡回展「モネ&フレンズ・アライブ」に行ってきました。

友達を誘ってみると同行してくれるとのことだったので、三宮駅で待ち合わせして、
会場がある「KIITOホール」までブラブラ。

寒かったので神戸市役所辺りまで地下で移動し、そこから地上にあがると東遊園地に出てきました。

東遊園地といえば神戸ルミナリエが行われている公園ですが、実はルミナリエには行ったことがなくて
この公園に来るのも初めて。

市民が手形を付けたレンガの壁「明日の手型」や、ナゼかモーツアルトの銅像が。(^^;

阪神淡路大震災の際に倒れて、その時間のまま止まっている「阪神大震災の記憶」。
私も経験者なので、この時間はずっと忘れることはできないだろうなぁ。

そして少し進むと、被災10市10町と全国47都道府県から届けられた種火の「希望の灯り」が。
今では、全国で被災した様々な地域などに分灯されてるんだそう。

その近くには「慰霊と復興のモニュメント」が。
阪神淡路大震災で亡くなった人の慰霊と街の復興を願って募金で作られた「瞑想空間」になっています。

地下に降りると、神戸市の亡くなった方達の名前が刻まれたプレートが。

地上は緑が多い公園でにぎやかですが、地下に降りるととても静かで。
犠牲になった人へ想いを馳せるには、とてもいい空間だと思いました。

なにやらしんみりしちゃったけれど、いざ目的地へ!
10時開場の少し前に「KIITOホール」へ到着すると、すでにたくさんの人で行列が出来てるっ。

それでもそんなに待つことはなく、eチケットを見せて中へ。
今月は2月でバレンタインがあるので、限定のペアチケットが少しお得でした。

「モネ&フレンズ・アライブ」は世界中で愛されてきた「フランス印象派」の世界を冒険する没入型展覧会。

”光、色、音、香りのなかで、クロード・モネ、カミーユ・ピサロ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、
 ポール・セザンヌ、エドガー・ドガらの大胆な筆遣いを巨大なスクリーンに映し出し、次々に流れるサウンドに
 身を委ねることで、印象派の世界の激しさと美しさに心を奪われる体験をお楽しみください。”

最初の部屋ではモネやフランス印象派の画家達の紹介がありました。

美術に疎い私でも知っているような絵が。

実は来るまでモネの絵だけだと思ってたんだけど、よく見たらタイトルが「モネ&フレンズ」なので、
モネ以外の印象派の画家のもあるんだと、この時に知りました。(笑)

フォトスポットがあり、二次元コードを読み込むとキャラクターのモネさんがあらわれます。

混雑してると思ったら、この撮影場所で渋滞してたのね。
というワケで、人がいないスキを狙ってさっさと写真を撮って次の部屋へ。

薄暗い部屋に入ると、ここがこの展覧会のメインホール。
巨大なスクリーンが360度設置されていて、クラシック音楽と最新のイマーシブ技術が組み合わされた空間。
おお~っ、まさに没入型!

しかも音楽と映像だけじゃなくて、何やらいい香りも漂ってきております。

サイドにベンチが少しあり、床が絨毯になっているのでそのまま座ってもいいし、
いくつか丸いクッションが置いてあったので、そこに座ってもよし。

みなさん好きなスタイルで映像を堪能。
私達は立ってる方が全体を見渡せるので、隅っこの方に立ちながら鑑賞。

映像は全部を見ると約40分ほど。
誰の絵か分からないかも?と思いましたが、正面スクリーンの上部に画家の紹介があったので、
それを参考に見られるのがいいですね。

映像は途中からだったけど、最初に出てきたのはクロード・モネとポール・セザンヌ。

モネの睡蓮!
ゆったりと見ていた人たちも、ここで急にスマホでバシバシ写真を撮りだした。(笑)

そりゃ、これを見に来たんだもんね~。

映像はランダムに流れているのではなく、それぞれテーマでまとめられているみたい。
途中で、印象派画家の紹介もありました。

モネやセザンヌの風景画。
モネもいいけど、私はセザンヌが好きかも。

エドガー・ドガの作品。
絵が動いたりするので、ダンサーが踊ってるように見えるのが面白い。

ドガ以外の画家、メアリー・カサットやピエール=オーギュスト・ルノワールのバレエ絵画。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックとエドゥアール・マネの作品。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックはムーラン・ルージュなど、パリの大衆文化を描いたポスターで知られています。

メアリー・カサットやベルト・モリゾの作品。

印象派の二大女性画家で、ベルト・モリゾはエドゥアール・マネの絵画のモデルとしても知られていて、
夫はエドゥアールの弟なんだって。

ドガやセザンヌの人物画。
やっぱり、なんとなくセザンヌに目が行っちゃう。

最後はモネが愛妻を描いた「日傘をさす女」。これで映像をひと通り全部見ることができました。

モネの作品は、直島の地中美術館とアブダビのルーブル美術館で何点かみたけれど、こうやって巨大スクリーンで見るのもいいですね。
まさに没入体験!

思った以上に良かったので、ますますゴッホ・アライブを見逃しちゃったのを後悔…。(^^;
ゴッホの作品はこういうのに絶対映えると思うのよね。

最初は長いかと思ったけれど、あちこち見渡しながら楽しんでいたらあっという間の40分でした。
最後はミュージアムショップをのぞいてみましょう。

あっ、キャラクターのモネさんのぬいぐるみがある。
モネの作品って淡い色が多いので、エコバッグや服、靴下にしても違和感がないですね。
っていうか、むしろカワイイ!(特にシースルーの靴下!)

この展覧会は神戸は3月30日まで。
仕事が忙しくてバタバタしてる最中だけど、来て良かったデス。


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