にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

「ひまわりの小径」 チェリッシュのコンサートの想い出

2008-06-12 13:40:33 | 音楽 美術




ひまわりの小径


林 春生 作詞
筒美京平 作曲


♪あなたにとっては 突然でしょう
ひまわりの咲いている径で
出逢ったことが
私の夢は終わりでしょうか
もう一度愛の行くえを 確かめたくて
恋は風船みたい だからはなさないでね
風に吹かれ 飛んでゆくわ
たちどまる二人には 交わす言葉もなくて
恋はいつも 消えて行くの


あなたはいつか 忘れるでしょう
ひまわりの咲いている径で
出逢ったことを
いけない人は わたしでしょうか
それなのになみだしのんで ふりむくなんて
恋は風船みたい だからこわさないでね
わたしだけの 宝なのに
うつむいた二人には 交わす瞳もなくて
恋はいつも 消えて行くの


恋は風船みたい だからはなさないでね
風に吹かれ 飛んでゆくわ
たちどまる二人には 交わす言葉もなくて
恋はいつも 消えて行くの♪



  十代の頃、チェリッシュファンの友達がいて、
一度だけいっしょにコンサートに行きました。

「なのにあなたは京都へゆくの」
「だからわたしは北国へ 」
「てんとう虫のサンバ」
「若草の髪飾り」
「避暑地の恋」
「白いギター」
 ・ 
 ・
 ・

チェリッシュの歌は当時流行っていて、よく歌いましたが、
「ひまわりの小径」は
ドラマの一場面にでも出てきそうな光景です。
当時、ひまわりといえば、大型の品種しかなかっただろうと思われますので、
かなり特殊な場所のような気がします。
現在は花瓶に飾れる小型のひまわりは沢山見られるのですが・・

ひまわりの咲いている径で、別れた男女が偶然出あって気まずい思いをしているけど、
女性側は男性にまだ未練があり、そんな未練心を女性側から歌ったものと言えば良いのでしょうか。


確かに狭い道でそんな男女が偶然会えば気まずい思いをするのは当然かも知れません。

“たちどまる二人には 交わす言葉もなくて”
“うつむいた二人には 交わす瞳もなくて”

交わす言葉も、交わす瞳もなく、ふたりはそのまま走り去ったのでしょうか。

“それなのに 涙しのんでふりむくなんて”

いえいえ、別れ際に女性が振り向いたようです。
女性は、

“あなたにとっては 突然でしょう”

と相手の男性の気持ちを思いやっているようです。

“いけない人は わたしでしょうか”

女性は自分自身のことを反省しているようです。
こんな風にして、恋愛体験を通して人は大人になっていくのでしょうか。

“あなたはいつか 忘れるでしょう”

いえいえ、ひまわりの小径を見るたび男性も思い出すかもしれません。
真夏にひまわりの小径で再会するなんて・・・衝撃的な光景ですもの。

暑い太陽の下、丈高いひまわりの花々が咲き誇っている小径で
麦わら帽子をかぶった少女が、別れた男性と偶然再会し、驚きとまどいながらも
相手の気持ちを思いやる女心。
もう一度愛の行方を確かめたいという思いと、自分自身を反省する思いとで
少女の目には涙が溢れそうになっている・・・


風船みたいに風に飛ばされていく恋
風船みたいにすぐ壊れてしまう恋

十代の恋ってこういうものなのでしょうか。


コンサートにいっしょに行った友達と
「チェリッシュの二人、結婚するといいのにね~」
なんて言い合っていましたが、本当に結婚しましたね~

コンサートでは、松崎くんばかり司会やおしゃべりばかりしていて
えっちゃんは、にこにこしていて歌うだけでした。
えっちゃんのおしゃべりも聞きたかったな・・
なんて当時は思ったものでした。





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