未明は一桁台の気温だそうで
お体障らないようご自愛くださいませ。
だんだん冬の気配が近づいてきました、
11・12月くらいに少し寒くなって
年末年始は割と温かく、二月位に寒くなる流れですが
今年はどうでしょうか。
本日のごえんのオススメ
さば
でございます。
さばというのは近年、ブランド化され、
限られた漁場の、限られた漁港に
大体一本釣りで上がったものが名乗れるというものです。
例えば…
金華さば
宮城県金華山沖で秋にとれたマサバで、石巻港に水揚げされたものをいう。
非常に脂がのっている。
松輪さば
東京湾をぐるりと回遊しているマサバである。
初夏や秋にビシ仕掛けで釣り上げる。
この回遊から離れてやや深いところに居着いているのがいて
これが見事に金色に輝いている。
これは非常に数が少なくとれると関さば以上に高価。そしてうまい。
旬さば(ときさば)
「秋から冬に五島・対馬海域でとれる脂ののったサバで
400g以上のものをいいます。[日本遠洋旋網漁業協同組合]
養殖さば 今や各地でマサバの養殖が行われている。
この養殖マサバは2004年現在決して珍しいものではなくなった。
まるまると太った体型とたっぷりのった脂。刺身やしめさばになる。
いなさば
(伊奈さば) 長崎県対馬市伊奈の伊奈港伊奈漁協が選別して
出荷しているもの。対馬産サバは国内でも屈指の上物。
それを選別したものなので福岡市長浜鮮魚市場などでも非常に人気が高い。
関さば
豊後水道がもっとも狭くなる速吸瀬戸で一本釣りしたものを
生け簀に一定期間泳がせて出荷に合わせて締めて出荷される。
などなど、ここに特筆しないものでもございます。
食に対してブランドなど変な感じですが、
元々は漁師さん方の熱い気持ちから成ったものです。
「こんないい状態の魚を皆に食べてもらいたい」という思いから、
清貧の暮らしの中、設備投資などして
漁港を整え、出荷してくださっているのでありまして、
「ブランド」という綺麗な言葉の裏には色んな想いが
あるものなんですね。
さてさて、ブランドのお話が長くなりましたが、
本日おススメのサバは岬サバと同じ漁場のサバの一本釣りですが
岬サバではありません。
ブランドでなくても美味しいサバがあるものなんです!
透き通った銀色の身は目に美しく、舌に美味しく
血合いは花が咲いたように彩鮮やかです。
ブランド化以降はお造りでサバなども食べれるように
成りましたが、味わいは実に濃厚な旨みがあり、
酸味はありませんので食べやすいです!
お造りは白身しか食べれなかった私も
このサバを食べて以来、青いお魚のお造りも
食べれるようになったものです。
焼酎とサバなんて、体に良くて美味しい組み合わせ
如何ですか?
如何でしょうか?