直前の「お笑いの日2020」は録画したのを後日ゆっくり鑑賞します。8時間ぶっ通しで観る体力ありませんからね。
去年のKOCのあとで、「なぜかが屋と空気階段がもっと評価されなかったんだ」という意見を多く見かけました。空気階段よりも、かが屋に対する声のほうが多かったですね。僕はそれらの声に触れて、「なんかかが屋を高評価してればそれだけでいっぱしのお笑い通ヅラができる、っていう空気が蔓延してんな」って感じました。
僕は去年のKOCでかが屋が披露したコントは、彼らのネタの中でもあまり出来のいいものとは言えず、よって採点も順当なところだと思っています。そして何より思うのは、かが屋はネタを量産しすぎなんじゃないか、ってことです。聞くところによると、1日1本のペースでネタ作ってるそうですが、それだと1本1本の質が薄くなっちゃうんじゃないの?それより時間をかけてネタを練り上げていくことを優先した方がいいんじゃないの?って思ってたんですね。
今回空気階段がファイナルに残り、かが屋は残りませんでしたが、おそらくネタの作りこみにかける時間の差がこの結果に表れたのではないか・・・という気がします(と言っても、同じくネタを量産しているジャルジャルは決勝残ってますけどね)。
ちなみに僕が決勝残ってほしかったのはかが屋よりも空気階段よりもゾフィー。去年のフクちゃんのネタよかったなあ。
個別の感想は以下の通り。まずはファーストステージから。
滝音・・・「たきおと」かと思ったら「たきおん」っていうんですね。感じの悪い客がラーメン屋で普通に飯食ってるだけかと思わせといて、大食い選手権だったというひっくり返し。最初の笑いまでのタメが長いが、無駄のある長さではなく、笑いの大きさに見合っている。紹介映像にもあったけど、「足軽フードファイター」とか「私立中華料理高校の道徳の授業」とか、独特のワードセンスが素晴らしい。さすけの甲高い声はツッコミによく合ってる。一人称が「あたし」なのもさりげなく面白い。「胃袋テロリズム」という言葉が出てから笑いに至るまでがちょっと遠かったか。
GAG・・・最近「ネタパレ」で推されているのが喜ばしいGAG(特に福井)。んでその「ネタパレ」で「大宮セブン」ってのが話題になってまして、そのメンバーはGAG・囲碁将棋・マヂカルラブリー・タモンズ・すゑひろがりず・ジェラードン・ボーイフレンドの7組らしいんですけど、こないだ「いろはに千鳥」で押見ヒストリーっていう、犬の心・押見の過去のふり返りの回があって、それによると2014年11月の時点では犬の心・GAG・マヂカルラブリー・タモンズ・ブロードキャスト‼・サカイスト・えんにちが大宮セブンだったらしいんですね。月日が流れて顔ぶれも変化したということでしょうか。ちなみにサカイストは現在活動拠点を福岡に移してます。
んで本題に移りますけど、体がぶつかって人格が入れ替わるというネタ。中島美嘉の悪意あるキャラ作りがいい。ステージの外で入れ替わりに気づかないまま草野球が進行しているのを想像するとまた笑える。わかりやすい笑いだし、話の展開もいいし、きれいにまとまっている。松本きんに君が「テグス好きじゃない」って言ってたけど、なんでダメなの?テグスなかったらどうやってフルートだけ動かすんだよ。わけわかんねーよ。
採点のときに苛立ってた浜ちゃんは年々イラチになってるのだろうか。
そういや去年の「キングオブ昆布」はどうなった?
ロングコートダディ・・・部品の入ったダンボールを、ひとつの部品を出すごとに順番にそって積み上げ積み下ろし、ムダな動きが多い、というネタ。ダンボールを動かしてる時間が長いので、必然的に笑いの数が少なくなってしまう。なので1個1個の笑いを大きめに仕上げておかねばならなかったのだが、そこまでには至らなかったか。せめて箱の数をAからCまでにしておけばもっと笑いの手数を増やせたはず。あとせっかくならダンボールにもっといろんな仕掛けを入れといてほしかったです。
空気階段・・・もぐらの声は「クローゼットの精」(だっけ?)と同じ。見た目の個性といい、キャラを作りこみすぎてる感がある。霊媒師がおばあちゃんを口寄せしようとして、誤ってコミュニティFMラジオを受信してしまう、というネタ。途中でラジオとおばあちゃんが混線するけど、だったらラジオだけのくだりを短くして、おばあちゃんがラジオに向かって話し出すとか、ラジオとおばあちゃんとかたまりのいろんなパターンの絡みを見せてほしかった。トシやん10mストラップの伏線回収はよかったです。ラジオから電話がかかってくるパートがより面白かったので、そっちを長くするでもよかったと思います。
ジャルジャル・・・鹿沼のキャラ、中川家礼二演じる大阪のおっさんキャラみたいなアクがあるのがいい。おっちゃんのヤジなのか鹿沼の発言なのかが紛らわしいという、構成はシンプルなネタ。でも僕はやっぱりジャルジャルの反復は好きじゃないということがわかりました。「誰やねん」「知るか」「下手くそ」では笑えませんでした。何度も繰り返してるから、初見のはずなのに先の展開を知ってるヤジが出てくるところはよかったです。
あと、ジャルジャルは曲作りの才能もあるようで、これまでにもコント用に作ったオリジナルの曲聴いたことありますけど、今回のもオリジナルですよね。そこがまたすごい。DVDに収録するのも問題なしです。
ザ・ギース・・・アポロン高佐はどうしても身に着けた特技のハープを披露したいという誘惑に勝てなかったのだろうか。ハープ登場でそこそこの笑いが起きると踏んでたんでしょうけど、なぜかややウケ程度。その時点で調子がくるってしまった感があります。ハープの高額さではなく、豆知識みたいなんで笑いとれなかったでしょうか。チューニングに「これは何をやってるのかな」というセリフは、余計というか、洗練されてない印象を与えてしまう。「糸」の演奏だけでセリフがない長めのシーンがあったけど、間を持たせるためのもうひと工夫がほしかったです。切り絵が小田和正である必然性がないけど、フォルムの面白さで選んだなら正解でしょう。
ネタ終了後のアポロンの謎の興奮状態はハープズ・ハイ?売れてない芸人が高額な楽器の費用をどうやって捻出してるのかを想像すると笑える。結果は残念だったけど、僕はザ・ギースを推し続ける!彼らが売れるその日まで!
うるとらブギーズ・・・頑固な陶芸家が自分の作品を評して、出来の悪いのを割っていくが、勢いでいいやつまで割っちゃう、というネタ。なんか作りがシンプルすぎて歯ごたえがないかんじ。師匠が呆然となったりつい若者言葉になっちゃったりするのが笑いどころではありますが、それもなんか使い古された感があります。もっと違う展開があればよかったんですけどね。あと個人的には食器類が割れる音が不快なので、その不快感が笑いを抑え込んでしまっていました。
ニッポンの社長・・・最初ケツが独り言で自分自身の説明をするのですが、セリフをもっとわかりやすく、面白いものに作り替える余地があると思います。「3学期やぞ」はよかったですけどね。ほとんど歌だけで構成されてますけど、それだとせっかくのケンタウロスという奇抜なキャラがほとんど活かせなくなってる。ケンタウロスが制服だから学生で、牛女(?)が私服だから働いてる成人女性なんでしょうけど、その設定も活かされてないかんじ。せめて歌いながらケンタウロスならではの動きを見せてくれたらよかったんですけどね。
ニューヨーク・・・う~ん、古典的。結婚式の余興がエスカレートしていくという、実に古典的な笑い。スタンドマイクに戻るときのコミカルな動き、たしかにもう1回あったほうがよかった。千羽鶴がダメ押し感。屋敷はツッコむときに笑わないことを強く意識していたのでしょうか。
ジャングルポケット・・・太田とおたけの役どころがほとんど同じなため、3人であることの強みが出せていない。2人が人間関係の情報を次々まくしたてるため、観ているほうは情報を整理するのに追われてしまい、そのぶん笑いに集中できなくなってしまう。相関図を早めに出しといたほうがよかったかもしれません。斉藤の「だからなんだよ」の間はよかったです。あれで空気を変えている。優しい留学生アンドリューでもうちょっと遊べたんじゃないでしょうか。
続きましてファイナルステージ。
空気階段・・・なぜ定時制?なぜ筆談?と疑問に思ったのですが、私服で個性を際立たせるためと、筆談でもハルくんは何言ってんのかわかんないというひとひねりを入れるためですね。楠あおいだけはハルくんの言葉を聞き取れるという、O次郎とQ太郎の関係。「また職質かよ」で笑いが起きなかったのは想定外なのでは。聞き取れないのにトイレ行きたいって言ってるのは理解できたり、ところどころうっすら聞き取れる箇所が笑いどころ。
