9月30日開票の自民党総裁選には、河野太郎、岸田文雄、高市早苗、野田聖子の4人がでている。9月14日の朝日新聞を読んで、自民党は少し変わるかもしれないと希望をもったが、いまは、安倍極右の巻き返しに、それも消えつつある。
安倍の高市支援で、岸田は森友事件公文書書きかえの再調査を撤回している。そして、安倍がこれまで統制できなかった一般党員票の切り崩しのために、野田を出馬させた。原発稼働、使用済核燃料再処理が、正統な自民党である踏み絵になっている。
自民党総裁選では、1回目で過半数が取れないと、上位2名による一般党員が投票できない決選投票が行われる。これまで、一般党員が投票権を持つ1回目の投票で、もしかしたら、河野が過半数をとる可能性があった。野田の出馬で、この可能性がなくなったというという評がメディで流れている。
17日の4名による討論会では、岸田、高市、野田の3人は、河野太郎つぶしに必死になっていた。見苦しい限りである。
高市の「国民の生命と財産を守るため」「美しい日本の領土と領海と資源」を守るため海外出兵・敵基地先制攻撃はごめんこうむる。
変わらない極右自民党を潰すために、立憲民主党や共産党に、これからある衆院選挙でぜひとも頑張ってもらいたい。
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