いま、ドナルド・トランプは、矢継ぎ早に大統領令を発し、アメリカの独裁者のようにふるまっている。不運なことに、これまで、アメリカが世界の平和や経済を支えてきたので、アメリカン・ファーストを唱えるトランプは、直接に、西側陣営の平和や経済を壊し、ロシアや中国を利している。
トランプだけがおかしいのでなく、周りの側近もすべておかしいのである。バンス副大統領了や政府効率化局のイーロン・マスクもおかしい。
トランプとゼレンスキーの首脳会談もゼレンスキーがトランプに平身低頭しなかったと交渉を一方的に打ち切られた。トランプは、ウクラナイナの行動は「第3次世界大戦を起こしかねない」と非難し、それを止めたトランプに「感謝する」ようゼレンスキーに求めた。
戦争は3年前に、ロシアが一方的にウクラナイナを侵攻したことで始まった。ロシア軍はウクライナ領で暴れまわっているのだ。
ウクライナ国民が可哀そうである。ウクライナのゼレンスキー大統領が可哀そうである。
アメリカ国民がトランプを選んだのである。アメリカ国民は危険なトランプに権力をわたさないよう必死で努力しなかった。
いまからでもアメリカ国民はトランプの暴走を止めるべきである。アメリカの政治体制に大統領の暴走を止める制度があるのだろうか。2年後の議会選挙しか、希望がないように思える。心ある人々が、トランプを危険極まる独裁者だと、アメリカ国民を説得するしかない。反トランプが議会の多数派になるしかない。
強い政府、強い指導者を求める安易な国民の心は、独裁者を生むことになる。日本国民も警戒すべきだ。
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