かたまりは女装がよく板についてますね。レインボー池田と張り合える。
ニューヨーク・・・ヤクザ2人の帽子取る取らないの些細な言い争いがエスカレート、『アウトレイジ』みたいにキレていく、というネタ。そういや『アウトレイジ』もギャグっぽいですよね。バナナマン日村の「こういうのを待っていた」という感想はよくわかります。これがニューヨークなんですよね。ヤクザキャラもよく似合ってる。
ジャルジャル・・・泥棒という静かにしなくちゃいけない状況で大きな音を立ててしまうという、あまりにもわかりやすい笑い。「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の時代に戻ったのかと思いました。
優勝おめでとう、そして福徳、結婚おめでとう。
今回は爆発的な面白いネタはなく、平均的なネタが出そろった、という印象です。今回のKOCきっかけで誰がブレイクするかというと・・・、誰もしないんじゃないかという気がします。滝音とロングコートダディとニッポンの社長は仕事いくらか増えるでしょうけど、優勝したジャルジャルは芸人としての評価が変わるだけで仕事は変化しそうにないし、ほかの芸人もインパクトを残せたのはあんまり・・・。今回もやっぱりニューヨークはブレイクしそうにないし、空気階段が若手としての評価をまた少し高めた、といったくらいでしょうか。
あと音楽使ったネタが多かったですよね。DVD化されるときどうなるんだろ。
全体的な感想は、「今年も西村はいらなかった」。浜ちゃんがなんかしでかしそうな予感がありましたが、無事終わってよかったですね。
去年のKOCのあとで、「なぜかが屋と空気階段がもっと評価されなかったんだ」という意見を多く見かけました。空気階段よりも、かが屋に対する声のほうが多かったですね。僕はそれらの声に触れて、「なんかかが屋を高評価してればそれだけでいっぱしのお笑い通ヅラができる、っていう空気が蔓延してんな」って感じました。
僕は去年のKOCでかが屋が披露したコントは、彼らのネタの中でもあまり出来のいいものとは言えず、よって採点も順当なところだと思っています。そして何より思うのは、かが屋はネタを量産しすぎなんじゃないか、ってことです。聞くところによると、1日1本のペースでネタ作ってるそうですが、それだと1本1本の質が薄くなっちゃうんじゃないの?それより時間をかけてネタを練り上げていくことを優先した方がいいんじゃないの?って思ってたんですね。
今回空気階段がファイナルに残り、かが屋は残りませんでしたが、おそらくネタの作りこみにかける時間の差がこの結果に表れたのではないか・・・という気がします(と言っても、同じくネタを量産しているジャルジャルは決勝残ってますけどね)。
ちなみに僕が決勝残ってほしかったのはかが屋よりも空気階段よりもゾフィー。去年のフクちゃんのネタよかったなあ。
個別の感想は以下の通り。まずはファーストステージから。
滝音・・・「たきおと」かと思ったら「たきおん」っていうんですね。感じの悪い客がラーメン屋で普通に飯食ってるだけかと思わせといて、大食い選手権だったというひっくり返し。最初の笑いまでのタメが長いが、無駄のある長さではなく、笑いの大きさに見合っている。紹介映像にもあったけど、「足軽フードファイター」とか「私立中華料理高校の道徳の授業」とか、独特のワードセンスが素晴らしい。さすけの甲高い声はツッコミによく合ってる。一人称が「あたし」なのもさりげなく面白い。「胃袋テロリズム」という言葉が出てから笑いに至るまでがちょっと遠かったか。
GAG・・・最近「ネタパレ」で推されているのが喜ばしいGAG(特に福井)。んでその「ネタパレ」で「大宮セブン」ってのが話題になってまして、そのメンバーはGAG・囲碁将棋・マヂカルラブリー・タモンズ・すゑひろがりず・ジェラードン・ボーイフレンドの7組らしいんですけど、こないだ「いろはに千鳥」で押見ヒストリーっていう、犬の心・押見の過去のふり返りの回があって、それによると2014年11月の時点では犬の心・GAG・マヂカルラブリー・タモンズ・ブロードキャスト‼・サカイスト・えんにちが大宮セブンだったらしいんですね。月日が流れて顔ぶれも変化したということでしょうか。ちなみにサカイストは現在活動拠点を福岡に移してます。
んで本題に移りますけど、体がぶつかって人格が入れ替わるというネタ。中島美嘉の悪意あるキャラ作りがいい。ステージの外で入れ替わりに気づかないまま草野球が進行しているのを想像するとまた笑える。わかりやすい笑いだし、話の展開もいいし、きれいにまとまっている。松本きんに君が「テグス好きじゃない」って言ってたけど、なんでダメなの?テグスなかったらどうやってフルートだけ動かすんだよ。わけわかんねーよ。
採点のときに苛立ってた浜ちゃんは年々イラチになってるのだろうか。
そういや去年の「キングオブ昆布」はどうなった?
