GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

ご飯の友2 お弁当のおかず論争

2016-04-05 05:19:28 | FOOD&DRINK
なんか一部の保育園や幼稚園で弁当でもめてるらしい。
冷凍食品や練り物加工品を弁当に入れず、手作り惣菜を入れろという。
専業主婦ならいざ知らず働く女性が増えてる今、なんてナンセンス!?
そりゃ電子レンジでチンって簡単にできる加工品より、材料こねて作る惣菜の方が安心で安全、しかも愛情がこもってるのはわかる。
だけどさ、これだけ化学調味料、保存料まみれの食材ばかりが売られてるご時世に、いきなりそれは無茶じゃないか?有機野菜と安全な飼育をされた畜肉、天然物の魚で惣菜を作れってか?無理だろう?
狂信的な過保護?エコとかロハスとか自然派っていう人たちは極端すぎてちょっと苦手。

日本人にとってご飯をいかに美味しく食べるかは永遠のテーマだろう。
佃煮のり、なめたけ、漬物、佃煮、塩昆布。それさえあればご飯をばくばく食べれる





でもその殆どが合成調味料や保存料まみれのものが多くなってるのも事実。
でもさ、そのジャンクさがご飯に合ったりするから、それはそれでいいのでは。

日本人はご飯好き。
炊きたての熱いご飯で卵かけご飯。カレーだってナンじゃなくご飯、ステーキやハンバーグだってパンじゃなくご飯。
でもさ、ご飯の友があればおかずって適当でいいもんだ。
おひつに移したちょっと生温かいご飯もうまい。温泉宿の朝食のご飯なんかは、海苔や塩鮭だけで何杯もおかわりしてしまう。寿司だってそうだな。熱々のご飯じゃなく、生温かい飯だからこそ寿司は美味いのかもしれない。
冷えてもご飯は美味い。お茶漬け、雑炊、おじやと工夫して食べる。
冷えたご飯なら弁当。ふりかけをかけたご飯や、ちりめんじゃこや鰹節に醤油をまぶしたものをのっけたご飯がメインの弁当。それが食べたくて家にいるのにわざわざ作って数時間後に食べたりする。おかずなんて卵焼きくらいでいいのよ。

冷えたご飯の美味い典型的な例がおにぎり。おむすびと呼ぶのかおにぎりと呼ぶのかの論争は別にして、おにぎりはご飯の供の縮図だろう。
一番美味しいおにぎりの具は?ってのはご飯のお供に一番合うのは?と同じく論争になる。コンビニで数多くの種類が売られてるのもそのせいだろう。おかか(鰹節)、昆布、野沢菜、明太子、たらこ、梅。鮭はらすとかは許せるがツナマヨネーズとかはちょっとパス。イクラとかもどうなんだろう。
一番美味しいのは純粋な塩だけの塩むすびか?

ちなみにコンビニのパリッとした海苔を食べる時に巻くように開発した人は偉いぞ!
確か最初はてっぺんから抜き取るパラシュート型だった。それから手順でセロファンをはがすタイプになり、今の手軽なタイプになった。その努力に脱帽する。でも、おにぎりに巻かれてる海苔はちょっと湿って馴染んでる方が、俺は美味いと思う。そのしっとり海苔のタイプのオニギリも根強く売られてるから、俺と同じ意見の人も多いんだろうかね。

不思議よね。米は日本人の魂だ。コシヒカリだササニシキだヒトメボレとか銘柄にこだわったりするし、ご飯の友やおにぎりの具で論争できるが、今や三食米食の人って少ないんじゃないかな。
朝ごはんはパン、昼ごはんはラーメンやうどん、またはサンドイッチとかハンバーガー、夜はパスタとかピザとかね。
関西人か粉もん文化だから小麦粉加工食に違和感がない。しかしご飯も好きだ。お好み焼きとごはんは食わないが(巷で言われてるのは嘘、てこで鉄板から直接お好み焼きを食べるのに、わざわざ箸に持ち替えてご飯を食うかよ)、焼きそばとご飯、うどんとかやくご飯、蕎麦なら稲荷寿司、ラーメンにチャーハン。

米をもっと食おうよ。
昨今、自給率云々が取りざたされてるが、米なら国内自給率ほぼ100%だ。
給食にパン食を取り入れたのは、戦後の食糧難とアメリカの小麦粉あまりの解決策だ。だから戦後世代はパン食に違和感がない。それはわかるが米は日本の食の生命線だ。TPPで安い海外の米が入ってきたらますます離農する人が増えてしまうよ。
ご飯の友はいっぱいあるんだからね。

ただでさえご飯離れが進んでる今、弁当の具材にとやかくいう施設はナンセンス。何度も核がご飯の友さえあれば、おかずは適当でいいのよ。エビフライとかハンバーグとかじゃなくていいの。
おかずの事でぐちぐち言ってたら作る方も大変!そのうちカロリー計算して栄養バランス考えた病院食みたいな弁当しかダメとかになりそうだ。
食事美味しく食べれてこそ栄養になる。
ジャンクフードを推進するわけじゃないが、ご飯のお供だけで美味しく食えるご飯。弁当は手抜きなおかず食材でも、それはそれでいいんじゃないの?

ご飯の友1 ふくや 明太子 めんツナかんかん

2016-04-05 04:04:43 | FOOD&DRINK
最強のご飯のお供はなんだ?
地球最後の日に食べたいものは?と同じく議論になることが多いご飯のお供の一番。
人によってはふりかけだったり、ある人は白菜の漬物、いやいや海苔だろう、違うね卵焼きだよ。何を言ってるんだキムチだ、待て待て野沢菜だ、高菜を忘れてないか?なめたけだろ?梅干しに決まってるだろ!
と喧々諤々になること必至。結論なんか出やしねぇし出す気もない。

俺は明太子だな。しかも福岡のふくやの明太子。
子供の頃に親父が福岡に出張行った時に、お土産で買ってきてきてくれてからのファン。あの辛さ、漬け汁、たらこのコンビネーションは他のメーカーとは差がある。これさえあればご飯を何杯でも食べれてしまう。どんなに食欲がない時でもご飯が食べれる。
さすが明太子を最初に作り出したメーカー(本当)の明太子。しかも創始者はいろんな店や職人に惜しみなくつくり方まで教えたらしい(本当)。スケソウダラは北海道で捕れるのに北海道ではなく福岡が明太子のメッカになったのは、この創始者のおかげだ。
地元のスーパー(成城石井)に置いてあるから見つけたら買う。でも今は通販でも買えるから便利よね。

そのふくやの製品でめんツナかんかんって商品がある。
びん長まぐろのツナに明太子の漬け汁を馴染ませたフレークタイプのツナ缶。
これがまた手軽で安くてうまい。日本酒や焼酎など、酒のアテにぴったり。ホテイの焼き鳥缶、稲葉のタイカレーツナ缶と同じく常備しておくといい。
レギュラー缶以外にも辛口(画像のね)明太子増量のプレミアムなどがある。俺は辛口が一番好き。3缶で900円。(レギュラーは3缶810円、プレミアムは3缶1200円)