ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

ゴルファーの自伝

2021年09月10日 09時25分00秒 | 裏話



実は出てすぐに
購入して、
一気に読みました。
面白かったです。

松山英樹プロの
一人称で語られる
ジャストナウな
自伝になっています。

B・ジョーンズの
自伝である
ダウン・ザ・フェアウェイに
強い影響を受けたと
思われる雰囲気が
随所にあり、
翻訳された日本語的な
所もありますが……

B・ジョーンズの自伝も
一人称ですが、
OB・キラーが
取材して書いたものです。

詳細は知りませんが、
この本もそういう形で
書かれたものだと
思われます。

このポジション。
狙っていたのです。
やりたかったなぁ……

色々な人に企画として
相談するたびに
「彼は自伝とかは、
やらないでしょう」
という反応でした。

今回、発売が
公表された直後、
相談した人たちから
「おめでとう!」
「初志貫徹だね」
という連絡を
いただきました。
僕は無関係です、
と返事をすると
同じことを
考えている人が
他にもいたとは、
と絶句していました。

中身を読めば
一目瞭然ですが、
かなりの準備期間が
必要だったはずです。
マスターズ優勝で
このタイミングで発行に
なっただけで、
世に出ないかもしれないと
しれないという前提で
取材を続けていたのだと
推測すると、
僕には無理だったなぁ、
とも思うのです。

ここで宣伝です。

シン貧打爆裂レポート
『GLIDE FORGED PRO
ウェッジ』が
公開されました。
https://www.alba.co.jp/gear/column/article?title_id=513&id=18178

プロ仕様で、
挑戦的な部分もある
ウェッジでした。
ご一読を<(_ _)>

話を戻します。

読み終えた後に、
ゴルフは海より深く、
空より高い、
としみじみとしました。

やっぱり!
と納得する部分と
へぇ~!
と感心する部分と
点在していて
面白い本です。

ゴルファーの自伝では
ニクラウスの本も
有名ですが、
性格がよく出ていて
面白いです。

例えば、
松山プロの自伝では
最初のローアマの
マスターズ、
翌年の2度目の
マスターズ、
プロになって最初の
マスターズは
詳細に書いていますが、
その後の優勝までの
マスターズは
サラッと流しています。
(本当は何冊も別の本が
書けるぐらいに
色々とあって、
ページの関係で
カットしただけかも
しれないけれど)

ニクラウスの自伝は
勝てなかったメジャーも、
数試合前から準備を
始めるシーンから
始まって、
本番4日間の詳細まで
書かれています。

聖書のようだと
嫌みを言われるほど
4、5冊分を
1冊にまとめた
膨大な文字の量なのです。
途中で諦めた、
と読み切れていない人が
多いのは、
それが原因です。

自伝の期間が
松山プロの2倍以上、
メジャーの数も20倍近いので
膨大な量になるのは
やむを得ないとして、
完璧主義、と称される
ニクラウスらしい自伝
なのです。

話が逸れましたが、
松山プロの自伝は
オススメの推薦図書です。
ご一読を<(_ _)>

コメント
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