ロングコートダディ・・・部品の入ったダンボールを、ひとつの部品を出すごとに順番にそって積み上げ積み下ろし、ムダな動きが多い、というネタ。ダンボールを動かしてる時間が長いので、必然的に笑いの数が少なくなってしまう。なので1個1個の笑いを大きめに仕上げておかねばならなかったのだが、そこまでには至らなかったか。せめて箱の数をAからCまでにしておけばもっと笑いの手数を増やせたはず。あとせっかくならダンボールにもっといろんな仕掛けを入れといてほしかったです。
空気階段・・・もぐらの声は「クローゼットの精」(だっけ?)と同じ。見た目の個性といい、キャラを作りこみすぎてる感がある。霊媒師がおばあちゃんを口寄せしようとして、誤ってコミュニティFMラジオを受信してしまう、というネタ。途中でラジオとおばあちゃんが混線するけど、だったらラジオだけのくだりを短くして、おばあちゃんがラジオに向かって話し出すとか、ラジオとおばあちゃんとかたまりのいろんなパターンの絡みを見せてほしかった。トシやん10mストラップの伏線回収はよかったです。ラジオから電話がかかってくるパートがより面白かったので、そっちを長くするでもよかったと思います。
ジャルジャル・・・鹿沼のキャラ、中川家礼二演じる大阪のおっさんキャラみたいなアクがあるのがいい。おっちゃんのヤジなのか鹿沼の発言なのかが紛らわしいという、構成はシンプルなネタ。でも僕はやっぱりジャルジャルの反復は好きじゃないということがわかりました。「誰やねん」「知るか」「下手くそ」では笑えませんでした。何度も繰り返してるから、初見のはずなのに先の展開を知ってるヤジが出てくるところはよかったです。
あと、ジャルジャルは曲作りの才能もあるようで、これまでにもコント用に作ったオリジナルの曲聴いたことありますけど、今回のもオリジナルですよね。そこがまたすごい。DVDに収録するのも問題なしです。
ザ・ギース・・・アポロン高佐はどうしても身に着けた特技のハープを披露したいという誘惑に勝てなかったのだろうか。ハープ登場でそこそこの笑いが起きると踏んでたんでしょうけど、なぜかややウケ程度。その時点で調子がくるってしまった感があります。ハープの高額さではなく、豆知識みたいなんで笑いとれなかったでしょうか。チューニングに「これは何をやってるのかな」というセリフは、余計というか、洗練されてない印象を与えてしまう。「糸」の演奏だけでセリフがない長めのシーンがあったけど、間を持たせるためのもうひと工夫がほしかったです。切り絵が小田和正である必然性がないけど、フォルムの面白さで選んだなら正解でしょう。
ネタ終了後のアポロンの謎の興奮状態はハープズ・ハイ?売れてない芸人が高額な楽器の費用をどうやって捻出してるのかを想像すると笑える。結果は残念だったけど、僕はザ・ギースを推し続ける!彼らが売れるその日まで!
