ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

タイトリストの使命と48の意味

2017年09月06日 10時30分53秒 | 用具



先週約束したタイトリストの話です。
第一弾はアイアン編です 
まずは、
新しく展開されるAP3です 



こちらはAP2です 



そして、AP1です 

APシリーズは
使用者が多いので
自然と注目されていますが……
この3つの画像で
色々なことがわかります 
AP2はツアーを意識したモデルで
ちょっと別格かなぁ、という印象。
AP1とAP3は似て異なるもので、
対象とするゴルファーが
違うことも感じます。



APシリーズを並べて
撮ったものです。
ヘッド長が違うので
シャープさが違います 

米国のゴルファーは
ヘッド長に
こだわらないらしいのですが、
日本のゴルファーは
大きいことが科学的には
許容範囲も
大きくするので
有利だとわかっていても、
ヘッド長が長いアイアンを
嫌う傾向があります 

AP3は、
フェースが長いことで
ブサイクに見えるAP1の弱点を
日本市場を意識して
シャープで小顔な印象にした
アイアンになります 
使用している素材や構造も
AP3は注目に値します。



キャビティタイプは
そのままCBもあります。
主力商品で4種類もキャビティが
あるというのは流石です 



個人的には、新しくなったMBに
興味津々でした 
細かいところなのですが、
『えっ? 同じじゃんか!』
という変更部分があるのです。
しばらくはナイショですけど、
これは面白いことです。
2017アイアン革命の
別の側面なのです 
タイトリストもやるなら
本物になるのだと、予感させます。

遠回りしました。
AP1とAP3には
PWの下に『48』が入りました 
通常ならAWのポジションです。
ストロングロフトの同じアイアンは
他社の多くは50度です。
つまり、2度立っているところから
スタートして、5度刻みです。

打っていないので
詳細はわかりませんが、
挑戦的な雰囲気が
漂っているのです 
48度は一昔前の
標準ロフトのPWです。
単純に1番手の意味で
48度なのか?
どんなゴルファーが、
48度で何ヤードを打つという
想定で決めたロフト設定なのか?
わからないから余計に、
『48』にメッセージを感じました。

ぶっ飛びアイアンを
いくつか試打しました。
アイアン革命2017を
体感するためです。
コースに持ち込んで
わかったのは……
ロフトを立てることのリスクを
クラブで解消できているのか、
という苦悩のようなものです 

ロフトを立てれば飛びますが、
球は低くなるのが普通です。
それでは意味がないのです。
5度刻みで、番手の距離差は
大きくなります。
そういうリスクや問題を
ゴルファーに任せて、
技量で解決させようとするのは
本末転倒なのです 

タイトリストの48度は
他社が限界だと避けた部分を
「うちなら出来るんだよ」
という余裕でクリアしたのであれば
賞賛されるべきことです 

AP3は貧打爆裂レポートで
取り上げる予定です。
検証したいと思います 
発売は今月末で、
動画の公開予定はギッシリなので
その日に間に合いません。
ということなので、
わかり次第、
記事やブログで先行して
伝えたいと考えています。

タイトリストが採用すれば
最新の技術は
スタンダードになります。
それが、20世紀末から
ゴルフ界の不文律です。
さてさて、どうなることやら、
楽しみです 

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