ようやく仙台でも今週末より公開です。この映画には思い入れがあります。
初公開の1983年、僕は多感な中学生でした。地元の方なら懐かしく感じるでしょう、駅前の青葉劇場でロードショウされましたね。
その当時ローリング・ストーンズを日本でナマで観れる可能性はゼロに等しかったと思います。多分、ファンの方々は"ストーンズ疑似体験"のために劇場に向かったんでしょうね(^^)
僕はその頃、ひたすら映画館に通い(ビデオもあまりなかった)、ひたすら洋楽を聴きまくっていました。そこにこの作品の劇場公開!!
正直、当時はあまりストーンズに興味ありませんでした。僕のイメージするロックスターと、ミック・ジャガーが全くリンクしなかったのです。
実際今観ても、メンバー全員ジャンキーみたいだし(笑)やる気なさげだし、この7年後に観た"健康的"なストーンズとは別のバンドみたいですよね。
でも映画館で観てブッ飛びました。
最近店でも良くDVD流していますが、やっぱりカッコ良いです。あの頃のストーンズ特有の何とも言えないグルーヴ感、アップテンポな曲のスピード感、ミディアムテンポな曲(特に後半のレット・イット・ブリードあたり)のドロッとした雰囲気。
スコセッシ監督の"Shine A Light"も良かったけど、僕の"ストーンズ初体験"という意味でもこの映画がストーンズ映画では一番かな。
"何だか良く分からないけどローリング・ストーンズってカッコ良い!!"
これが僕の最初の感想です。
まだ未体験の方、ストーンズを知らないアナタ!ですので是非ご覧下さい。おススメです。