今回ボジョレー・ヌーボーについて紹介させて頂きます。
まずボジョレーとは、フランス・ブルゴーニュ地方にあるボジョレー地区、
マコンとリヨンの間にあります。
ヌーボーとはフランス語で「新しい」という意でボジョレー・ヌーボーは
「ボジョレーの新酒」ということ。
超短期間熟成で、9月ごろに収穫し11月の第三木曜日に飲めるワインです。
さてさて日本では異常気象が続き、未だに爪痕を残しておりますが
フランスでも同じ、4月上旬に気温が氷点下まで下がって霜が降り、5月には壊滅的な雹害が発生しました。
さらに7月後半には40°近い記録的熱波が襲い、8月18日には大雨と雹が降って
この日だけでボジョレー地方の3分の1が被害に遭いました。
つまり、葡萄の芽が顔を出し花を咲かせる春には霜と雹が
葡萄の実が成長する夏には熱波、大嵐という、四重苦が襲ったのです。
ブドウの収穫量も例年より減少しております。
ですが、ワイン生産者の方々が今年も珠玉のボジョレーヌーボーを
届けてくださいました!
今年のボジョレーについて料理長に聞くと
「全世界で同じお酒を一緒に飲めるって素敵な事ですよね (☝ ՞ਊ ՞)☝」
とコメントを頂きました。
皆様、今年のボジョレーの出来を寿ぎつつ、ごえんで一杯如何ですか?