にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

NHKドラマ「氷壁」を観て

2007-12-14 10:30:44 | 映画  テレビ
昨日書いた記事「氷壁」の最終回を観ての感想を書いておこうと思います。「氷壁」のHPはこちらです。

ヒロインの八代美那子は、社長夫人でありながら、二人の青年を愛してしまいます。
彼女は、かっては町工場の娘として生まれ育ちましたが、
不況のあおりを受け工場は倒産、父も早くに亡くし、
兄・工藤敬一と二人で病気の母を看病したくましく生きてきました。
6年前、ヤシロ社長・八代哲夫と知り合い、妻の座を射止めます。
今は高級ネイルサロンのオーナーも兼任するセレブ。

そんな彼女が二人の山男を愛してしまうのです。北沢と奥寺。

主人公の奥寺は、「山が僕の家」と言いきるほどの純粋な山男で、
親友の北沢とは
北沢の死をもっても、その絆は切れていません。

北沢の遺体が発見されその死の原因が明らかになり、
ますます、奥寺と北沢の絆は深まっていくのです。

そして奥寺は北沢の持っていたお守りを身につけ
北沢の意志と共に、再びK2の頂上をめざします。

K2の頂上に立った奥寺は、親友の北沢、愛した美那子とともに
頂上にたったことでしょう。
私なんかは、このドラマを観るまでは登山とは恐ろしく孤独なものと思っていましたが、
奥寺青年を観て、どんなときでも人間は孤独ではない。
人間の絆は、世界最高峰の頂上にたった一人で上ったときでも
友情は更に深まっていくものなのだと痛感させられました。



そして、奥寺青年を演じた玉木宏さんの純粋無垢な演技に、
八代社長を演じた石坂浩二さんの奥の深い演技に
圧倒されたのでした。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする