本日のGolf Planet のテーマは
一人ゴルフだったのですが、
その中に20世紀までは、
エチケットのプレーの先行権の
中身が違っていた、
という話が出てきます。
それをフォローするというか、
証拠という感じで紹介します。
手元にある中で
最も古いルールブックは
女子校のコーチに就任した翌年の
1996年のものでした。
コラムを書きながら確認しました。
2000年のものも
20世紀最後なので、
合わせて確認しました。
2001年から仕様が変わって
現在のような形になります。
(左側のものが最新)
上の文言は
1996年のその部分の
中身です。
現在ではボールの数ではなく、
プレーのペース次第で
先行権は発生するという内容で、
一人でプレーしているケースも
差別していません。
20世紀までは
一人でプレーすることを
拒否はしないまでも、
おミソ的な扱いだったのです。
それは、ゴルフというゲームの
神髄を感じさせるものでした。
21世紀になって
内容が変更になった当時、
ちょっとビックリしたのです。
一人ゴルフを肯定するのか?
という戸惑いでした。
Golf Planet にも書きましたが、
ゴルフは進化を続けています。
その時代の状況に合わせて、
最終的にはゴルファーの為に
エチケットも進化しているのです。
一人ゴルフは、その目的が
間違っていなければ、
有効であるケースがあります。
何球も同じ場所から打ったり、
複数のボールでプレーしたり、
そういう御法度を犯さない限り、
ゴルフコースとしても
空いている枠を使って欲しい、
という本音もあるでしょう。
真面目に一人で
普通にラウンドするだけの話だと、
僕もやっと考えられるように
なってきました。
そういうきっかけがあったことに
感謝です。
ゴルフは、来年に向けて
ますます多様な現状に
マッチするように進化します。
受け入れることしか
ゴルファーにはできません。
新しいゴルフを楽しんでこそ、
21世紀のゴルファーなのです。
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