今日は貝拾いに行かれなかったので、前に拾ってきた貝をちょっと整理したりしていました・・。
地味な貝ですが、口が薄いピンク色に染まっていたので、拾ってきて肉抜きして煎餅の缶の片隅に・・・。
貝の質感から珊瑚宿り系かな~ってくらいにしか思っていなかったけど、
写真に撮って名前とか調べてみたら意外なことがわかりました~
2007年の秋に横須賀市西部の漁港で拾ってきた貝
「チヂワサンゴヤドリ」 25.0ミリ
漬物石では産地は、紀伊半島以南、土佐沖、南シナ海、小笠原。
相模湾まで旅してきたのかな~
鳥羽水族館のショッピングサイトでは和歌山県産のものが4Kで売られていたほどの高価な貝だったとは・・・
口の周囲の薄紫色がなかったら拾ってこなかったかでしょうね~。
もうひとつは、2008年にこれも横須賀市西部の漁港で拾ってきたものです
「ナナイロサンゴヤドリ」 15.4ミリ
蓋もあったと思いますが、小さな貝なので肉抜きの最中に無くなってしまったようです・・・
漬物石では産地は、伊豆半島以南、フィリピン、インド洋、ペルシャ湾。
こちらは、フィリピン産が0.2Kで売られていました・・・。
口が肉色しているので、ニクイロサンゴヤドリだと思っていましたが、拡大して見ると形がぜんぜん違いますね。
どちらの貝も漁港の場所的に相模湾産と考えられますが、葉山しおさい博物館の「相模湾の貝類」未記載種です。
過去に拾ってきた貝からの発見もそうそうあることではないと思いますが、
貝拾いに行けないときなどやってみるとおもしろいかもですね!
※漬物石とは、日本近海産貝類図鑑のことです。漬物石くらいの重さのあるとても高価な本です。
前回、前々回と城ケ島で貝拾いをしてきましたが、今日は4月以来5カ月ぶりの荒崎に行ってきました。
ここはウミウサギ科の打ち上げも狙えるが、レアなタカラ貝を狙う方がおもしろい場所です。
ポイントは何か所かあるのですが、私はここしか無理です・・・
この写真では場所わかりにくいかな~?
当たる時はおもしろいのが出てきますが、当たらないときは何も収穫なしの時もありますね。
今回は、中当たりってところかな・・・
クチグロキヌタ、クチムラサキダカラ×2、サメダカラ、溶岩?
ウキダカラ、クロダカラ×2、カミスジダカラ、クロシオダカラ、ザクロガイ、トウマキ破片×2
ベニイモ×2、ヒゼンツクシ?、シボリダカラ(フリーク)、○○レイシダマシ?ハナエガイ
コウダカアオガイ、クモリアオガイ、クサイロアオガイ×2、ガラス瓶(荒崎より北の浜)
クチグロは汚すぎ。クチムラサキはたぶん昨年のものかな、相変わらず毎年来てるんだなあ・・・
ウキはとっても嬉しい。クロは細長いなあ・・・
クロシオは、荒崎では2つ目、城ケ島のものより一回り小さいので見つけにくいかも・・・
トウマキは割れていなければ良かったんだけどなあ・・・・
アオガイ系は見分け方が難しいので、殻の高さで適当に判別しています。
ビンは何のビン?中に陶器の様なものでできた何かが入っています・・・。