うるとらブギーズ・・・頑固な陶芸家が自分の作品を評して、出来の悪いのを割っていくが、勢いでいいやつまで割っちゃう、というネタ。なんか作りがシンプルすぎて歯ごたえがないかんじ。師匠が呆然となったりつい若者言葉になっちゃったりするのが笑いどころではありますが、それもなんか使い古された感があります。もっと違う展開があればよかったんですけどね。あと個人的には食器類が割れる音が不快なので、その不快感が笑いを抑え込んでしまっていました。
ニッポンの社長・・・最初ケツが独り言で自分自身の説明をするのですが、セリフをもっとわかりやすく、面白いものに作り替える余地があると思います。「3学期やぞ」はよかったですけどね。ほとんど歌だけで構成されてますけど、それだとせっかくのケンタウロスという奇抜なキャラがほとんど活かせなくなってる。ケンタウロスが制服だから学生で、牛女(?)が私服だから働いてる成人女性なんでしょうけど、その設定も活かされてないかんじ。せめて歌いながらケンタウロスならではの動きを見せてくれたらよかったんですけどね。
ニューヨーク・・・う~ん、古典的。結婚式の余興がエスカレートしていくという、実に古典的な笑い。スタンドマイクに戻るときのコミカルな動き、たしかにもう1回あったほうがよかった。千羽鶴がダメ押し感。屋敷はツッコむときに笑わないことを強く意識していたのでしょうか。
ジャングルポケット・・・太田とおたけの役どころがほとんど同じなため、3人であることの強みが出せていない。2人が人間関係の情報を次々まくしたてるため、観ているほうは情報を整理するのに追われてしまい、そのぶん笑いに集中できなくなってしまう。相関図を早めに出しといたほうがよかったかもしれません。斉藤の「だからなんだよ」の間はよかったです。あれで空気を変えている。優しい留学生アンドリューでもうちょっと遊べたんじゃないでしょうか。
続きましてファイナルステージ。
空気階段・・・なぜ定時制?なぜ筆談?と疑問に思ったのですが、私服で個性を際立たせるためと、筆談でもハルくんは何言ってんのかわかんないというひとひねりを入れるためですね。楠あおいだけはハルくんの言葉を聞き取れるという、O次郎とQ太郎の関係。「また職質かよ」で笑いが起きなかったのは想定外なのでは。聞き取れないのにトイレ行きたいって言ってるのは理解できたり、ところどころうっすら聞き取れる箇所が笑いどころ。
かたまりは女装がよく板についてますね。レインボー池田と張り合える。
ニューヨーク・・・ヤクザ2人の帽子取る取らないの些細な言い争いがエスカレート、『アウトレイジ』みたいにキレていく、というネタ。そういや『アウトレイジ』もギャグっぽいですよね。バナナマン日村の「こういうのを待っていた」という感想はよくわかります。これがニューヨークなんですよね。ヤクザキャラもよく似合ってる。
ジャルジャル・・・泥棒という静かにしなくちゃいけない状況で大きな音を立ててしまうという、あまりにもわかりやすい笑い。「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の時代に戻ったのかと思いました。
優勝おめでとう、そして福徳、結婚おめでとう。
今回は爆発的な面白いネタはなく、平均的なネタが出そろった、という印象です。今回のKOCきっかけで誰がブレイクするかというと・・・、誰もしないんじゃないかという気がします。滝音とロングコートダディとニッポンの社長は仕事いくらか増えるでしょうけど、優勝したジャルジャルは芸人としての評価が変わるだけで仕事は変化しそうにないし、ほかの芸人もインパクトを残せたのはあんまり・・・。今回もやっぱりニューヨークはブレイクしそうにないし、空気階段が若手としての評価をまた少し高めた、といったくらいでしょうか。
あと音楽使ったネタが多かったですよね。DVD化されるときどうなるんだろ。
全体的な感想は、「今年も西村はいらなかった」。浜ちゃんがなんかしでかしそうな予感がありましたが、無事終わってよかったですね。
「年金払ってない彼女」のネタですかね。
感動巨編だったけど、笑えなかったし感動もできなかった・・・
たしかにかが屋のネタは、笑いよりストーリー性が前面に出ちゃってる場合があるので、笑いが起きにくい面があるかもしれません。
笑わせてくれー!!!って叫びました(後にも先にもそれしか見てないけど)
大丈夫です!!!かがやさんをあえて見ることはありませんので!!(@_@)
ってどっちの顔ですか?